06年7月9日
今日は何の日小咄「日章旗の日」
# 徳川幕府が日章旗を日本国総船印に制定(1854年)
$「日の丸って、最初は船に付けたのかぁ」
「外国向けだったんだ」
「自国の日本向けに、日の丸は?」
「弁当に付けたらしい」
圓窓
一日一句 9日
滝の水無言に落ちて音を吐く 圓窓
圓窓
今日の出来事・9日
運転して浅草演芸ホールへ。
[夕立屋]。
マクラに「日、月、雷」が旅をしたという小咄をやって、、、。
これも一席にしたいと考えているので、、、。
圓窓
== ここに「落ち」あり ==
でぇしょやの弥助さんへ。
噺の流れとして、「一〜四」はオウム返しと言われています。
滑稽噺の与太郎シリーズはほとんど、このパターンです。
狂言にも多いパターンです。
>> 一と三を入れ替えたら、講話とか訓話になっちゃいます。。。
まさにそうですね。
講談、浪曲はそれに近い部分がなきにしもあらずでしょうね。
>> 「前触れ」(仕込み)から「くり返し」へっていう流れは、落語のもつ基本的な構造だと思います。
「時そば」を例にすると、前に粋な江戸っ子が出てくるからいいので、いきなり与太郎から始まったのでは、何がなんだかわからない。。。
その通り!
>> 「錯覚」もまた、重要な要素だと思います。
とくに、この噺では、姑が嫁に対して、
「おはぎを食った挙句に蛙まで入れて」
と怒ったのでは、何の面白みもないですので、、、。
その発想は、というより心配かな(笑)、あたしにはありませんでしたので、新鮮です。
おまじないを信じる姑女が、そこまで考えることはないと思いますが、、、、考えたとしたら、ものすごく奥が深いものになりますね、、、。
>> ただし、この「錯覚」している部分については、演じる人によっても、聴き手の受ける印象は違うし、文字を読むのと、口演を聴くのとでも、印象が違います。
確かに、、、。
>> ですので、私としては、高座を拝聴するほうが、より面白みがあると思います。
もちろんです。
>> というのは、黙読のときの「間」と、聴くときの「間」が違うからではないでしょうか。。。
以前、戦後の某落語評論家が「圓朝全集を読むと
圓朝の名人芸がわかる」と言ったことがありました。
それは違います。圓朝の生を知らない人間にわかるわけがないのです。
圓窓
落語大好き22歳さんへ。
>> 七日浅草に行きました。師匠の高座は1年ぶりでしょうか、
確か昨年の大銀座落語祭の時依頼だと思います。
確かあの時はイタ付きの高座でしたよね?
今は大分治られたようでなによりです。
最近の師匠の寄席の出番は交互出演ですが、10日間というのは体力的に無理なのでしょうか?これからも楽しみにしております
ありがとうございます。
毎日はつらいので、半分ずつにしてもらってます。
今日は江戸小咄を付けて、「夕立屋」に入りました。
マクラの小咄、、、「日、月、雷の旅」の小咄なのですが、肉付けして一席にしたいと考えております。
まだタイトルがありません。
なにかいいアイデアはありませんか、、、。
圓窓
こんにちは。
七日浅草に行きました。師匠の高座は1年ぶりでしょうか、
確か昨年の大銀座落語祭の時依頼だと思います。
確かあの時はイタ付きの高座でしたよね?
今は大分治られたようでなによりです。
最近の師匠の寄席の出番は交互出演ですが、10日間というのは体力的に無理なのでしょうか?これからも楽しみにしております。
噺の流れとして、
一、最初に正しい言い回し、礼儀作法などが説明される
二、聴き手(読者)が納得する
三、登場人物が一と違った発言・行動をする
四、聴き手は、一と三を比べておかしさを感じる
っていう順序が、落語を聴いていて自然と出てくる面白みのオオモトだと思います。
一と三を入れ替えたら、講話とか訓話になっちゃいます。。。
「前触れ」(仕込み)から「くり返し」へっていう流れは、落語のもつ基本的な構造だと思います。
「時そば」を例にすると、前に粋な江戸っ子が出てくるからいいので、いきなり与太郎から始まったのでは、何がなんだかわからない。。。
前触れとか、仕込みは、とても大切だと思います。
「錯覚」もまた、重要な要素だと思います。
とくに、この噺では、姑が嫁に対して、
「おはぎを食った挙句に蛙まで入れて」
と怒ったのでは、何の面白みもないですので、、、。
ただし、この「錯覚」している部分については、演じる人によっても、聴き手の受ける印象は違うし、文字を読むのと、口演を聴くのとでも、印象が違います。
ですので、私としては、高座を拝聴するほうが、より面白みがあると思います。
というのは、黙読のときの「間」と、聴くときの「間」が違うからではないでしょうか。。。
、、、いろいろと、理屈を考えるのも面白いですね。
== ここに「落ち」あり ==
この「落ち学講座」は〔圓窓落語大百科事典・だくだく〕の圓窓五百噺ダイジェストを第1テキストとして「落ちとはなんぞや」を再検討して、できればなにかを新発見できればと思っています。
既成の「○○落ち」とか「××落ち」とかの用語は不完全なので使わないようにします。
圓窓の一人合点に陥らないようにしたいので、多くの方の参加を希望しております。
意見、感想をよろしく。
ますは、
001 圓窓五百噺ダイジェスト[おはぎ大好き(おはぎだいすき)]を覗いてください。
落ちの部分を示そう。AとBから成り立っている。
++++++++++++++
A) あまりにも大きな声を出したもんで、中の蛙がびっくりしたんでしょう。重箱から飛び出して、ピョン、ピョン、ピョン、ピョン、ピョン、ピョン。
B) 姑女「これ、これッ。そう跳ねるでねぇよ。アンコが落ちるから」
++++++++++++++
A) を追い地語り(落ちを言わせる演者自身の語り(ナレーションの部分))
B) を落ち台詞(落ち手(落ちを言う登場人物)の台詞)
第三者から見ると、姑女が蛙をおはぎだと信じ込んでいることは完全な錯覚。跳ねる蛙を見て、「あんこが落ちるから」と発するこの言は、おはぎの縁語を使用。
錯覚をより面白くしたのが縁語だ、と言える。
しかし、それだけではない。圓窓五百噺ダイジェストには載せきれなかったが、サイト〔圓窓落語大百科事典・だくだく〕の圓窓五百噺全集の中の[おはぎ大好き]を読むとのっているのだが……。
姑女が「おはぎを嫁に食わせるものか」と一人で食べ始める、そのときの台詞。
姑女「こねぇだも、そうだ。峠向こうの熊蔵の所へ嫁を連れて挨拶をぶちに行ったと
きのこった。向こうも心得てて、帰るとき、嫁に重箱いっぺぇのおはぎを持たせ
てくれた。まぁ、嫁のやつは歩きながら『嬉しい、嬉しい。おはぎだ、おはぎだ』
って。やたらに振り回すでねぇか。『これこれ、そうだに振り回すやつがあるか。
あんこが崩れるでねぇか』ってなんど言っても、『嬉しい、嬉しい。おはぎだ、
おはぎだ』って振り回して。で、うちへ帰ってきて、重箱の蓋をとって『あれ、
婆さまの言った通りだ。あんこが崩れておる。こうだにあんこの崩れているのは
婆さまに差し上げるわけにはいかねぇ』って、自分一人で食べやがった。油断も
隙もありぇしねぇ嫁じゃ」
姑女は以前、嫁に言っていたのである。
『これこれ、そうだに振り回すやつがあるか。あんこが崩れるでねぇか』と。
これが落ち台詞に響きを与えている。つまり、仕込みとして、落ち台詞の前触れとなっている。
『あんこが崩れるでねぇか』「アンコが落ちるから」。二つの繰り返しである。
結論。この噺の落ちの要素として、「錯覚」「縁語」「前触れ」「繰り返し」がある、と言いたい。
圓窓
06年7月8日
今日は何の日小咄「質屋の日」
# 全国質屋組合連合会が制定。「しち(7)や(8)」の語呂合せ。
$「俗に言ういろんな呼び方があるんだってね」
