今日の出来事 00・8・9
上から会(歌舞伎座)2部。勘九郎の新作〔愚図六〕があるので寝ることなく見られた。言葉のやり取りには巧妙な点もあり、笑わせるところもあるのだが、全体としての盛り上がりに欠ける。ドラマに秘密がないというか、物足りない。
小野寺丈の芝居があるので、新宿末広亭18:00早上がり。[松竹梅]。小金馬が「師匠の考えたサゲですか」と。リレーは二人の出演時間が並ばず、今日明日なし。
小野寺丈の芝居を見に新宿のスべース107へ。怒鳴るタイプの役者は出てなかったので、落ち着いて楽しめた。大声を発していたのは丈ぐらい。オムニバス形式でそれぞれがよく出来ていたが、とりわけ、「墓場の霊」「老人のボケ」がよかった。一席に脚色したい。
圓窓
TO:圓窓師匠
CC:酔生さん
>あきらサボーダーへ。
> 望遠鏡、もってたの?
3年前から持ってました(言いませんでしたっけ)
最初のうちは、土星の輪を見たり木星の縞みたり
月のクレーター見たりしてましたが、家の中に
置き場所がないのでお蔵入りです。
一人で喜んでいても長続きしませんね。
酔生さんの望遠鏡は巨大ですか。いいなぁぁぁぁ。
一度覗かせて頂きたいです。もちろん夜に。
>圓窓師匠へ
モンロー、私は映画オタク監督、ワイルダーが撮った
「お熱いのがお好き」が大好きです。
サンライズ! ムルナウの名画ですね、あんな
通ごのみな作品がTVで放送されるとは!
けっこうな世の中になったものです。
それを見逃さない師匠もスゴイが…
あきらサボーダーへ。
望遠鏡、もってたの?
あたしは、星を覗いたことない。
去年だったか、酔生さんの家へ行って、巨大な望遠鏡を見せてもらった。覗かなかった。昼間だったから、、。
圓窓
今日の洒落事 00・8・8 月 曇り
上から会で歌舞伎座の第1部。少し寝る。新作歌舞伎の一つの〔富樫〕は興味持って観賞できた。
新宿末広亭[お節徳三郎・下]。昼席でまた伯楽が[真田小僧]をやっていたこともあるが、「[お節――]を聞きたい」と会社を早引けして駆けつけたという人あって、[お節――]を再演。
モンローの〔ナイヤガラ〕をテレビで見る。先日、やはりテレビでモンローの一代記の映画を見たばかり。大根であったが、妖艶なる容姿がスターにさせたというもの。それを探りながら見る。やっぱり、顔に見取れた。
昨夜、しかも新やテレビで映画〔サンライズ〕という第1回アカデミー賞の無声映画。日が昇る、という意味のタイトルだ、とさる物知りに教わり、笑涯楽習。そういえば、サンセット、というのもあった、、、、。
圓窓
〔真田小僧〕事件(?)に始まり、日々タイムリーな報告を楽しませていただいてます。
でも、夜の部の噺を決める時に昼の噺までチェックされるとは知りませんでした。以前、昼から居続けて同じ噺を聞いたことがあったように思いましたが、あれはマクラだったのかもしれません。
いろいろ勉強になります。
>酔生さんへ
>NGC7000もきっちりゲット。
ヘールボップ水星の時に、15cmの反射望遠鏡を
買いました。何も知らずに、星雲も見えるだろうと
思ってたのですが、一度も見たことが有りません。
今では望遠鏡も押し入れに眠ってます。
NGC7000って北アメリカ星雲ですよね。うらやましい。
落語っ句・駄句駄句 まるまど その24
産声の蝉咥えきて猫遊ぶ
蝉の幼虫は地中に七年いるそうで。やっと地上へ出て、木にとっ掴まって鳴くのだが、その寿命は2、3日とか7日とか。その産声はまさに喜びの讃歌であるのに、猫は咥えて、「見てよ」と言わんばかりに、意気揚揚と我が家に凱旋す。
しかし、食するわけではない、遊ぶのである。オモチャとして……。許してやるか。
圓窓
今日の洒落事 00・8・7 新宿末広亭
待たしても昼席で伯楽が[真田小僧]をやっていたので、[西行]と新宿末広亭[鼓が滝]。高座中、雷雨でピカッ、ゴロッ、ドスーン! ってうるさいのなんの。不安げな客の顔もあり、「落語を聞きにきて、落ちるのを怖いがってはいけませ」とマクラ振る.
