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 『 池袋演芸場・昼の部』の 客 席 か ら

2002・3・27(水)雨
池袋演芸場・昼の部
感想文 弥助


 このところ忙しくしていて、2月、3月は寄席に行ってなかったので、今日は行っ
きました。


3月27日 池袋演芸場 昼の部


 り助  子褒め
 金太  鰻屋
 吉窓  善哉公社
 白鳥  (回転寿司を扱った新作)
 Γゆきえ
 はなこ (手話漫才)
 扇治  紋三郎稲荷
 市馬  天災
   中入り
 玉の輔 真田小僧
 円太郎 野ざらし
 二楽  (紙工芸:桃太郎 花見 小泉首相 鯉のぼり ピカチュウ)
 金時 抜け雀
     

感 想
 今日は、協会幹部の方が誰も出ていなくて、しかも、昼過ぎまですごく雨が降って
いたので、ほとんどお客さんいないだろうなー、と思っていたのですが(笑)、家族連
れがけっこう来ていました。40人くらいいました。
 ベテランがいないぶん、若手がのびのびやっている感じでした。
 雰囲気としては明るい感じでとてもよかった。
 最後まで楽しめました。


 萬窓師匠の独演会のビラをもらいました。
 4月26日は池袋演芸場で独演会なんですね。
 ということは、鈴本演芸場の昼トリもあるので、ダブルヘッダーになるのですね。
 とても楽しみです。
 ということは、両方行かなくては、楽しみにはならないのか、、、、、。


[子褒め]の梗概は、圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェスト/子褒め
[鰻屋]の梗概は、圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェスト/鰻屋
[善哉公社]の梗概は、圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェスト/善哉公社
[紋三郎稲荷]の梗概は、圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェスト/紋三郎稲荷
[真田小僧]の梗概は、圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェスト/真田小僧
[野晒し]の梗概は、圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェスト/野晒し
[抜け雀]の梗概は、圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェスト/抜け雀
2002・4・23 UP








『 窓樹改め 萬窓襲名真打昇進披露公演 』の 客 席 か ら

2001・10・25
池袋演芸場・夜の部




お 祝 い 金 を 渡 さ ね ば            
文 ほりき


 暫く書込みしていませんでしたが、ここ一ヶ月ほどあきらさんと一緒に鴨居で仕事
をしています。 長野から寄席に行くより距離は近いのですがそれ以上に大きな障壁
があって、3回とも真打昇進披露に行けませんでした。
 しかし、ちょっとだけ仕事が一段落したので、25日はさぼって池袋に行こうと思っ
ています。 あきらさんからML浮世床のお祝い金も預かりましたので、今夜飲んで
しまわなければ、あす萬窓師匠にお渡しできると思います。




萬 窓 さ ん よ り ほ り き さ ん             
文 鶴久


 25日、振り替え休日を取りましたので、池袋の昼席、私も行きます。
 ほりきさんにお会いできるとよいのですが。




都 合 が つ か な い                    
文 さりあ


 うぅぅ。。。
 今日が真打披露の最後ですよねぇ。。。
 どうやっても、都合がつかない(;;)残念です。
 一生に一度のことなのに。
 萬窓師匠、ご盛況をお祈りいたしております。




四 軒 と も 満 員                  
文 萬窓


 昨日で寄席の披露興行打ち上げました。
 みなさまのおかげで寄席四軒(鈴本演芸場 新宿末広亭 浅草演芸ホール 池袋演
芸場)ともいっぱいになりました。
 ありがとうございました。
 堀木さんより、ML浮世床の皆さんからのお祝い金をいただきました。
 謹んで御礼申し上げます。
 11月10日のうらわの会もよろしくお願いします。

2002・3・9 UP








『 池 袋 演 芸 場 』の 客 席 か ら

2000・4・8 昼の部
文 ただしろう

 4月上席。池袋演芸場の昼席は圓窓一門が出演とあって、遅くなりましたが、8日、
覗いてみました。
 午後1時開演とあって、時間ぎりぎりに弁当(牛丼)を買って、女房と一緒に入場。
 前座が垂乳根のお終いの方を熱演中。メクリで、「いち五」という人。あとで出て来
た志ん駒が、落語が済んで踊りを踊るとき、「古今亭志ん五の弟子」と紹介したので、
それと知りました。前座さんは知らない人が多い。
 以下、出演順に報告します。落語家名は敬称略します。


 先ず、番組では窓輝・窓樹の交互出演となっていましたが、この日は「窓輝 転失気」
。珍念の稚気がそれらしく楽しい。
 続いて「吉窓 都々逸親子」。始めに英語の宿題について親子の会話があり、これが
面白い。「ねえ、お父さん。お父さん」と呼びかける息子が可愛い。余談だが、Eメー
ル仲間の半七の息子(4才)が、父親を「ねえ、お父さん。お父さん」と呼びかける。
それによく似た調子で嬉しかった。
 次が「紙切り 小正楽」。この日、客席からのリクエストがなく、師匠も乗らない高
座だった。いつもなら声をかけるところだったが、弁当幕にしたもので、かけそびれて、
失礼。
「右朝 一目上がり」。七福神でサゲ。落語事典(青蛙房)の解説では、原話は十一ま
であるというが、今は七福神でサゲるのと、芭蕉の句(九)でサゲるのと二通りと思う。
個人の好みだが、全体のバランスから七福神が一番納まると思う。 
「志ん駒 お血脈」。いつも志ん駒の高座は漫談を聞くことが多かったが、珍しく落語
を聞く。話にスピードがあっていいが、ふくらみが無い。しかし、笑いは多いから楽し
い。
「小猫 動物ものまね」。山歩きでの鳥のオンパレード。鳥の生態を解説しながら楽し
く聞かせる。
「扇橋 道具屋」。病気されたと聞いたが、以前聞いたときと変わらない。淡々と、と
いう感じだが、笑いは多く楽しい。


 ここで仲入り。入場人員は40人くらいか。少ないのだろうが、聞くには丁度いい。


「川柳 歌謡ものがたり」。番組ではこの食いつきは窓里となっているが、交代か。こ
の日の客は川柳に乗らなかった。いつもの軍歌までいかず降りる。
「窓里 世相漫談」。漫談が続くのはちょっと。落語を聞かせて欲しかった。
「圓窓 田能久」。得意の芝居で七変化を見せてうわばみの弱点を知った田能久さん。
それを村の衆に知らせたため、うわばみが難に遭う。そのとき、「自分の嫌いなものは
金だ」とうわばみに教えたために、うわばみが仕返しに大金を放り込みにくる。という
落語。もとは民話だったそうで、のどかな中にうわばみが活躍するスリルとおかしみの
充溢した噺。じっくりと楽しく聞いた。


 以上で打ち出しとなったが、窓樹が聞かれなかったのが心残り。
 私事だが、先日も機会を失したので残念。
 尤も、窓輝が聞けないとしても、つまらないから仕方ないか。
 でも、寄席っていいですね。
                          
2000・4・29 UP