「上方では『ひっち屋』という」
「『一六(いちろく)銀行』なんて洒落ているね」
「『セブンハウス』というのも」
「ひっくり返して、『弥七っつぁん』というのもある」
「優しいそうだね」
「都々逸がある。貧乏してても遣り繰りゃ上手 今朝も七つ屋で褒められた」
「意味は?」
「早朝に質屋へなにか質草を持っていく。質屋の人に『貧乏してても遣り繰りゃ上手だね。大変だね』って褒められた、という都々逸さ」
「そうかぁ。質屋は利息が付くから、八利九利って洒落かと思ったよ」
「それは無理(無利)読みさ」
圓窓
一日一句 8日
綻びを繕ふ針や夏の月 圓窓
圓窓
今日の出来事・7日
浅草演芸ホールへ。[夕立屋]
この噺、あたしは肉付けして長めに演っている。
夕立屋は注文書を持っていて、それを依頼者にわたし、依頼者が自分で読んでお好みの項目に丸印をつける、という演出で演っていたが、、、、、。
今日、ちょいと変えてみた。
夕立屋が読み上げて、依頼者がそれを聞いて、注文をする、という形に、、、、、。
そうすると、夕立屋と依頼者のやりとりがぽんぽんと弾んで面白かった、、、、。(もちろん、反応があった)
高座本を書き換えよう、、、。
圓窓
一日一句 7日
閑つぶしあるだけの萵苣和へにけり 圓窓
圓窓
ある日の世間話
昨夜の鹿児島の豪雨。
「台風に手足があるってね」
「ああ、あるさ」
「証拠は?」
「雨足が早くなるし、後の爪あとがすごい」
圓窓
ある日の世間話
「池袋から鎌倉までJR一本で行けるなんて、、」
「いざ鎌倉の精神はJRに伝わってきてたんだね」
圓窓
圓窓の大きな独り言
明日の分まで載せちゃった、、、、、。(笑)
圓窓
06年7月6日
今日は何の日小咄「サラダ記念日」
# 歌人の俵万智さんが1987(昭和62)年に出した歌集『サラダ記念日』(河出書房新社)の中の一首この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日から。
この歌集がきっかけで短歌ブームがおき、また、「記念日」という言葉を一般に定着させた。スーパーやドレッシングのメーカー等が、商品の売り上げを伸ばそうとPRを行っている。
$「サラダに必要なものは?」
「ドレッシング?」
「違う。味噌一文字さ」
圓窓
06年7月7日
今日は何の日小咄「七夕の節句」
# 旧暦の7月15日の夜に戻って来る祖先の霊に着せる衣服を機織して棚に置いておく習慣があり、棚に機で織った衣服を備えることから棚機という言葉が生まれた。その後仏教が伝来すると、7月15日は仏教上の行事「盂蘭盆(盆)」となり、棚機は盆の準備をする日ということになって7月7日に繰り上げられた。
これに中国から伝わった織女・牽牛の伝説が結び附けられ、天の川を隔てた織姫(織女星、こと座のベガ)と彦星(牽牛星、わし座のアルタイル)が年に一度の再会を許される日とされた。
$「いろんな伝説が混ざっているんだね」
「だから、衣装も交織が流行ってきたのかな」
圓窓
一日一句 6日
だうだうの音ますますや滝近し 圓窓
滝の連作中、、、。(笑)圓窓
今日の出来事・6日
久しぶりに「鎌倉駅」で下車。
こんなににぎやかだったかなぁ、、、十年前、、。
帰り、駅の近くでイタリアン料理を食す。
サラダとスパゲッチー、、、、。
圓窓
今日の出来事・6日
打ち合わせに鎌倉へ。
「寺子屋運動をやっている」に気に入った。
圓窓
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」[夏の医者]
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「隠居はん。ウワバミの中で飲まれた医者が使用した大黄って、そんなに効くの?」
「これはタデ科の植物で、ヨーロッパや中国で古くからその根に含まれる成分が下剤として広く用いられてきたらしい」
「西洋でも?」
「落語に出てくる葛根湯や大黄末は昔の医者の常備薬として欠かすことのできないものだったようだが、今でも広く製薬に用いられている」
「なるほど」
「植物やカビなどには人間の病気に効く成分が含まれている。大黄もそうかもしれない」
「でも、酒と同じで飲みすぎると害になる場合もあるんでしょう?」
「確かにそうだ。ケシからは阿片という麻薬が採れるので栽培が禁止されているが、モルヒネという麻酔薬は医療には欠かせないものとなっている。また、カビの類もペニシリンなどのように抗生物質として近代医療の発展には大いに寄与している」
「噺にある豆腐の腐った[酢豆腐]は役に立たなかったんだ」
「そうだね。製薬会社はそういう発見に多額の金をつぎ込んで、開発した暁にはその何百倍の儲けが得られるので、発見のために血眼になって世界中を捜しまわっているという話だ」
「薬品が躍進するって、洒落はどうでしょう」
「まぁまぁだね」
つづく?
06年7月5日
今日は何の日小咄「ビキニスタイルの日」
# 1946(昭和21)年、フランスのルイ・レアールが、世界で最も小さい水着としてビキニスタイルの水着を発表した。
発表の4日前にアメリカが原爆実験を行ったビキニ環礁からその名前がとられた。
$「原爆実験の場所の名前が水着に付けられたのは面白いな」
「実験場所一帯は無残にも剥がされて丸裸に近くなったからだろう」
圓窓
一日一句 5日
一天を破きて滝となりにけり 圓窓
滝のような雨、、、、、、圓窓
今日の出来事・5日
Oさんとは話が弾んで、「落語の中の教育論」にまで、、、、、。
「新聞で取り上げたいなぁぁぁぁ」と言われたが、、、お世辞としても嬉しいじゃぁん。
圓窓
今日の出来事・5日
毎日新聞の記者のOさんからのインタビュー「風呂敷について」。巴里にて。
Oさんのかみさんは外語大の日本語教授だそうだ。
日本語について話をきかせてもらいたいなぁ、、、と伝えた、、、、。
風呂敷の復活は「もったいない」に通じる。
そのことを言うと、今、毎日新聞の行っている活動と同じですね、と言われた、、、。
そうか、、毎日新聞だったのか、、あの活動は、。
圓窓
圓窓
「校正を見たいのですが」というと「基本的にはそれはできないのですが」と。たぶん、それをOKにすると「ああ
今日の出来事・4日
毎日新聞社の記者から電話。
「風呂敷の特集をするので、お話を伺いたい」と。
「趣味は風呂敷」というわけではないが、引き受けて、明日、会うことになった。
「ふるしき、という」とでも話すかな、、、。(笑)
圓窓
06年7月4日 今日は何の日小咄
「プロ野球オールスターの日」
# 1951年甲子園球場で第1回プロ野球オールスターゲーム開催。2勝1敗でセリーグが勝利、最高殊勲選手は杉下 投手(7月)
$「セリーグが勝ったんだね」
「パリーグもよく戦ったがね」
「結局、セリ勝ったんだよ」
圓窓
一日一句 4日
読経聞きつつ蟻地獄見つけたり 圓窓
読経って、遠くから聞くとなかなか味があるもんだ、、、。
圓窓
今日の出来事・4日
日大へ。
今日は四人の女の子が「話掛け」。
このテスト、回数を重ねてきたので、みなさん話し方が巧くなってきたようだ。
聞き上手こそ話し上手、というあたしの自論を証明してくれているのが、うれしい。
4番目の人をあたしが指名するときに、
「犬の話だったね」
と、あたしが言ってしまった。
彼女は、
「落ちを言っては困ります」
「ごめんごめん」
前もって原稿を読ませてもらっているあたしのうっかりミス、、、、。
でも、彼女の話し方は、個性を発揮したもので、結構でした、、。
圓窓
よしださんへ。
>> こんばんは!
圓窓五百噺、毎日寝る前に何話づつ読ませていただいてます。すごく面白いです。
おお!! よしださん!!!