圓窓
今日の洒落事 00・8・6 新宿末広亭
リレーで[真田小僧]を演る予定の今日。楽屋入りすると高座でさん喬が[真田小僧]。
南無三。
急拠、小満んと相談して[三人旅]に。[馬]と[鶴屋]。普段やってないが、なんとかクリアー。
近頃、他の連中も[三人旅]も演らなくなった。差別用語がからんでくるので、みな、敬遠しているのが実情だ。
また、リレーの噺のほとんどが、後半の演り手は少ない。どの噺も前半の発端の方が面白い。後半は駄作が多く、労多くして報われない作品になっているようだ。
後半で生き残っているのは[子別れ・下]ぐらいだろう。
明日は、[真田小僧]。
どうか、誰も演りませんように、、、、。
圓窓
酔生サボーダーへ。
> 当日の夜空はまさに・・・たっがやぁーーー。
誰か、首にでもなったのかい?(笑)
圓窓
先月30日、志賀高原に上がり観望会。天の川が雲と錯覚するほどの快晴。次々と参加者の皆さんにご覧いただきましたが大満足の様子。散会後も同好会メンバーで続きを・・・。NGC7000もきっちりゲット。
当日の夜空はまさに・・・たっがやぁーーー。
師匠さすがです
句作で人を救うなんぞ。
文字バケも三度重なりゃあたまボケ
ありゃー,ダメですね。
無弦サボーダーへ。
パソコンの文字さえ化ける炎天下
いいじゃないですか、夏の風物もどきで、、、。(笑)
圓窓
すみません。文字化け名人です。
先日・・・の後は、語りと音楽の世界という企画が
あり朗読家と共演。雪女という・・・です。
嬉しい事に・・・の後が、落語と日本語、です
無弦サボーダーへ。
少々、文字化けがありますが、いろいろと興味ある話題をありがとうございます。
落語楽しみ方はいろいろあったほうがいいので、そういう学究的なことに応用されるのも、嬉しいです、、、。
中には、「落語はそんな理屈は抜きだよ」なんて押し付け気味に言う了見の狭い者のいる世の中でござんすが、それはそれ、これはこれ、でいきましょう、、、。(笑)
圓窓
先日カ譴蠅伐山據廚箸いΥ覯茲馬e媛箸閥Ρ蕁_秉C討ィ
題材で大層愉快でした。その打ち上げで作曲担当の服部和彦先生に師匠の事を話し、落語の噺に曲を書いてみては?うん興味深いですね!・・と大いに盛り上がりました。ぜひお引き合わせの機会を・・・。
その2
放送大学の今期選択に日本語表現法(清水康行客員教授)
という科目がありました。
中で、日本語の現場2の章が嬉しい事に⇒邯譴汎ノ楔譟ラ
!その構成が、落語の継承方法の特徴ー稽古の実際−師匠に似ることの大切さー噺のうろ抜きー噺の骨子に関わる言葉遣いーという構成。具体例は圓生師匠であり、引用されてるテキストが柳亭燕柳の著作だったりと、何かのご縁かと感動しました。
落語っ句・駄句駄句
00・8・5 その24
夏盛りロック美里に酔いしれて まるまど
89年から年に一度の西武球場の美里ライブに通っている。
今年で、もう12回目。曲の間奏のときこんな会話「そういえば、師匠は今年、還暦ですね」「うん。このスタジアムでは最年長組だろうね」。
3時間のスタンディングでの参加は年々辛さを感じる。 しかし、あたしの好きな歌、〔Tokyo Colling〕(スペル、いいかな?)生で聞けるまで通うぞ。
圓窓
楽屋枕探し 12 前座の手違い 00・8・4
リレー落語。ところで、今日の[お節徳三郎]。
前半、[花見小僧]を小満ん。後半、[刀屋]を圓窓。
ところが立て前座が「刀屋 小満ん」「花見小僧 圓窓」と帖面に書いてしまった。
居合わせた権太楼が怒るまいことか。
「立て前座になった者が落語のタイトルを知らないのが問題だ!!」
と。
でも、その前座はこん平の弟子。
古典落語をやりたくて入門したわけではないから、意見を言うほうが無理かも。
圓窓
武田サボーダーへ。
ほたる、であたしの好きないい句があります。
やわらかく 闇を切り行く ほたるかな 土茶
土茶、とは、柳家小三治の俳号です。
光石から聞きました。
光石、とは入船亭扇橋です、、。
**********
「長崎の強飯」の続き、知らないな、、、、。
調べておきます。
************
北海道の小銭土産の話、いいですね。
あたしも、外国のより北海道の小銭のほうがいいや。 圓窓
今日の洒落事
* 新宿末広亭[お花半七・下]。小満んが上を演り、その後に上がって、マクラにこの噺と漱石の〔三四郎〕の関連を語り、その作品の中にお花の名は明記、半七の名は隠されているという持論を展開させると、中手があり。
圓窓
で、俳句を・・・。
隠居 すだれから ほたるが夜の 邪魔をする
熊さん すだれから ほたるになった 隠居かな
ところで、「長崎の赤飯」って、長崎から奥さんがたどり着いたところで円生師匠は切ってしまっていますが、本来の噺は、そのあとどうなるのですか。
先日、所用で北海道へいきまして、お土産を買ってきたのですが、行き渡らなかった仲間内の何人かに、
「これ、北海道のお金だよ」
といって、10円玉や100円玉を配ったら、大いに受けていました。海外の土産に現地の小銭をあげたりしますものね。
かみまきサボーダーへ。
> 会社早退しちゃおうかなゥゥ
会社がつぶれるようなことがなければ、いいんじゃないかな?(笑)
圓窓
師匠、「お節徳三郎」やるんですか?
