映画三昧 芝居三昧 読書三昧 俳句三昧 珈琲三昧 チケット笑樂 トップページ |
ヨーガスかわら版 | 総見案内 | 総見感想集 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||
月番 ロバート (小井出正之) |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
映画〔玻璃の城〕の選定理由 長屋に入れて頂いて日も浅いのに、月番の大役をおおせつかる。なにしろ、ムー ビーに関して一言居士が揃う”先住民”の方々に試されている気がして少々プレッ シャー。 3月中旬頃から、いつも以上に新聞・週刊誌・TV等の映画情報をこまめにチェ ツクする。 めぼしいムービーを見つけるも、4月15日までのこと。 総見日がかなり先なので 上映期間も注意せねばならぬ。ムムッ・・あせる。 3月下旬のそんな頃、NHKの”ラジオ深夜便”という番組の中で月に一回ある コーナー「待ち合せは映画館で」を偶然、ベッドで耳にする。 映画評論家の、アオヤギケイスケという人(活字で見たことがない、青柳 啓介 か?)が推薦作を5本位紹介していた。 その中の一本が今回の「ガラスの城」という訳。 曰く、「今時、珍しい甘〜い甘い恋愛映画であるが、ここまでヤッテくれるなら 一見の価値あり」 とのこと。 本作品を手がけた女性監督メイベル・チャンの話も心に残る。 同時に、前からかなり傾きかけていた「ストレイト・ストーリ」の紹介もしてい た。 これもかなり良さそう・・・迷ったが、話題作で無難にいくより、リスクはある がチョットいい映画(かどうか分からないが)を・・という選択をした次第。 あとは、4月/3(月曜)に”ぴあ”を買って、上映時間等を確認して4/5” 先達”さんに連絡。 御食事処〔くいしんぼう〕の選定理由 実は、長屋総見の2〜3日前に下見に行く。 会場の”岩波ホール”の周辺と”神保町駅”の周辺を1時間以上かけて歩き回る も、予算・広さ・ 雰囲気等を満たす所は軒並み、日曜はダメ! 特に「さぼーる」は、良かったのに残念。 結局、ハンバーグ料理の「くいしんぼ」という冴えない店しか予約出来ず。 皆さんにすまない! 教訓:「上映館を選ぶ際は、会食場も考えて選びましょう」 |
||||||||||||||||||||||||||||||
2000・5・12 UP |
|
|||||||||||||||||||||||||||
月番 良枝姫(長島良枝) |
|||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||
映画〔マグノリア〕の選定理由 1・2回と感動系のいい作品が続いていたので、ここら辺でからっと明るくコメデ ィー系で探していました。 様々な情報誌を読みあさり(立ち読み)ました。 その中で一番大きく扱われていたのがこの『マグノリア』でした。 まず、トム・クルーズが出ていたこと、11人それぞれの1日の出来事を通して「 人生とは」をうたっているストーリーへの興味が決め手となりました。 この「人生」がテーマの作品に自然と目がいくのは、やっぱり自分が岐路にたたさ れているからなのでしょうか・・・。 この映画からこの先、自分はどう人生と向き合っていくかを学びたかったのかもし れません。 結局、自分の今現在の心境から選んだような気がします。 ただ、1/4はトム・クルーズ効果もありますが(笑)。 作品選びは本当に迷いました。 何しろみなさん「め」のこえた方ばかりで、単純に自分が観たいという理由で探せ ませんでした。 が、結果、「観たかったもの」になってしまいました。 今回、栄えある第3回の月番をやらせていただいて、再認識したことが1つありま す。 それは「やっぱり映画が好きなのだ」ということです。 プレッシャーと戦いながらの作品探しは、実は結構楽しくて、2度楽しめて得した 気分でした。 次回、まわってくる時を楽しみにしています。 御食事処〔浪漫亭〕の選定理由 映画よりも、お店選びがとっても迷いました。 そもそも今回の場所を新宿にしたのは、遊び慣れた所の方がお店選びがしやすいと 思ったからなんです。 しかし、知っているのは飲み屋ばかり。困ってしまって、グルメ本なんかも読んだ りしました。 とにかく、映画館の近く・大人数が入れる・値段もそこそこ。この3つのポイント で、当日の朝、歌舞伎町をうろうろと探し歩きました。 でも実は、翌日、わかったんですが、このお店は一度食事したことがあって、そう とは気づかずに、外のメニューとパーティーの案内を見たら、3つのポイントを見事 にクリアしてたもんで。 そんな理由からというよりは「いきさつ」です。 これはもしや映画のなかにもあった「偶然の一致」かもしれません。(なんて、む りやりですが) |