あたしも読むほうへ回りたいです。(笑)
>> やっぱり読むのと聴くのでは大分感じが変わりますね。わからない言葉がすぐ調べられるのが読む落語のいいところだと思います。
だと思います。検討できますし、、、。
>> でも読めば読むほど「ここに載っているもの全部、先生に生でやってほしいなぁ」と思います♪
そりゃ大変だ、、、、。
>> 明日の授業も楽しみにしています。あと明日は原稿を先生に出しに行きます!オチがうまくできなくてちょっと心配です。
楽しみだなぁ、、、、。
それと、あたしの口演の噺だが、なににするかな、、、。
圓窓
こんばんは!
圓窓五百噺、毎日寝る前に何話づつ読ませていただいてます。すごく面白いです。
やっぱり読むのと聴くのでは大分感じが変わりますね。わからない言葉がすぐ調べられるのが読む落語のいいところだと思います。
でも読めば読むほど「ここに載っているもの全部、先生に生でやってほしいなぁ」と思います♪
とっても読み応えがあって毎晩の楽しみになっています。
明日の授業も楽しみにしています。あと明日は原稿を先生に出しに行きます!オチがうまくできなくてちょっと心配です。
それでは
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」[夏の医者]
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「隠居はんね。歳時記で。萵苣ってぇのを捜してみたら、ありました。春の季語でしたね」
「そうかい」
「圓窓の句にこんなのがありました。
閑つぶしあるだけの萵苣和へにけり」
「なるほど」
「だから、あの噺の中の誰かが、あるだけのチシャを和えたんじゃありませんか、暇つぶしに?」
「そうかもしれないね」
つづく
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」[夏の医者]
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「八っつぁんや。食い物って大事なことだから、謙虚になるもんだよ」
「中元や歳暮で、粗品って書いて送りますよね。『粗末なものですが』って。そうわかっていたら、送らないほうがいいと思いますがね」
「そこが謙虚なんだ」
「また貰ったほうもいい加減なもんで、礼状に『粗品をありがとうございます』って」
「ときどきあるな」
「『こんな物ですが、どうですか?』ってぇのがありますよ。貰っほうも、『こんな物、すいません』だって」
つづく
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」[夏の医者]
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「隠居はん。噺の中で『胡麻よごし』って言いますよね。食べる物に『汚す』ってぇのはいい感じじゃありませんね」
「『お口よごし』というな。それと同じで謙虚の気持ちがあるんのではないかな」
「なるほど」
つづき
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」[夏の医者]
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「隠居はん。平和って麻雀にもありますね。ピンフって言いますけど」
「ああ、あるなぁ」
「争うゲームの麻雀に平和ってぇのは?」
「ピンフという役は手の内に同じ牌を3枚一組にするものがあってはならない手だな。言い換えれば、3枚も独り占めにするということをしない。つまり、他人の役作りの邪魔をしていないことなんだ」
「なるほど」
「昔、中国人が麻雀を考えたときに、ピンフを役とした考え方に深い意味が秘められている。平和は他人、異なる文化・宗教、まわりの国々の邪魔をしないことから生まれてくるものなのだ」
「また、なるほど」
つづき
一日一句 3日
病葉や老舗の暖簾はためいて 圓窓
圓窓
06年7月3日
今日は何の日小咄「ソフトクリームの日」
# 1951(昭和26)年、明治神宮外苑で行われた米軍主催のアメリカ独立記念日を祝うカーニバルでソフトクリームが販売され、初めて一般の日本人がソフトクリームを食べた。
$「戦争はハード」
「復興はソフト」
圓窓
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」[夏の医者]
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「今、八っつぁんの言った、『和』。『和える』だがね。二つの違ったものを混ぜ合わせることだ」
「だったら、人と人が『会える』ってぇのと同じだ」
「そうだね。だから、『和える』にはお互いに持ち味を生かしてよりおいしい料理に仕立てるという意味があるように思うな」
「なるほど」
「そこには『和をもって尊しと為す』の和がある」
「聖徳太子の憲法だ」
「平和の和が存在する、と言ってもいい。するとそれは「和む(なごむ)」につながるのである」
「和えた物で、旨いのまずいのと喧嘩しちゃいけねぇんだ」
つづき
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」[夏の医者]
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「隠居はん。噺の中で『チシャの胡麻よごし、という料理を食べて患った』ということなんですが、今でもある料理なんですか?」
「あるよ、八っつぁん。『チシャの胡麻和え』のことだ。西日本では『チシャ揉み』『チシャなます』といって夏には欠かせない料理らしいな」
「揉んだんですか……」
「レシピを見ると、油揚げやちりめんじゃこなどに混ぜて胡麻も入れるようだから、昔から胡麻和えで食べたんだろう」
「それは食い過ぎると腹をこわすんですか?」
「チシャはあくが強いから、葉を揉んでそのあくを出してから和えるそうである。春の若い葉のチシャはそれほどでもないが、夏は葉も硬くなってあくが強くなると思われる」
「なるほど、悪(あく)を追い出すのがヘイワの和なんだ」
「八っつぁんはいいことを言うなぁ」
つづく
000 楽屋話 000
圓窓へ新弟子が来たので、萬窓がその子のために近所のアパートを捜しに回った。
「落語家さんですか? 夜中に稽古をして『うるさい』という苦情がでるのもこまるのですが、、、。」
萬窓曰く「いえ、うちの一門は稽古はほとんどしませんから」
圓窓
今日の出来事・3日
窓輝の運転で浅草演芸ホールへ。
整理するので、今日も「おはぎ大好き」。
帰り、サンクスで食料を得る。
窓輝の分も(笑)
圓窓
世の中「なんだこりゃ!」
テレビ番組のパラシュートが赤坂御用地内に下りちゃったとか、、、、、。
「球場行くつもりが、宮城に行こうとしたんじゃないかな」
「捕まったのかい」
「御用、となったろう」
圓窓
今日の出来事・2日
[叩き蟹]とコーラスのコラボを企画して、その作曲担当の中川いづみ先生より電話をいただく。
「アドリブ性が魅力の落語ときっちりと揃わないといけないコーラスとをどう結びつけるか、これからです」と。
確かに音楽のほうも個人の奏ならなんとかなるだろうが、、、、だ、、。
いい曲を作ってもらいたいなぁ、、、。
楽しみ、、、。
圓窓
圓窓の大きな独り言
元総理だった橋本竜太郎氏が亡くなった。
68歳、、、、、、、、。うーーん、、、、。
橋竜と言われた人、、、、、総理期間は1年と短かったが、、、、。
あたしも「橋八」と言う人もいなかった。言いにくいらしい。(笑)
橋本八郎、である。
圓窓
06年7月2日
今日は何の日小咄「たわしの日」
# 1915(大正4)年、西尾商店(現在の亀の子束子西尾商店)の西尾正左衛門が、「亀の子束子」の特許を取得した。
亀の子束子が考え出されたのは1907(明治40)年のことで、正左衛門の妻が、売れ残っていた棕櫚[しゅろ]製の玄関マットの切り取って丸め、床を磨くのに使っていたことがヒントとなった。
$「亀の子束子に対抗して、兎の子束子を考案して発売した人がいた」
「売れた?」
「亀の子を使っている人は仕事がのろい」
「兎の子は?」
「途中で居眠りをする人が多くて、売れなかった」
圓窓
一日一句 2日
踊りの輪崩せし雨の上がりけり 圓窓
踊りは苦手だが、、、。圓窓