わ〜聞きたい!!!
会社早退しちゃおうかなゥゥ
今日の洒落事 00・8・2
* 新宿末広亭[夕立屋]。
* 昨日、小満んが演った[お花半七]を聞いていてふと思ったことを話す。「出番が小満ん、圓窓と繋がっているから、リレー落語を演ろう」と。[お花半七]を3日、7日。[お節徳三郎]を4日、8日。[真田小僧]を6日、9日。ダラダラとマンネリになるよりは刺激になっていいかも。ここで宣伝して効果あるか、、。 圓窓
今日の洒落言
* 連日、朝が早かったので、夕方まで寝てしまった。
* 新宿末広亭[留守番小坊主]。向かう地下鉄南北線の中で小満んとばったり。彼は業界の読書家、文筆家でもあるので、会話のテーマも「夏目漱石、正岡子規、吉井勇、坪内逍遥、シェイクスピア、近松門左衛門」などで、楽しい。楽屋入りするまで続く。楽屋入りしてからは楽屋のレベルに合せる。
圓窓
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・31
その22 大太鼓風起こしけり土用護摩
毎年七月の晦日は落語協会会員が揃いの浴衣で成田へお参りをする。
恒例になっていて、ほとんど雨は降らない。
だから、まさに炎天下。
蒸し暑い本堂に座って護摩焚きを見聞してたら、クライマックスで太鼓が鳴り出し、それがビリビリと響き渡る。 突如、風が舞い込んできた。
きっと、太鼓が風を呼んだのであろう。
帰路のバスの中で光石の俳号を持つ入船亭扇橋に添削を願ってなんとか形にしたのが、この句。
圓窓
かみまきサボーダーへ。
「真紀」という名前が複数いるので、「かみまき」さんとしますので、よろしく、、。
他にいいのがあったら、教えてください。(笑)
> 7/29(土)上野鈴本へ。
> 師匠の落語はなるべく前列で聞くことにしていたのに
その日は立ち見も出ていて、補助席で残念。。。
あまり前だと、つばきが飛んで行きますよ。(笑)
> でも小増さん、かわいかったですよ〜
狂言の「附子」からあたしが脚色した「留守番小坊主」です。
> 帰りに松坂屋でお饅頭買って帰りました(笑)
ワァオー!!!
