一門勢揃い窓の余所道追っ駆け場所トップページ

窓門リレー旬報




『 池袋演芸場 トリ 』

2006・12・21〜31(下席(しもせき))
報じ手 萬 窓
2006(平成18)年12月21日(木)
 足立区六月中学校の生徒を対象に学校寄席。会場は西新井文化ホ−ル。
 出演者は私以外に好楽、正楽、勝丸、好二郎。私は[金明竹]を演る。よく聴き、よ
く笑う生徒さんだった。

2006(平成18)年12月22日(金)
 12月下席は池袋演芸場昼席のトリ。
昨日は寄席を休んだので、私は今日が初日で、[紺屋高尾]を演る。

2006(平成18)年12月23日(土)
 池袋演芸場、[文七元結]。
天皇誕生日の祝日で今日は大入り。文落連の皆様が来て下さった。

2006(平成18)年12月24日(日)
 池袋演芸場、[火事息子]。 クリスマスイブなので、息子に機関車ト−マスのプラ
レ−ルを買う。今4歳だが、 まだサンタクロ−スの存在を信じているよう。

2006(平成18)年12月25日(月)
 昼1時より、上中里の公民館で落語会、[妾馬]。
 その後、池袋演芸場へ回り[寝床]。

2006(平成18)年12月26日(火)
 池袋演芸場、[妾馬]。
終演後、知人に誘われて一杯やる。

2006(平成18)年12月27日(水)
 池袋演芸場、[二番煎じ]。
 帰宅後、年賀状を書く。24日までに投函すれば、元日に届くそうだが、毎年ギリ
ギリになってしまう。

2006(平成18)年12月28日(木)
 下席の興行は12月に限り今日まで、[小間物屋政談]。
 終演後、出演者を誘って打ち上げ。場所はビアホ−ルライオン。その後、そば屋へ
移動。そば湯割りの焼酎が美味かった。

2006(平成18)年12月29日(金)
 ある忘年会で秋葉原へ。毎年、グル−プ対抗のクイズ大会を行なっているが、今年
我々のグル−プは最下位。参加賞にタワシをもらう。

2006(平成18)年12月30日(土)
 池袋で一門の兄弟弟子が集まり忘年会。その後、麻雀をやる。窓輝のひとり勝ち。
 若さには敵いません。

2006(平成18)年12月31日(日)
 熊本の知人からブリが一本届く。家では下ろせないので、近所の居酒屋で調理して
もらう。刺身、照り焼き、煮付けとブリのフルコ−スを堪能した。
 前座、お囃子さんへのお年玉を準備して床に就く。







『 歯医者で褒められる 』

2006・12・11〜20(中席(なかせき))
 報じ手 窓 里

2006(平成18)年12月11日(月)
 12月議会、開会中。
 今回の私の質問は「北環状線の周辺整備」と「市立高校入試」について。
私の家の近所に建設中の県道周辺整備を要望。

2006(平成18)年12月12日(火)
 本日も質問日。本日は午後7時までかかって6人が登壇し終了。
 その後、明日の委員会の調整。

2006(平成18)年12月13日(水)
 常任委員会、開会。
 私は総務常任委員長のため、朝から打ち合わせ。10時開会。議案の審議に入る。
 委員会は本日1日にて終了。

2006(平成18)年12月14日(木)
 来年1月実施の常任委員会視察の調整。目的と受け入れ市、さらに参加者と、まとめる
事はある。
 バカな議員が世の中にいるからこっちまで迷惑する。あくまで視察で、旅行ではない。

2006(平成18)年12月15日(金)
 夜、親しい知人と忘年会。プライベートで楽しく飲む。
 二次会、カラオケで盛り上がる。しかし今は立場があるので、裸にはならない。

2006(平成18)年12月16日(土)
 仕事関係へ暮れのごあいさつに行く。
 来年はもう少し仕事を回して下さいよ。私はそんなに忙しい訳ではないので。

2006(平成18)年12月17日(日)
 自治会館の大掃除。私も参加しているソフトボールチームから召集がかかる。
 40人程でとりかかるので、1時間程で終了。
 帰りにペットボトル1本もらう。別にうれしい訳ではないが、くれればもらう。

2006(平成18)年12月18日(月)
 議会報告書の作成。年内に作ってしまいたい。来年は選挙なので早く準備しておきたい
ので。

2006(平成18)年12月19日(火)
 歯医者へ、定期健診。とても良く保っているとの事。ほめられる。半年に一回は受診し
てくださいと。痛くなるのは嫌だから、受けるようにしている。

2006(平成18)年12月20日(水)
 議会報告書の作成。今回、来年の選挙にむけて8000部作る予定にしている。
 一番大変なのは郵送料。市内特別でも一通65円。民営化が本格化したら、値下げして
もらえないものだろうか。私が国会議員なら実現したい。
2007.3.3 UP







『 今年は映画を17本鑑賞す 』

2006・12・1〜10(上席(かみせき))
報じ手 吉窓

2006(平成18)年12月1日(金)
 今日から師走。今年もあと一ヶ月だ。
 今月はまぎわになって仕事のキャンセルが2本もあった。実は今日も仕事の予定が
入っていたのだが、先週キャンセルの連絡が入った。この年の暮れに来て、実入りを
あてにしていただけにやれやれである。
 ま、良いこともあるさと気を取り直す。