今日の出来事・2日
落語っ子連の稽古日だったが、この梅雨で腰、背中が重くて、休ませてもらった。
連中、自習をしたことでしょう、、、、。
圓窓
一日一句 1日
叩かれて腹さぐられて西瓜かな 圓窓
四角四面のスイカがあるとか、、。
圓窓
06年7月1日
今日は何の日小咄「童謡の日」
# 日本童謡協会が1984(昭和59)年に制定。
1918(大正7)年、多くの名作童話・童謡を生み出した日本初の児童文芸誌『赤い鳥』が創刊された。
童謡を日本の文化遺産として保存・アピールすることを目的とし、各地で童謡コンサート等が行われる。
$ 童謡の応募作品を選んでいた審査員の先生が、
「どれもこれも同じようだな」
「同様(童謡)ですね、まったく」
圓窓
ある日の世間話
# 川渕キャップテンの世紀の失言から、オシムとジェフユナイテッド千葉と協会の三者がもめている。
結局、協会が謝罪をするそうだ。
「さすが、けり(蹴り)をつけるのは巧い」
圓窓
ある日の世間話
# 車中でニッポン放送を聞く。
「FIFA会長が『サウジ、イラン、韓国、日本のアジア勢が決勝リーグに残れなかったのは、事故みたいなもの』と発言をしたらしい」と。
圓窓のひとりごと「サウジ、イラン、韓国はそんなことはないとしても、日本は完全にジーコ(事故)だろう」
圓窓
今日の出来事・1日
# 浅草演芸ホールの昼。13時45分。車を転がして。
楽屋はいいものだ。歌留多がなにやら裁縫。
「愛の綻びを繕っているのかい?」と声を掛ける。(笑)
生之助が荷物を置きにきたと、楽屋にいた。馬の助、志ん輔、志ん駒など。
病気の話ばかり、、、、、。
圓窓
今日の出来事・1日
この7月上席、浅草演芸ホール13時45分。
1、3、7、9日の四日間、交互の出演します。
よろしく、、。
圓窓
圓窓の大きな独り言
もう10年になるか、メール仲間の大蛇さん、ただしろうさんと「抜け雀」について再考そたことがある。
衝立の絵に、讃を添えよう。
落ちを変えよう。
それは高座では口演することなく終ってしまった。
パソコンをいじっていたら、そのデータが出てきたので、どこかで演ってみようと思っている。
圓窓
圓窓の大きな独り言
今、12チャンネルで「歴史ミステリー・光秀の謎」を見ているが、面白い、、、。
歴史はどうしても謎が生まれるから面白いのかもしれない。
圓窓
000「落語の授業」000
今年の夏休みも富山県主催の「お笑い道場」へ出向く。
四年目になるかな、、、、。
案内状にコメントを載せるので、原稿を送った。
++++++++++++++++
落語は人間にある「喜怒哀楽」を表現する芸です。
「喜び・怒り・泣き・笑い」を大きな声で表わしてみましょう。
でも、他人に迷惑をかけてはいけません。
自分を大切にすると同時に他人も大事にするのが、本当の人間です。
堂々と大きく生きましょう。
「夢は大きく 声はもっと大きく」です。
圓窓
圓窓の大きな独り言
NHK録画撮りで「叩き蟹」を鑑賞したSさんからハガキがきた。
「母と一緒に聴かせていただきました。『叩き蟹』は会心の作と存じます。同じ頃、渋谷で母娘を襲う大変な事件(富豪を誘拐)がありました。
あたくしたち母娘は師匠からいただいた幸せに感謝です」
「落語を聞いて、幸せだ」なんて言われると、涙が出てきますよ、、。
圓窓
000「落語の授業」000
先日、落語の授業をした十条台小学校の5年児童より感想文(復習にあたる)がきた。
担任の中里先生からの感想も入っていた。
「表現することに自信がなく、学校一声が小さく照れ屋の子どもたちです。その子どもたちが多くの人の前で、落語をし、鰯売りや金魚売りの真似をするなど考えることができませんでした。今では少し変化してきてます」と。
子たちに『夢は大きく、声はもっと大きく』と言ってきたことが通じているようで、うれしい。
圓窓
06年6月30日
今日は何の日小咄「アインシュタイン記念日」
# 1905(明治38)年、アインシュタインが相対性理論に関する最初の論文「運動物体の電気力学について」をドイツの物理雑誌『アナーレン・デル・フィジーク』に提出した。当時、アインシュタインはスイス連邦特許局の無名の技師だった。
$「アインシュタインは日本にも来ている」
「人力車にどうぞ、と言われたときに、『人を乗せて人が引くなんていやだ』と拒否したそうだね」
「車夫を乗せて、アインシュタインが引けば、相対性なんだがね」
圓窓
一日一句 30日
クレーン車の向うにキリン日向ぼこ 圓窓
圓窓
圓窓の大きな独り言
啓進塾の夏期「落語の授業」の日程が決ったが、
対象は6年生。
さて、教材としての出し物は? またどんなことから入って? などと、いろいろ考える。
4年生には「寿限無」と演ったが、、、、。
圓窓
世の中「なんだこりゃ!」
殺しを目的の放火も流行っている、、、、。
「叩き蟹」の中で、甚五郎が「火を付けようかな」って、冗談をいう場面があるのだが、、、、。
「言っていいかなぁ」と落語の中のことでも、ふと、考えてしまう。
圓窓
06年6月29日
今日は何の日小咄「ビートルズ記念日」
# 1966(昭和41)年、人気絶頂のイギリスのロックグループ・ビートルズが初来日した。翌日から東京・日本武道館で3日間5回の公演を行った。学校をさぼってかけつけた高校生ら6520人が警察に補導された。
$「その頃、ビートルズの音楽は大人からは悪いものと評されていたんだね」
「高校生が6520人も補導されたんだね」
「その中には先生の数も入っていたそうだ」
圓窓
世の中「なんだこりゃ!」
北朝鮮の工作員の記者会見をテレビで見た。
「われわれの人権を、、、、、、」だって、、、、。
なんだこりゃぁぁぁぁ、、。
考えてみると、事件、裁判で「加害者にも人権がある」という言葉をよく耳にする。
テレビを見ている人間がまちがっているのか、、、?(笑)
圓窓
<< 蕎麦のほそ味 >>
池袋に出たついでに、地下街の篠ノ井で「とろろ蕎麦」。
うどんと蕎麦はメニューで肩を並べている、、。
篠ノ井って、信州の地名だったよなぁ、、、、。
圓窓
今日の出来事・29日
「みすずさん」に関する打ち合わせで、池袋へ。
JULAのKさんと会う。
「来年の企画、『生まれ変わって喜寿』というタイトルはどう?」と、、、、、。
圓窓
一日一句 29日
水中に傷はなきやとあめんぼう 圓窓
あめんぼうって、飴の匂いがするのが、語源となっているとか、、、、。
圓窓
000だくだく新着情報000
圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェストに「垂乳根」「短命」「千早ふる」を載せました。
よろしく、、、、圓窓
圓窓の大きな独り言
東京を離れて、「悠々自適でーーー」というハガキを何度か送ってきた人が亡くなった。
落語好きだったということで繋がりをもっていたのだが、後年、「クラシック音楽のほうが詳しいんだよ」と白状した人であった。
音楽と落語をつなげる企画をしようよ、と話し合ったこともあったが、、、。
圓窓
06年6月28日
今日は何の日小咄「パフェの日」
# 1950(昭和25)年、巨人の藤本英雄投手が日本プロ野球史上初のパーフェクトゲーム(完全試合)を達成したことに因み、「パフェ(parfait)」がフランス語で「完全な(パーフェクト)」という意味であることから。
$「藤本はパフェを好んで食べたのかな」
「それはわからないなぁ」
「このパフェの日は藤本にしらせてあるのかなぁ」
「それもわからないなぁ」
「不完全事項なんだね」
圓窓
一日一句 28日
水着でもマネキンの目は晴着の目 圓窓
今日は暑かった、、、、圓窓
圓窓の大きな独り言
12チャンネルで映画「小鹿物語」を見た。
小学生のころ見たことがある。
それが、ただ懐かしいだけものではなかったことがわかった。
子供と小鹿を通して、自然、人間、そして家族、社会、生きること、死ぬことを、語るというより優しく訴えているのだ。
こんないい映画を小学生のころ見ていた自分が、なにか妙に感じた。
先日、NHKテレビで「叩き蟹」を口演したあと、中川緑アナからインタビューを受けたときのことを思い出した。
「師匠はこの噺のどういうところがお好きなんでしょうか?」
「落語というと笑いだけを強調する風潮がありますが、あたしは喜怒哀楽を表現するのが落語だと思っています。喜び、怒り、泣き、笑い。この『叩き蟹』にはそれがあります」
人間が「小鹿物語」を手本として生きていくと、いい世の中になるはずだ、、、。