圓窓
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・29
その21 夏草を雑なるものと言わば言え
生きているのは動物ばかりではない。植物も生きている。
拙宅の庭は手入れをしないもんで、雑草が幅を利かしている。
しかし、それらにも花があるのだ。
じっと見ていると、
「名のない草とか、雑草とか、お前に言われたくない」
と言われているような気がしてならない。
圓窓
7/29(土)上野鈴本へ。
私、師匠の落語はなるべく前列で聞くことにしていたのに
その日は立ち見も出ていて、補助席で残念。。。でも小増さん、かわいかったですよ〜
帰りに松坂屋でお饅頭買って帰りました(笑)
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・29
その20 雨の下垢落とし行く蛙かな まるまど
落語[青菜]だったか、両手を付いて頭を下げてお辞儀をする形を見て、「そういう蛙が出ると、雨が降るってね」というクスグリがある。
拙宅の小さな庭に蛙が住み付いて何年になるだろうか。毎年、梅雨どきに姿を現すのだが、一度、雨の中をのったりしては休み、のったりしては止まり…、まるで故意にゆっくりと歩いているところを目撃したことがある。
こやつ、どこへ行くのかと、しばらく見ていたが、こっちの出掛ける時間が来てしまったので、無念ながら見届けずにその場から離れた。
きっと、やつは雨にあたって垢を落とすのが第一の目的で、行き先は考えてはいなかろうと、推量しながら、あたしはまず目的の最寄の駅に向かった。濡れながら足早に。
圓窓
楽屋枕捜し 11
2000・7・26 浅草演芸ホール 昼席
七月下席の昼のトリは林家鉄平。
それに付随してこん平一門がズラッと並ぶように出演するのは、寄席興行のシステム。
楽屋も芸の話はあまり出ないが、女の、アルコール、食い物、スポンサーの話題には事欠かない。
そんな中でも圓窓は芸を見逃さない。
鉄平の高座は古典をかけているのだが、体の大きさだけでなく、芸にも風格が出てきたようだ。話し方の筋がいいのが、聞き手に安心感をもたらしている。
コンスタントに稽古を続けていれば、きっと、花開くだろう。
圓窓「鉄っつぁんよ。味が出てきたね」
鉄平「あたしの芸は枯れてきたんですかね」
圓窓「いいや。鉄だから錆が出てきたんだ」
鉄平「錆びた…? 困ったなぁ」
圓窓「芭蕉もさび、演歌もさび、寿司屋もさび。」
鉄平「これから芸を磨いていきます」
圓窓「磨くより研がなくてはいけない」
圓窓
楽屋枕捜し 10 2000・7・26
浅草演芸ホール 昼席
昼のトリは林家鉄平なので、一門がゾロッと出ている。
楽屋で連中の馬鹿っ話の末、しん平の惚気が始まった。
彼は、一門の中ではまとまりのある顔をしてるので、女にはもてるようだ。
しん平「ディスコで目と目が合って、で、『一緒に帰ろ
う』と店を出たんですよ」
圓 窓「フンフン。それから」
しん平「十銭はここまでです」
圓 窓「おい、[真田小僧]みたいなことを言うなう
よ。だいいち、十銭なんて、そんな古い金は持
ってないよ」
小せん「じゃ、それはおれが出そう。古銭(小せん)
だから」
圓窓
りょうサボーダーへ。
>朝顔や 朝寝のうちに しわみけり
江戸小咄に朝顔をあつかったのが、いくつかあります。
それを脚色して[朝顔小僧]と題して演ったことがあります。
圓窓
あさはかサボーダーへ。
>今朝の〔産經抄〕より
どうりで、巧いと思ったよ、、、。(笑)
圓窓
朝顔や 朝寝のうちに しわみけり
お粗末
わぉー!
炎昼の女体のふかさはかられず 楸邨
老いたりとて女は女
夏すだれ そよりと風のごとく訪ひませ 斎藤 史
※ 今朝の〔産經抄〕より
〔操作ミス、、、〕格好悪るー 度々済みまーせん (@\@)
>あたしはすぐ汗疹のでる立ちで弱ってますよ、、、。
> 圓窓
師匠、私は手足に自分の汗ででるという立ちで、、、
・・・手も足も出ない方々はシアワセですねー !?
(と、ところてん)
酔生サボーダーへ。
長崎の強飯、って、それほどいい噺じゃないよね、、、。
でも、好きなのかな、、、。
圓窓
聞くと見るとは大違い・・・。予想はしていたものの、何ともかんとも、あの「リニア彗星」の野郎、気が小さいにもほどがある。双眼鏡というよりは、むしろ望遠鏡の世界・・・。40cm反射、ユニトロンアイピースでやっと納得のいく?出来? 178mm屈折は出番なし。当地方は条件が良くなかったとはいえ、まったく根性なし。
えーい、もう忘れましょうあいつのことは。こうなったら、次は「サイトウキネン」・・・。チケットも取ったし、何しろ初回からの皆勤賞。バッハもベートヴエンも待ってろよ。
長崎の強飯状態・・・。
楽屋枕捜し 9
2000・7・?? 志ん輔の会(国立演芸場)
漫才の順子・ひろしが高座中でのこと。
ひろしの目がやたらと順子のスカートの裾へいくので、順子が己れのスカートをチラッと見て驚いた。
裾から下着のスリップが出てきているのだ。
その原因を書くことにする。
寄席の楽屋は女専用の更衣室があるわけではないので、男女混合の楽屋で支度をする。ということは、女の芸人は少々、着替えのテクニックが必要になってくる。
楽屋入りした順子は私服の上着を脱ぎ、スリップの上から衣装を着用し、あと、スリップを下半身のほうから抜き取るという作業をしたつもりだった。
だが、楽屋の連中と歓談をしながらやっていたため、つい、ウエストの辺りまで下ろしたスリップをそのままにして、歓談の渦に巻き込まれてしまい、そのあとの作業をしなかったのだ。
そのまま、高座へ上がり、演っているうちに、ウエストのスリップは徐々に下降し、スカートの裾から、恥ずかしそうに顔を出したという次第。
瞬間、順子はびっくりしたが、それを顔には出さず、なにやら歌を口ずさみながら下ろし、足から脱ぐと、それを両手で広げて客に見せたから、客は大爆笑。
そのあと、順子は歌いながら踊りながら、そのスリップをひろしの頭に被せた。
もちろん、客席は大激爆笑!!