|||||||||||||||||||||||||||
2000・5・12 UP |
第2回 「ヨーガス長屋総見」月番控え帖 |
||||||||||||||||||||||||||||||
月番 マッコ(二口真規子) |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
映画〔遠い空の向こうに〕の選定理由 2月の月番に決まってから、あわてて映画雑誌をみていると、こんな紹介文が目に 入りました。 「仕事柄、山ほど映画を観るけれど、ずっとこのまま観ていたいと思う作品は残念な がら年に五本もない。だがこれは、その五本のしかもトップランクに入る」 そのとたん、どうしてもこの映画が観たくなりました。 あらすじは、先に知ってしまうのが嫌で、読まなかったのですが、実話のようだし、 なんだかさわやかな青年が主人公のようだし・・・。 ヨーガス長屋 第二回総見の作品は、これだ! と思いました。 日にちの方も前の日から始まってくれて、間に合ってラッキーでした。 ヨーガス長屋の総見の映画を決める、というのはむつかしかったのですが、とても 楽しい作業でした。 皆さんが観て、それぞれ、それなりに感じるところがあって、そしてやはり、私が とっても観たいものがいいなあ、と。 お陰で、ちっとも映画に詳しくない私がけっこう、最近の映画に詳しくなりました。 ヨーガス長屋のの住人の方々も気に入ってくださってたら、嬉しいな、と思います。 御食事処〔ブラボー〕の選定理由 やはり十人近くが、そろってお食事できるということは、どこか予約した方が安全 なので、映画館からさほど遠くなく(あまり感激の薄まらないうちに・・・)、せっか くのアメリカ映画なので日本風の定食屋ではなく(イタリアンでしたが・・・)、など と考え、「ブラボー」というあのレストランに決めました。 やはり、映画帰りの人が多く利用する場所のようで、結構混んでいました。 予約に行ったときはガラガラだったのに・・・。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
文責 圓窓 2000・3・27 UP |
第1回 「ヨーガス長屋総見」月番控え帖 |
||||||||||||||||||||||||||||||
月番 大家(富塚久美子) おぷあ(三浦紘一) |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
映画〔季節の中で〕の選定理由 最初、大家のムービーが選んだ映画は〔風に吹かれて〕と〔季節の中で〕の二つで した。 先達も相談に乗って、〔風に吹かれて〕を決めたが、後日、〔季節の中で〕を見て いる三浦夫妻(おぷあ・めぷあ)から、「〔季節の中で〕なら、間違いがありません。 〔風に吹かれて〕は好き嫌いの差が出るかとも思われます……」という評論家顔負け の指導を貰って、〔季節の中で〕に変更して、第一回総見の選定映画としました。 おかげで、皆さんに喜ばれ、第一回が晴れやかにスタートできたことに感動を覚え ました。 これを記念して、長屋の住人を増やし、125名になったら、このル・シネマに「 貸し切り」の札を貼らせて、記念上映会を企画しようかと、夢を馳せています。 よろしくね。 御食事処〔?〕の選定理由 10人が会食できる店を決めるのに不安があった。 なにしろ、誰一人、この辺で飯を食った者がいないという。それに、金に糸目をち ゃんとつけるのが長屋の建前。値段は安くて、店は広々して静かで、料理は旨い、と なると、出っくわすのに何年もかかるだろう。 こんな心配をよそに、大家と良枝姫の二人が映画の開場前に、「映画館の階上にレ ストランがありそうだ」と見聞に出かけ、「映画が終わったら、よろしく」と予約を 入れてきた店がある。 そこで、てんでに好きな品を注文し、各自、勘定をするシステムにして、なんと、 2時間30分は歓談、評論をしたであろう。 その店を出て、夕景の空間を感じながら、また、映画を見た者もいるとか。 ヨーガス長屋、万歳、である。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
文責 圓窓 2000・3・27 UP |