ついでに「叩き蟹」を、、、、、(笑)
圓窓
圓窓の大きな独り言
昨日、27日のアクセス数が「98」で過去最高でした。
これは、買収、売りぬけ、日銀総裁などの影響はさらさらありませんので、、、、。(笑)
みなさんお一人おひとりの声援です。
ありがとう。
圓窓
でぇしょやの弥助さんへ。
>> 今の大学一年生は、圓窓師匠の教科書で習った最初の世代でしたか?。
あたしの口演の「ぞろぞろ」が小4年の教科書に載るようになったのは平成12年度からです。
今の大学生はまだ習ってないでしょう。
これからですよ、、楽しみは、、、、。(笑)
>> 小川未明も、新美南吉も、宮沢賢治も、私が学生の時には、すでに歴史上の人物でしたから。。。
今日でも他にも歴史上の人物はどっさりいます。
そういう人たちと触れたとき感激ものですよ、、。
圓窓
>先生の授業がダイスキです。
今の大学一年生は、圓窓師匠の教科書で習った最初の世代でしたか?。
教科書の執筆者じきじきの授業を受けられるなんてのは、学生さんにしてもかなりの幸運でしょう。
文部科学省検定の教科書で、小学校4年生のとき習った人に大学で再会できるなんて、めったにある話じゃあありません。
小川未明も、新美南吉も、宮沢賢治も、私が学生の時には、すでに歴史上の人物でしたから。。。
学生さんがうらやましいですよ・・・(笑)。
今日の出来事・27日
日大が学生さんから、チラシを貰った。
「7月8日(土)13〜16時、所沢校舎で「演劇学科2年生総合実習(日本舞踊)」で「にんぎょ」を公演する。
原作が小川未明なので、見たいのだが、、、、寄席があるので、ちょいと無理だなぁぁぁ、、、。
無理でない方、鑑賞してくださいな、、、。
圓窓
よしださんへ。
文字化けの文は削除しますからね。
>> 先生がいつも授業でこのサイトの話をされているので、やってまいりました。とても素敵なサイトですね。
ありがとう。
文字のデータだけでは人にまけませんよ、、。(笑)
>> 圓窓五百噺全集、これからジックリ読ませていただきます。
感想も書き込んでね。それも資料になるので、、、。
>> 来週も、授業楽しみにしてます。先生の授業がダイスキです。
わぁぁぁい!!!(笑)
あたしもサイトを覗いてもらえると、張り合いがでますので、、、、。
圓窓
先生ごめんなさい。下のカキコミ一部文字化けしてしまいました。お手数ですが削除お願いします。
始めて掲示板に書き込みさせていただきます。
日大で火曜日に授業を受けているよしだと申します。
先生がいつも授業でこのサイトの話をされているので、
やってまいりました。とても素敵なサイトですね。
圓窓五百噺全集、これからジックリ読ませていただきます。来週も、授業楽しみにしてます。先生の授業がダイスキです。
それでは
今日の出来事・26日
落語協会の理事をやっていたが、、、、任期、腰痛などを考慮して降りる、、、。
これからは、相談役だってさ、、、、、。
相談するのか、されるのか、、、、。(笑)
あたしは理事の定年制を提唱していたのだが、それは明文化されたのかな、、、、。
圓窓
一日一句 27日
真直ぐに来てふんわりと蝶去りぬ 圓窓
圓窓
06年6月27日
今日は何の日小咄「演説の日」
# 1874(明治7)年、慶応義塾の三田演説館で日本初の演説会が行われた。
「演説」という言葉は慶応義塾を創設した福澤諭吉が仏教語をもとに作ったもので、この日の演説で福澤は「日本が欧米と対等の立場に立つ為には演説の力を附けることが必要」と説いた。
$「演説の力というと?」
「話す力さ」
「大きな声?」
「それもあるだろうが、内容も肝心さ」
「欧米だけじゃなくて、南洋も?」
圓窓
06年6月26日
今日は何の日小咄「露天風呂の日」
# 岡山県湯原町うるおいあるまちづくり委員会が1987(昭和62)年に制定。「ろ(6)てんぶ(2)ろ(6)」の語呂合せ。
$「大人ではなくて、小さな子供たちが集ったとか……」
「露天風呂に?」
「ローテーン(露天)と間違えたらしい」
圓窓
一日後れの今日の出来事・27日
昨日の録画撮りで、、、、、。
前もって、座布団の上の臀部のあたる辺りに、置いてください」とスタッフに頼んでおいた。
時間が来て、ステージの袖に行って高座の様子を見ると、尻当て小椅子が置いてない。しかし、座布団の後方部が妙に持ち上がっている。
スタッフに聞くと、小椅子は座布団の下に入れたらしい、、、。
「上にして」と頼んで、そうしてもらってから、高座へ。
座って、お辞儀をして、小椅子に尻を下ろすと、グラッときて、あたしの体は傾いた、、、、。
ああ、脳なんとか、、、、、と瞬間思った、、、、。
が、、すぐにその原因がわかった。
小椅子の足がちゃんと立ててなかったので、あたしが座った途端にたたまれてしまったのだ、、、、。
慌てて、左手を尻のほうへ持っていき、足を立て直した、、、、。
もちろん、その間、マクラを振っていた、、、、のは、さすが、、、、。(笑)
放映が楽しみだ、、、、。
圓窓
圓窓の大きな独り言
出掛けに、どうしても腕時計が見当たらない、、、。
どうしてもない、、、、。
日大の教室に時計はないので、講義に時計は必要だ、、、。
仕方ない、朝、あたしを起こしてくれた目覚まし時計を鞄に入れて出かける。
帰宅後もあきらめずに捜したが、、、、、ない、、、。昨日あったかどうかの記憶はないのだが、一昨日まであった、、、、。
しかぁぁぁぁし、、、、。
ファックスの上に、重ねて載せてあった用紙類をどけてみると、、、、あった、、、、、。
ファックスの上になぜこんなに紙を載せたのか、、、。それに、なぜ、ファックスの上に腕時計を載せたのか、、、、、、。
それは謎である、、、、、、、。
圓窓宅の七不思議の一つとして、覚えておこう、、、、(笑)
圓窓
今日の出来事・27日
日大へ。
狂言からの落語ということで、[萩大名]
狂言強盗、狂言綺語、、、、、とは違う狂言。
圓窓
噺のお先マックラ
村上世彰、釈放。
保証金5億円。
堀江は3億円だった。
拘置所から六本木へ。
追徴金130億円。
堀江は「損した」という声が叫ばれた。
が、ファンドは多くの人に大儲けさせた、のに、謝らなくてはならぬ身の上、、、、、。
一瞬の土砂崩れに似ている、、、、。
六本木の高いところで豪勢に暮していたが、一瞬、地検という豪雨にあって、六本木の土砂は崩れた、、、。
圓窓
今日の出来事・26日
車を運転して、出かける。
噺の時間は38分。
この番組はハイビジョン放送、衛星放送で放映。
一般テレビでは見られないとか、、、、、。
女子アナの中川緑さんからインタビューを受けて番組終了。
「落語の授業」のことが話せたので、メリット。
「小4年生の集中力は大したものです。居眠りしている児童は0。これが大人になっても持続されていれば、ワールドカップでも優勝できるでしょう」と。
圓窓
一日一句 26日
恋猫の拾ひ歩きの朝帰り 圓窓
拾い歩きって、落ちている物を拾いあげることではありません、、、。(笑)
圓窓
今日の出来事・26日
夕方、NHKのスタジオで[叩き蟹]の録画撮りがある。
その噺、近々、サイトの圓窓五百噺ダイジェストにUPします。
よろしく、、、。圓窓
今日の出来事・26日
夕方、NHKのスタジオで[叩き蟹]の録画撮りがある。
その噺、近々、サイトの圓窓五百噺ダイジェストにUPします。
よろしく、、、。圓窓
000だくだく新着情報000
圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェストに「唐茄子屋」を載せました。
http://www.ensou-dakudaku.net/furrok/dijest3.html#dig45
長ぁい噺ですが、ダイジェストは短いから安心のほどを、、、。(笑)
圓窓
000だくだく新着情報000
圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェストに「試し酒」「笠の内」を載せました。
http://www.ensou-dakudaku.net/test/furrok/dijest3.html#dig47
「笠の内」は今年の創作ですので、知らない人がほとんどだと思います。
覗いてください。
圓窓
06年6月25日
今日は何の日小咄「プロ野球天覧試合の日」