高座を下りて、楽屋で順子曰く、
「予期せぬトラブルだから、なんとか取り繕ったが、これをクスグリとしては使えません。意識したら、とてもできませんよ、こんなこと」
翌日の国立演芸場の客席は異様な客で埋った。
「今日は順子さんのショーツが落ちてくるんじゃないか」と言う客がいたとか、いないとか……。
圓窓
>あたしはすぐ汗疹のでる立ちで弱ってますよ、、、。
>
師匠、私は手足に自分の汗ででるという立ちで、、、
・・・手も足も出ない方々はシアワセですねー !? 圓窓
HP「だくだく」のトップ表紙のデザインを改良しました。
新着情報 ヒット数 「だくだくボード」を上に移動させました。
扱いやすくなったと思いますので、よろしく、、。
圓窓
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・23
その18 雨上がり刷毛で暑さを塗ったよう まるまど
雨のやってきたときは狂喜するほどだが、それ上がってしまうと、ムンムンとする蒸し暑さに地獄を感じることがある。
先日の名古屋の圓窓五百噺を聴く会。口演中の本堂の蒸し暑さの中に突然として流れこんできたのが夕立の涼風。ホッとした間を置いたような気もした。が、それはほんの何秒だったかもしれない。すぐにまた、元の本堂に戻ってしまった。
圓窓
ところてんサボーダーへ。
あたしはすぐ汗疹のでる立ちで弱ってますよ、、、。
圓窓
暑中見舞申し上げます
書き込みテストです。
今日の洒落事 00・7・22(土)日照り、暑し。
住友林業(住宅産業)主催「アフターメンテナンス説明会」で講演す。
落語[寿限無]に「食う寝る所に住む所」という文句があるが、食う、寝るはいわば、本能。どこででも自由だ。歩きながら食うし、電車の中でも寝られる。しかし、住むは人間としてのマナーや知恵が必要になってくる。本来、勝手に自由にどこかに住み付くというわけにはいかない。
だからこそ、家は大切。家はハード。その中に住む人の心はソフト。今こそ、笑いのあるソフトが求められる、と偉そうに講演。
浅草演芸ホールで、留守番小坊主を演ってみる。しばらく各寄席で演って、練ってみよう。
圓窓
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・21
その17 そう言えばノラリクラリの鰻かな まるまど
土用の最中に必ず思い出すのが、落語[鰻の幇間]。
馳走にあずかるつもりで客を取り巻いたが、この客が誰だか思い出せない。その客もはっきりと己れを語らない。結局、入った鰻や屋の代金は自分で払うことになるという、下級幇間の悲哀がよく出ている作品。
今回の〔圓生物語〕で楽太郎が口演することになっている。
圓窓
書き込みテストです。
今日の洒落事
上野鈴本を終えて、木戸を出たところで、
「あらッ。圓窓師匠!」
未知の熟年女性である。
「もう終わったんですか。折角、来たのに」
「これから、浅草演芸ホールへ行きます」
「じゃ、あたしも必ず行きます」
来ましたよ。
浅草演芸ホールを終わって、彼女と近くの蕎麦屋へ。
小説は書く、卓球はする、落語は好き、歌は歌う、作詞はする、、、、。その上、よく、喋る、、、、、。
圓窓
どうも、師匠、おとといは本当にお世話になりました。
恐縮恐縮で、お礼の言葉も見つからないほどです。
例の×××さんとは次の日もお会いしましたこと、
とりあえずご報告申し上げます。
この夏も一生懸命落語に精進いたします。
すいせいサボーダーへ。
いろんな物がですぎだね、その小咄。(笑)
もっと、簡潔に、、、、。(笑)
圓窓
みなさんへ。
Eメールの仲間の一人、吉田洋子さんが初めての出版を世に出しました。
***************
タイトルは『日本初「水車の作り方」の本』(小学館文庫)。
内容としては、水車大工直伝の本格的工法による小型水車と、
比較的簡単に作れるミニチュア水車の作り方をイラストで説明しつつ、
水車の歴史や教養講座、水車大工列伝、水車紀行などで構成しています。
イラストと写真を多用して楽しく読めるようにと作った本ですので、
*********************
もし機会がありましたら書店で手にとってみてください。
気に入ったら、買ってあげてください。
圓窓
駄作小話[自作]