# 1959(昭和34)年、昭和天皇皇后両陛下が後楽園球場で巨人対阪神戦を観戦した。プロ野球の天覧試合はこれが初めてだった。
4対4の同点で迎えた9回裏、巨人の長嶋茂雄が阪神の村山実からホームランを打ってサヨナラ勝ちをした。
$「まだアウトになってないのに、ゲームはおしまい?」
「サヨナラだもの」
「両陛下が手を振っているよ」
「サヨナラだもの」
圓窓
一日一句 25日
短夜や明かせぬことが一つづつ 圓窓
06年6月24日
今日は何の日小咄「空飛ぶ円盤記念日」
# UFOライブラリーが制定。
1947(昭和22)年、アメリカで初めてUFOが目撃された。アメリカの実業家ケネス・アーノルドが飛行機で移動中に、時速2700kmもの速度で急降下や急上昇を行っている9機の見慣れない飛行物体を発見した。アーノルド氏はこの物体を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と呼び、全米で報道されると、同様の目撃証言が相次いだ。事態を重視したアメリカ空軍が、これを「UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)」と名づけ、調査に乗り出したが、正体はつかめず、1969(昭和44)年に「目の錯覚の類」との報告を出した。
$「世の中には未確認物体はいぱいあるさ」
「たとえば?」
「ネーシーとか、河童とか」
「うちの娘も未確認のまま……、5年……」
「それは家出したんだろうが……」
圓窓
一日一句 24日
物足りぬぬつとほき出す枇杷の種 圓窓
種ばかり大きくて、、、、、。圓窓
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」[夏の医者]
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「隠居はん。ハンバーグを注文すると、レタスが申し訳程度に付いてきますね」
「刺し身のツマみたいかな」
「トンカツのキャベツに比べるとあまり存在感があるとは思えませんが」
「さて、八っつぁん。そのレタスとキャベツの違い、わかるかい?」
「見れば一目でわかりますよ」
「学術的にだよ」
「そういわれると、困るね」
「レタスはタンポポの仲間であるから、キク科。キャベツはナノハナの仲間だから、アブラナ科だ」
「科、科って。まるで、病院へ行ったようですね」
つづく
圓窓
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「隠居はん。レタスって最近のものですか?」
「紀元前6世紀にペルシャの王様の食卓に出ていたというから、相当に古い歴史を持った野菜だな」
「種類は?」
「多いよ。ご存知のように玉状になっているもの、葉の淵がちりめん状になっているもの、チンゲンサイのような葉っぱ状のものなど」
「今度、スーパーつるかめの野菜売り場で見てみよう」
「夏に長野の高原では萵苣畑が一面に広がっているよ」
「長野までは行けねぇなぁ」
つづく
圓窓
長屋問答「落語の中の植物・チシャ」
隠 居(丸山)/ 八五郎(圓窓)
「隠居はん。チシャってぇの知ってますか?」
「本社に対する支社かい?」
「いいえ」
「じゃぁ、電車、汽車かい?」
「いいえ、チシャです」
「将棋の飛車かな?」
「違いますよ。噺の[夏の医者]に出てくるチシャですよ」
「ああ、サイト〔圓窓落語大百科事典・だくだく〕の圓窓五百噺ダイジェストの[夏の医者]に載っている、あれかな?」
「そうです。その噺に出てくるチシャという植物なんですが……」
「今はもうチシャっていうのは死語になっちまったようだね。
チシャを漢字で書くと『萵苣』となる。何のことかというとこれはサラダ菜、すなわちレタスのことなのだ」
「レタス?」
000だくだく新着情報000
圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェストに「夏の医者」を載せました。
http://www.ensou-
daku.net/furrok/dijest2.html#dig44
覗いてみてください、、、。
圓窓
圓窓の大きな独り言
Itunesの歌謡曲部門で「落語とギターのための組曲・2弾(色恋編)」が、いきなり第1位!!!
日本サッカーは「位」を付けられなかっただけに、すごいじゃありませんか、、。(笑)
圓窓
今日の出来事・24日
十条台小学校5年生「落語の授業」22人。
今日は、学校公開週間の最終日。
二時間の授業。子たちの集中力は途切れなかった。
四年後のワールドカップに最適な集中力であった。(笑)
授業の始まったとき、小さな子たちに「夢は大きく、声はもっと大きく」と叩き込んだ。
小さかった声が、二時間後、大声で「ありがとうございました」と言えるようになった。
ライブ「ぞろぞろ」
圓窓
でぇしょやの弥助さんへ。
>> 1-4やこれが馬なら大儲け(笑)。
宝塚記念、1-4を買ってみようかな(笑)。
あるいは、マージャンならスジですね(笑)。
当たって悲しや、、、、、でしたよ。
選手がぶつかり合ったとき、日本チームが倒れることが多かった。
体の大きさ、体力、スピードなどの差だろうなぁ、、、、。
必ずしも、ファールをもらえるわけではないから、、やはり、不利は不利、、、、、。
4年後までに、なんとか、、できるかしら、、、。
圓窓
>褒めてくれるのは、弥助さんだけだよ。(笑)
>さすが、博打好きの弥助さん!!(笑)
1-4やこれが馬なら大儲け(笑)。
宝塚記念、1-4を買ってみようかな(笑)。
あるいは、マージャンならスジですね(笑)。
ある日の世間話
06(平成18)年06月23日(火)
# 村上が「ファンドで儲けて何が悪い。法律に違反してないですよ」と言い放つと、
サッカーファンが一言。
「でも、サッカーではファンド(ハンド)はファールです」
# 地検「インサイダーで逮捕する」
村上「僕はインサイダーではない。天才だー」
圓窓
06年6月23日
今日は何の日小咄「東北新幹線・大宮〜盛岡間、開業の日」
# 1982年、東北新幹線・大宮〜盛岡が開業。
$「東北が近くなったね」
「まったくだ」
「東北(遠く)て近くは……」
圓窓
一日一句 23日
善玉と悪玉あらむさくらんぼ 圓窓
盗難が流行っているって、、、、。圓窓
今日の出来事・23日
itunesへのUP用の録音。
「コーヒー小咄・その2」、小咄を50を録音したが疲れた、、、。
この先、「怖いもの小咄」と企画を出したが、、、
。
圓窓
圓窓の大きな独り言
監督って、名選手でないほうがいい。
監督についつい本当のこと、本質的なことを遠慮して言わなくなる、、、。
将来のことを考えると、恐ろしいことなのだ、、、。
圓窓
圓窓の大きな独り言
早朝のサッカー、、、、見てて泣いちゃったよ。
感動じゃない、、、、可哀想になってきてさ、、、。
日本って、自国の力を世界、世界って言い過ぎだよ。
「どこが世界なんだよ」って思いながら、中継を見ていた、、、、。
圓窓
でぇしょやの弥助さんへ。
>> 圓窓師匠の予想通りのスコアで、日本敗退。。。
やはりブラジルは強かったですね。
褒めてくれるのは、弥助さんだけだよ。(笑)
さすが、博打好きの弥助さん!!(笑)
圓窓
圓窓師匠の予想通りのスコアで、日本敗退。。。
やはりブラジルは強かったですね。
圓窓の大きな独り言
深夜、ブラジル戦があるので、寝るわけにはいかないなぁ、、、。
1−4 で負けるでしょうが、、、、、。
圓窓
06年6月22日
今日は何の日小咄「ボウリングの日」
# 日本ボウリング場協会が1972(昭和47)年に制定。
1861年6月22日、日本(長崎)で最初に長崎外国人居留地に日本初のボウリング場が開設された。この日附の英字新聞"The Nagasaki Shoping List and Advertiser"紙に掲載された。
当時はまだ外国人居留地内だけで行われていたのですが、大正・昭和に入ってだんだん日本人の間にも広がっていきました。
$「初めて見た日本人は驚いたろうね」
「大砲の玉ではないか、と思ったろうね」
「それにしても、転がしているのは? とも思ったろうね」
「知ったかぶり屋が言ったろう。『いずれ下に潜って地雷になるのさ』って」
圓窓
一日一句 22日
窓際の席譲られて初夏の風 圓窓
近頃、よく譲られてますよ、、、、。
圓窓
圓窓の大きな独り言
先にも書き込みましたが、「落語の中の植物学」と題して、掲示板でああだこうだと書こうと思ってます。
それを仕上げて、サイト〔圓窓落語大百科事典・だくだく〕へ掲載しようという企画です。
それにつき、友人の丸山さんに長屋のご隠居役になってもらって、植物の薀蓄を披瀝してもらいます。
彼はあたしの中学の学友で、窓門会の刷り方でもあります。
よろしく、、。
圓窓
圓窓の大きな独り言
26日、NHKのスタジオの録画撮りで[叩き蟹]を長演する。40分くらいかな、、、。
知人に「聴きにきますか、どう?」と誘ったら、「母と行きます」ということ。
知人にとって親孝行になれば、嬉しい。
圓窓
でぇしょやの弥助さんへ。
>> 叔父さんの一族の位牌は、
兄(半七の父)のところにあるはずなので、、、。
正統なる一族以外のなんらかなる位牌、と考えてもいいのでは、、、、(笑)
圓窓
でぇしょやの弥助さんへ。
>>[お花半七]の叔父みたいな境遇。
この叔父さんの家には、位牌がありますよね。
っていうことは、この叔父さんは、
婿養子に来たっていうことなんでしょうか。
叔父さんの一族の位牌は、
兄(半七の父)のところにあるはずなので、、、。
うーーーん
深読み、、、、、、。
弥助さん在住の深谷の影響ではないでしょうが、、、。(笑)
圓窓
>[お花半七]の叔父みたいな境遇
この叔父さんの家には、位牌がありますよね。
っていうことは、この叔父さんは、
婿養子に来たっていうことなんでしょうか。
叔父さんの一族の位牌は、
兄(半七の父)のところにあるはずなので、、、。
叔父さん、今で言う逆玉なんでしょうか、、、(笑)。
噺のお先マックラ
村上はファンドを振り回してた。
大きなところでは振り回せれたのが、ホリエモン、阪神と二度。
もう許せない、と村上自身が逮捕された。
仏の顔もファンド。
圓窓
今日の出来事・21日
コミカレへ。
担当のAさんが脳梗塞から立ち直る。
口語がおぼつかないが、出てくればみんなと会話ができて、それも訓練になる。
「唐茄子屋」の下をやる。
圓窓
圓窓の大きな独り言
落語をこよなく愛する友人がこんなことを、、、。
「談志って人は、下手になりました。愚劣になりました」
って、、、、。
あたしは答えました。
「今、始まったことではありませんよ」
「なんでマスコミはああいう人をとりあげるんでしょうか?」
「マスコミには話題になればいい、という思考の連中が多いのです。落語の質より落語家の話題を優先させます」
「ああいう人が業界のトップではねぇ」
「業界のトップではありません。マスコミのトップかもしれませんが、、、、」
と、こんな会話になりました。
圓窓
06年6月21日
今日は何の日小咄「初めてのLP発売の日」
# 1948年、アメリカのコロンビアレコードがLPレコードを初めて発売。
それまでのSP盤(Standard Playing)は回転数 78r.p.m.。 記録時間が30cm盤で片面4分30秒程度と短い。 新しいLP盤(Long Playing)は回転数 33 1/3r.p.m.(高音質向けの45r.p.m.も少数発売された) 両面長時間記録できるので、クラシック曲の収録やアルバムとして使用された。
$「SP盤と違って、長時間、聞けるので評判になった」
「途中で居眠りすると、止まって待っててくれるのかい?」
「まさかぁ」
圓窓
一日一句 21日
欠伸して問はれ欠伸で答へたり 圓窓
圓窓の大きな独り言
先日の東京落語会での[唐茄子屋]を聞いた、窓門会のY先生からファックス。
「あの落ちは文学的ですね」
と。
いずれ、[唐茄子屋]のダイジェストや考察をサイトアップしなくては、と思っている。
圓窓
さんパパさんへ。
>> お互いの目と目離さずソーダ水 圓窓
そんな光景、見たことある、、、。
> 私も見たことはありますが、やったことありません。やる予定もありません。 さんパパ
やるについては宣言する必要はないソーダ。(笑)
黙って、上手にやればいいソーダ。(笑)
圓窓
お互いの目と目離さずソーダ水 圓窓
そんな光景、見たことある、、、。
私も見たことはありますが、やったことありません。
やる予定もありません。
06年6月20日
今日は何の日小咄「俊寛が流せれた日」
# 1175(あるいは7年)年、平家追討の密議に加わっていた俊寛が、藤原成親・康頼と共に鬼界ヶ島に流される 。79年に没。
$「追討されて自害するまで二年間も島生活だった」
「長かったろうな」
「でも、名は瞬間(俊寛)」
圓窓
一日一句 20日
お互いの目と目離さずソーダ水 圓窓
そんな光景、見たことある、、、。
圓窓
今日の出来事・20日
JR池袋から山手線で田端へでて、そこから京浜線で東十条という路線を選んだが、、、、。
田端の駅にはエスカレーターもなければエレベーターもない、、、。
そこで、小咄
「駅名の通り、田畑ばかりで、、、、」
「じゃぁ、階段もなくて縄梯子かい?」
圓窓
今日の出来事・20日
日大から東十条病院へ。
去年、入院していたときの証明書を受け取りに。
病院の近くへくると、縦の看板が見える。
しかし、下の文字が手前の出っ張りに隠されて、
「東十条病」としか読み取れない。
新しい風土病にそんなのが発生したのか、、、とニタリと笑った。
圓窓
今日の出来事・20日
毎年、池袋演芸場の「圓窓一門会」には学生の有志を寄席体験として招待している。
そのことを学生に伝える、、、。
圓窓
今日の出来事・20日
日大へ。
笠の内に入れる青っ葉についての謎からその解明に至るまでの掲示板の話をして、
[唐茄子屋・下]
棟割長屋や割長屋の話から、九尺二間のこと。
そして井戸替えのことなどを話した。
学生には知らないことばかりだろう。
あたしは噺家になったから知っただけのこと、、。
圓窓
圓窓の大きな独り言
明日、日大。
なにやるか、迷っている。
前回は「唐茄子屋・上」をやっているので、「下」でもやるかと思っている。
長屋の説明をしながら、、、、。
圓窓
一日一句 19日
重さうに葉を揺らしをる蝸牛 圓窓
圓窓
06年6月19日
今日は何の日小咄「京都府開庁の日」
# 京都府が1985(昭和60)年に制定。
1868(慶応4)年閏4月29日(新暦6月19日)、京都府が開設された。王政復古の4箇月後のことで、日本初の地方自治体だった。
$「慶応4年に、もう京都府になってんだ」
「それに対して、東の京都という意味で東京としたらしい」
「京都あっての東京なんだね」
「だから、京都の人は『天皇様は東京に出かけている』という感覚なんだろうね」
「いずれ、御所に『ただいまぁ』とご帰宅するという」
「府民一同が『王帰り(お帰り)なさい』と言うんだね」
圓窓
圓窓の大きな独り言
自分史を整理しようと思ってます。
日記は付けたりやめたりで、穴だらけ、、、、。
自分のこともよくわからないってこと、しみじみ知った、、、、。
圓窓
サイト新着情報
窓里、萬窓の旬報を載せました。
そして、吉窓の旬報に感想が寄せられましたので、掲載しました。
圓窓の誤打事件。(笑)
圓窓
でぇしょやの弥助さんへ。
>> ま、叔父さんの家も、それほど裕福というわけではないんでしょうね。
店の主ではないはずです。
なにをやっているかは確定できませんが、[お花半七]の叔父みたいな境遇だったと思います。
>> 黒足袋と白足袋と、片っぽっつ履かせる位ですから。
膝の抜けた股引、、、、、も、、。
>> この場面で、圓生師匠の演じる叔父が、
「(揃いの足袋が出てこないので顔をつぶされたが、
強がって動じないふりをして)
昔は流行ったもんだ、碁石の足袋と言って」
と言うところが私は大好きです(笑)。
あたしも気にいってます。
「膝が抜けている」と言うと、「お前は腰が抜けているじゃねぇか」と叱責もいいですね、、。
圓窓
ま、叔父さんの家も、それほど裕福というわけではないんでしょうね。
黒足袋と白足袋と、片っぽっつ履かせる位ですから。
この場面で、圓生師匠の演じる叔父が、
「(揃いの足袋が出てこないので顔をつぶされたが、
強がって動じないふりをして)
昔は流行ったもんだ、碁石の足袋と言って」
と言うところが私は大好きです(笑)。
圓窓の大きな独り言
サッカーは予想は外れたが、、、、、
あと、希望はまだまだ、、、、、と。
圓窓
でぇしょやの弥助さんへ。
>> 圓生師匠は細かく描写していたはずですが、
テープがみつからず、わかりません、、。
圓生もなんの葉っぱかは、言ってないですね。
>> 暑気にあたらないようにするには、
サワラの葉か、クマザサの葉だそうです。
サワラ、、、、?