「 」窓師匠は困ったことにカラオケ大好き、今晩もよせばいいのに歌いっぱなし・・・。
翌朝、なかだかみょうな気になり隣のかみさんにちょっかいだして・・・。「よぉ、げほげほげほ、昨日カラオケやりすぎてのどいてーんだけどよぉ、ちょっと今っからやろよ。」
かみさんがよく出来たお人でニッコリ笑い、「おとーちゃん あーん。」用意していた飴を口んなかへポイ・・・。
「スーッ、こりゃあのどにいいや。さすが山の神、気がきくねぇ。」
「・・・あんたぁ。」 「うぅん?・・・。」
「あさだーめ。」
今日の洒落事 00・7・12
*国立演芸場[飛ぶ鉄鉢]。筑波大付属高校の生徒が総見。そこの箱守先生がどういうわけか、あたしにEメール。「行くますよ」って。あたしもその付属の小学校四年へは教科書にあたしのぞろぞろが載った関係で、公開授業をしに行ったのが、去年。感度の良さに驚いてことを覚えている。
*歌舞伎座へ。猿之助の千本櫻の宙乗りを観る。あの幕は宙乗りだけが呼び物ではない。狐の親子の情愛をあれほど表現できる役者はいないだろう、といえるほど、他にもいいものがどっさりある。あたしなんぞは、忠信が登場しただけで、涙、なみだ、ナミダ、、、。
*新宿末広亭[松竹梅]。この噺の落ちを変えてみた。改良といえるかどうか、、、、。ここのところ、高座で演って練るつもり。聞いた方、いたら返事をしておくんなまし、、、。(笑)
*歌曲のレッスン(一文オペラ)。原曲で謳った、謳った。なにしろ、発声練習からはじめる真面目な稽古。カラオケとはちょっとばかり違う。 圓窓
はこまりサボーダーへ。
総見、ありがとう。(国立演芸場に筑波大付属高校生徒の総見があったのです)
差し入れなぞも、ありがとう。
楽屋では「さすが、筑波」と反応の良さに驚いていました。
ただ、現代っ子ですので、寄席芸といっても、落語は戸惑いがあったのでは、、、、、。
漫談系のほうが笑いやすいのは、当然でしょう、、。
とはいうものの、さずが、筑波です、、、。
先生方も生徒に負けず、頑張ってください。
圓窓
圓窓師匠へ
昨日は大変ありがとうございました。バーチャル・
リアリティーのお話、生徒たちのアタマにも響いた
ようでした。
生徒から、「『テレビばっかり見ていると馬鹿になる』なんて先生は普段からよく言ってるけど、圓窓師匠の
受け売りだったのでは」などと、言われてしまいました。
生徒たちも、この夏にもう一度寄席に行ってみたい
などと言って余韻を楽しんでる様子でした。
ありがとうございました。 はこもり
>どこへ手伝いに行ったでしょう? というクイズですかな、、
いやぁー すみません!
クイズでは 有りませんで
お祭の後援部隊の応援でした、、、
すみません おじゃましました さようなら (ところてん)
あさはかさんへ。
>昨日はかみさん手伝いにいってました! (ところてん)
どこへ手伝いに行ったでしょう? というクイズですかな、、、。
圓窓
テンテケテン テケツクテン・・・
夏祭 横目でチラリ お賽銭
御輿をば 脇目も振らず 担ぎ込む
昨日はかみさん手伝いにいってました! (ところてん)
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・10
その14 四万六千日お暑い盛りなり
故先代文楽(八代目)の[船徳]が直ぐに思い浮かびます。
「『四万六千日、お暑い盛りでございます』と、言い切ったところに、時間の経過と場面転換を適確に現している」と評論家に絶賛されたフレーズ。
7月9、10日の両日は一度のお参りで46000日分のお参りをしたことになるという重宝な日。今年もほおずきの鉢を下げてお参りをする若者のが多く、とくに若い女の浴衣がけが目立つ。いいことである。
圓窓
あさはかサボーダーへ。
そういえば、そろそろ大相撲がはじまりますね、、、。
圓窓
名古屋場所
堂々と 受けて応えし 押し相撲 (心太)
あさはかサボーダーへ。
朝日俳壇に
くびれなきおんなになりし心太
というのが載ってたが、、、、。 圓窓
ウー ウー
盾ついて 夢見のわるい 朝(あした)かな
久々に 台風一過 ゆれる朝
すんません! (ところてん)
あさはかサボーダーへ。
武田サボーダーへ。
句の共演ですね、、、、、。
噺家はなくてもなくてもいい商売です。
かき氷を8杯とは、、、、笑う、わらう、、。
圓窓
はて? んー!