サワラで桶も拵える、と聞いてます。
[湯屋番]の居候が朝、顔を洗うとき「サワラの桶だね。サワラぬ桶に祟りなし」なんてことを言ってます。
>> サワラの葉は、今日でも、
カツオの刺身などを出すときに用いて、
殺菌作用があるとのこと。
桶を作るのも理に適っておるなぁ。
>> しかし、サワラだと時期的に微妙で、また、比較的、高価です。
[唐茄子屋]の設定では、「炎天燃えるような暑さ」などのせりふから、盛夏(現・7月から8月)と思われるので、クマザザが妥当ではないでしょうか。
なるほど、、、。
>> 叔父さんの家は、若旦那が、「店で売るんですか?」と聞くあたり、八百屋としてソコソコの店を持っていた(長屋でなく一軒屋があった)と考えられます。
それは聞いたおぼえはないなぁ、、。
>> それなりの商家であれば、屋敷の中にクマザサを栽培するのは、商売繁盛の縁起担ぎとしても不思議でなく、また、こうして実用面でも使い道があるので、関東地方の商家にはよく見られることで、暑気あたりしないように使う身近なものとしては、クマザサを入れるのも、ありうることと思います。
達磨横町も貧乏長屋です。
安女郎たちの住んでいる長屋らしいですから、、、。
裏に大き目の葉をもつ草木が生えているのでしょう。
>> 余談で長くなりますが、大正から昭和初期くらいの人にとっては、真夏の炎天下、物売りをしに歩くとか、農作業をするなんということは、考えられないことだそうです。
灸をすえる修行のためもあるので、炎天下でもいいのではないでしょうか、、。
圓窓
でぇしょやの弥助さんへ。
>> そうでしたか、今日はサッカーの日でしたね。
私が今住んでいる家には、
テレビがないもので、、、(笑)。
買えないわけじゃあなくて、
買わないのです。。。(笑)
日本のサッカーも同じようなもんですね。
勝てないわけじゃないんですよ。
勝たないんですよ。
引き分けでした、、。
圓窓
そうでしたか、今日はサッカーの日でしたね。
私が今住んでいる家には、
テレビがないもので、、、(笑)。
買えないわけじゃあなくて、
買わないのです。。。(笑)
ラジオをつけましたが、
それでも、サッカーは野球と違って、
ラジオではわかりにくいですね。。。。
競馬実況は、ラジオだけでも、
充分楽しめるのですが、、、。
でぇしょやの弥助さんへ。
>> [唐茄子屋]の被り物についてですが、
細かいところまでありがとう。
今、サッカーを観戦してるのが、検討は後刻。(笑)
後半、、、、、。
ノーミスでいきたいね、、、、。
圓窓
[唐茄子屋]の被り物についてですが、
圓生師匠は細かく描写していたはずですが、
テープがみつからず、わかりません、、。
それで、家の人に聞いてみたところ、
暑気にあたらないようにするには、
サワラの葉か、クマザサの葉だそうです。
サワラの葉は、今日でも、
カツオの刺身などを出すときに用いて、
殺菌作用があるとのこと。
しかし、サワラだと時期的に微妙で、
また、比較的、高価です。
[唐茄子屋]の設定では、
「炎天燃えるような暑さ」などのせりふから、
盛夏(現・7月から8月)と思われるので、
クマザザが妥当ではないでしょうか。
叔父さんの家は、若旦那が、
「店で売るんですか?」と聞くあたり、
八百屋としてソコソコの店を持っていた
(長屋でなく一軒屋があった)
と考えられます。
それなりの商家であれば、
屋敷の中にクマザサを栽培するのは、
商売繁盛の縁起担ぎとしても不思議でなく、
また、こうして実用面でも使い道があるので、
関東地方の商家にはよく見られることで、
暑気あたりしないように使う身近なものとしては、
クマザサを入れるのも、ありうることと思います。
余談で長くなりますが、
大正から昭和初期くらいの人にとっては、
真夏の炎天下、物売りをしに歩くとか、
農作業をするなんということは、
考えられないことだそうです。
[青菜]の植木屋さんも、
新暦で5月6月だったらまだしも、
8月というのは無理があるようです。
昔の人の言うには、
「暑いときは、昼寝して、ごろごろしているもの」
だそうです(笑)。
それだけ、若旦那の行商は目立つものであり、
あえて炎天下に行商に出して、
しかも、浅い笠をかぶらせるというのは、
少しでもわびの気持ち、改心の気持ちを、
世間の人々に訴えようという、
叔父さんの甥を思う心遣いなのでしょう。。。
出入り止めなら、[富久]のように、
火事場に駆けつけることで、
許してもらう余地もありますが、
勘当となると、
[火事息子]のように、
火事場に来たくらいでは許されない、
厳しい仕置きだったようですよ。
今日の出来事・18日
地蔵堂句会の会場は千早1丁目公園に置かれている都営地下鉄の車両の中でやっている。
メンバーのひろさんに、園内の花々から、
「あれが半夏生だ」
と教わった。
茎の上のほうの葉が白く変色していくらしい。
ああ、これなら見たことある、、、と。
見たことあるが、名前まで知らないという花や肴もそうとうありそうだ。
今日も一つ知った。
圓窓
合気娘さんへ。
あたしは人情噺の中の情景描写に「太陽や月の光」を取り入れるようにしてます。
そのきっかけですが、藤沢周平の作品を読み漁ったとき、気が付いたのは「月や日の光の描写が生きている。それも同じような描写はほとんどない。みな違うのだ」と。
自分の噺(とくに人情噺)にそういう描写を入れるようにしました。
二口さんの芝居「さざんか咲いた」を落語化して口演していたとき、ある若手の役者が「師匠の噺には光と色を感じる」って、評してくれたことがある。
とてもうれしかった覚えがある、、、、。
圓窓
合気娘さんへ。
>>「川っ淵の月の光を弾き返しながらーーー」でしたか。
水溜りに月が映っていて、その上を駆けていくような、そういうイメージで聴いていました・・・
そういうイメージもいいなぁぁぁ。
「若旦那は水溜りに映っている月をいくつもいくつも飛び越しながら、達磨横町を目指したーー」
なんて、、、、。
いいなぁ、、、これ、、、。
>> 「落語と植物」コーナー、楽しみにしています・・・調べるのもなんだか面白そうですね。
スタートしたら、ああだこうだ、質問してみてね、、、。
圓窓