噺家に 無いと言われる ピンとキリ
噺家も 有ると言われる ピンとキリ
えぇー どっちだー (ところてん)
最近は円窓師匠に恋愛相談にのっていただくようになり、
感謝しています。
隠居
夕立や ふられてかえる 一人傘
熊さん
夕立や かさがあっても かさないよ
隠居
かき氷 飛び散るしずく 猫の顔
熊さん
かき氷 出されて困る 8杯目
隠居
丑年の たいこは客に たたかれる
熊さん
丑年の かみさんうなぎを たいらげる
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・08
その13 夏芝居ひと雨ありし一幕見
歌舞伎って面白いのは、あるときは本物を避けて、それがあるつもりで演技し、またあるときは、本物を使い、客を驚かしたりする。本物の蕎麦を食べたり、本水で雨を降らせたりして、客を多いに喜ばせる。
舞台から遠く離れた三階席のそのまた後ろの大向こうまで、その香や涼気が漂ってくるから不思議だ。
舞台の雨を観て小屋を出たら、外は本物の夕立の真っ最中。思わず歓声をあげたことがある。
圓窓
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・07
その12 軒下へ控えておれや雨通る まるまど
雨通る、なんて言葉があるかどうか、知るもんか、こっちは。(笑)
素人の怖いもの知らずで、造語作業はまさに笑涯楽習。老後は苦しみだが、造語は楽しみ。
家の中から外の雨の様子を描いた場面があるのが、[道灌]。こんな句を挿入してみたい。自画自賛もはなはだしいか……。
圓窓
酔生サボーダーへ。
>5日、冷奴さんと痴郎さんが母校の小学校で新しく立ち上がった「落語クラブ」の講師になりました。
そりゃめでたい、、、、。
で、その小学校、四年の国語の教科書はなにをつかっている?
教育出版のものだったら、あたしの[ぞろぞろ]が載っているんだがなぁ、、、、。
その教科書を使っているか、いないかで、そこの教育委員会のレベルがわかるんです、、。(笑)
圓窓
5日、冷奴さんと痴郎さんが母校の小学校で新しく立ち上がった「落語クラブ」の講師になりました。おめでたいことです。でも、そこは二人のことですから顧問の美人先生を前にして鼻の下がビョーとのびっぱなしだったとか・・・。肝心の部員4名はそれでもけなげに練習にうちこみ、夏休み前には披露するそうです。
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・06
その11 圓窓の涼しさ聴けよ夕立屋
あたしが〔おもしろ落語図書館〕を出版するにあたって、小咄だったものを肉付けして一席にしたてたのが、四年前。しばらく、高座にはかけなかったが、なぜか、今頃になって盛んに演り始めた。「夕立屋が客に夕立注文書へ書き込みをさせるのが現代的でいい」とちょいと褒められたことがある。
圓窓
キッドサボーダーへ。
まことに、物騒、、、、。
でも、あり得る、、、、。
「大丈夫、大丈夫」と何度も言って、転ぶ人がいますもの、、、。
圓窓
面白い話がありましたので記載します。楽しんでください。
[ 危ないかも --- 異常なし ]
西暦2***年、世界初の完全コンピュータ制御で、乗務員がまったくいなくて客だ
け乗せた飛行機が飛び立った。
離陸からしばらくして、メッセージが自動的に流れた。
「本日はXXX航空をご利用いただき、まことにありがとうございます。ごゆっくりお
くつろぎください。この飛行機は完全にコンピュータ制御となっております。天気は
良好、異常なし……異常なし……異常なし……異常なし……異常なし……」
楽屋枕捜し 8
2000・6・?? から二年ほど前 上野鈴本
曲独楽の三増紋の助が上野鈴本の木戸を通って楽屋入りしようと、エレベーターの前で下りてくるのを待っていた。
彼の場合、持ち物が多い。独楽、刀、羽子板などを持ち歩くので、リュック、カバン、紙袋が体に落とされまいと付いていくようなもの。
ちょうど、途中から入ったのであろう、中年の女性がやってきて、エレベーターの前で紋の助と並んだ。
その女性は紋の助の風体を見て、
「付き人は大変ね、先生の荷物を持たなといけないから。頑張ってね」
紋の助は、照れて、
「ハー」
と言って、頭を下げて、お客の顔を立ててやった。
エレベーターがきたので、共に入って、三階で下りて、客は客席へ、紋の助は楽屋へ。
紋の助はいつもの通り、出番が来たので、高座に出た。
すると、客席の最前の客が、
「あら? 先生が来なかったのかしら? 付き人が舞台でやっているわ」
圓窓
落語っ句・駄句駄っ句 00・07・04 10
黴臭い風を起こすや古扇 まるまど
団扇は中国の作で、扇は日本の作、と物の本に書いてあった。ならば、扇子はどうなんだろうか。子という字をスと読ませるのは完全に中国読み。金子、椅子などと同じように。
噺家の扇子は使い込んだ頃に、痛みが始まる。紙の折り切れ、要の緩み。でも、大事に使えば、三、四年はもつ。現在は不況なので、使用頻度も低いので、もっともつ。
圓窓
師匠へ
>あたしはいい加減なところが多々あって、
>先日もジュースどころじゃなくて、ビール
>飲みながら、アンミツを注文して両方やり
>ましたよ、、、。
う、、、、負けました。
佐々木小次郎の気持ちです。
ばちあたりサボーダーへ。
プロレスには敵わないよ。
プロレスの好きな落語家はいるけど、落語の好きなプロレスラーはいないでしょう、、、。
圓窓
落語の掲示板を作ったはいいけれど、プロレス掲示板と
アクセス数が段違い。やっぱりパソコンをやる落語ファン
は絶対数が足りないのでしょうか。(しみじみ)
あさおかサボーダーへ。
なにやら、感涙に咽んでますね、、、、。
圓窓
豊かなる 心に触れて 想うとき
はらはらと 静かに落つる 涙かな
あきらサボーダーへ。
あたしはいい加減なところが多々あって、先日もジュースどころじゃなくて、ビール飲みながら、アンミツを注文して両方やりましたよ、、、。
圓窓
あさおかサボーダーへ。
>垂乳根の ありゃありゃありゃせ こりゃおもい
あたしの呼びかけにやっと出てきた反応なんだが、難解ホークスだな、、、。(笑)
圓窓
>師匠
そうだったんですかぁ。
僕も就職するまではビールを飲んでも苦いだけ
だったんですが、職に就いて汗水たらして、
初めて、ビールのほろ苦さが好きになりました。
ようやく、ほろ苦い人生経験をされたんですね(笑)
今までゴーヤ(にが瓜)ジュース飲んでました?
「落語っ句」
垂乳根の ありゃありゃありゃせ こりゃおもい (ところてん)
あさおかサボーダーへ。
その指が、なんとも色っぽい、、、。
圓窓
わがゆびに まされるゆびの ちちしぼり (ところてん)
あきらサボーダーへ。
>師匠!最近はビールもお飲みになるのですか!?
ワインがないとき、ビールを、、、、。
昨日も、長野からきたばちあたりさんと一緒の席でビール。
ばちあたりさんは車だったもんで、ウーロン茶。
「車を置いて、タクシーで帰れば」
と言ったんだが、長野までのお金がちょっと足りないもんで、お茶を、、、、。(笑)
圓窓
ばちあたりさんへ。
無事、帰国、、、よかった、、よかった、、、。
内緒話し。男と男の約束ですから、、、、。
それを平気で破る尊大な噺家もいますがね、、、、。(笑)
圓窓
圓窓師匠、昨日はたいへんお世話になりました。
いろいろお心遣いをしていただき、楽しかったです。
私、今日の朝8:30ぐらいに帰ってきました。
例の件、秘密裏にお願いいたします。(爆)
> 今日、ビールのつまみに茄子を食べてきました、、、。
師匠!最近はビールもお飲みになるのですか!?
会員の特典か、窓門会の会員二人に、落語の稽古を付ける。
無弦さんと、円ドルさん、、、、。
円ドルさんには女房も着いてきた、、、、、。
圓窓
あきらサボーダーへ。
今日、ビールのつまみに茄子を食べてきました、、、。
圓窓
師匠の茄子の句にお付き合いということで、、
もいだ手に 潰れたテントウ 茄子農家
こないだ、家庭菜園で初めて茄子を収穫しました。
茄子は植え付けたときに囲ってやらなきゃだし
肥料は食うし、テントウムシダマシなどの虫害が
ひどいし、放任主義の私には厄介なんですけど
もぎたては生で食べても美味しいです。
ちなみに、今オフィスでも茄子を育ててて
丁度第1花が咲きました。
無弦サボーダーへ。
鰻の神田川へ行きましたか、、、、。
あたしは滅多に行けませんで、、、、。(笑)
文楽(先代)師匠の行き付けでした、、、、。
それより、今日、落語の稽古日でしたね、、、、。
圓窓