2006(平成18)年12月2日(土)
 昼間、TVで浦和レッズ対ガンバ大阪のサッカーJ1リーグ優勝決定試合を見る。
 結果、3対2でレッズが勝ち初優勝。女房の出身地でもある浦和の町は大騒ぎだろ
う。
 夜は高校時代の卓球部の同窓会があり顔を出す。先輩、後輩入り交じって三十名弱、
昔話で盛り上がる。
 中で、今、中学校の教師をやっている二つ上の先輩がいて、「よう、泉元君、今度
うちの学校で落語やってもらえないかな」と声をかけられる。うまくまとまるとあり
がたい。

2006(平成18)年12月3日(日)
 昨晩は結局、午前様。
 どうも飲みすぎで二日酔い気味。もう若くないと感じる。帰宅して夕方まで昼寝。

2006(平成18)年12月4日(月)
 夜、神楽坂のわらだな寄席へ。今晩は年末スペシャル長講二席ということで吉窓[
ねずみ穴]、一九[らくだ]をやる。
 終わってお客さんたちと鍋を囲む。たまたま隣に座った方がラグビーが好きだとい
うことで、昨日の大学ラグビー早稲田対明治の優勝決定戦で話がはずむ。
 すっかりあったまって帰路につく。

2006(平成18)年12月5日(火)
 今日は落語協会から正月初席の仮香盤が届いたり、知るべから来年のカレンダーが
届いたり、暮れの協会納めの寄り合いの出欠はがきを出しに行ったり、年末だなと感
じた一日だった。

2006(平成18)年12月6日(水)
 久しぶりに歌舞伎座昼の部へ行く。お目当ては〈芝浜皮財布〉。菊五郎と魁春が主
役の政五郎夫婦を達者に演じていた。
 イヤホンガイドを聞いていたら「落語では近年、桂三木助、桂文楽といった名人た
ちがこれをよく演じ云々・・・」とあって、聞いていて「うんっ??」と思った。
 三木助師匠はわかるが、文楽というとたぶん黒門町の師匠のことだろう。あの黒門
町が[芝浜]やってたかなぁ。今度、誰かに聞いてみよう。解説者の間違いのような
気もするが・・・。

2006(平成18)年12月7日(木)
 夜、両国寄席へ行く。今日も寒い。[ぐつぐつ]をやる。

2006(平成18)年12月8日(金)
 岡田晴彦氏の告別式に伺う。岡田さんは窓門会会員であり、師匠圓窓の高校の先輩
であり、現在の春日部のお住まいがあたしの親の家と同じ町内会であり、一時、俳句
の会でもご一緒していたという、ひとかたならぬご縁のある方でした。享年67歳。
ご冥福をお祈り申し上げます。

2006(平成18)年12月9日(土)
 今日は朝から雨。池袋の昼席へ代演に行く。[半分垢]をやる。
 寄席の出番の後、同じ池袋の映画館で「デスノート後編」を見る。
 今年は自分にしては映画を多く見た年で、洋画、邦画とりまぜて、今日で17本目。
映画ファンから見れば少ないだろうけど、あたしとしては多かった。それだけ見たい
なと思わせる作品があったということかしら。
「デスノート」は前編も見たけど、思わずのめりこむ物語の展開で面白かった。おす
すめします。

2006(平成18)年12月10日(土)
 今日も池袋昼席の代演へ。[大安売り]をやる。
 次の日記提出の時は年も改まっています。どうぞ皆様、良いお年を!
2007.3.2 UP







『 俳句の町 松山市へ 』

2006・11・21〜30(下席(しもせき))
 報じ手 圓 窓

2006(平成18)年11月21日(火)晴れ。
 # 落語の授業。日大へ。圓生の[牡丹灯篭]のビデオ[半分垢]。
   授業のとき、いつも前の席で真剣に聞いている学生二人に高座本[みんな違っ
  て]をやる。「その代わり、感想を書いてね」と。
   今学期は何日か休講したので、来月の19日、補講をすることにした。
 # 帰宅してから整体へ。
 # 環七目白通りの交差点近くに萬盛庵という蕎麦屋がある。そこで、とろろ蕎麦
  (750円)をたぐる。

2006(平成18)年11月22日(水)晴れ。
 # 松山へ乗り込むために窓輝の運転で羽田へ。
 # 第59回 愛媛県国語教育研究会。会場は湯山小学校。同席した三浦和尚愛媛
  大教授に文学落語の話をしたら大喜び。高座本を送る約束をする。
   打上げも宿泊も大和屋別館。山頭火の「ちょっと(ひょっと)四国へ行こうか
  」、部屋には「きじをうつ裏山近し????? 虚」の軸。女中さんに読み方を
  教わたが忘れる。そこの宿の女将はあたしが宿を出入りするたびに玄関で正座を
  してお辞儀をしてくれている。誰にもするのだろうが、くすぐったくなる。テレ
  ビのドラマだとこれから事件が起こるか……、と苦笑してしまった。

2006(平成18)年11月23日(木・勤労感謝の日)晴れ。
 # 昨日、空港から会場へあたしを届けてくれた教育出版の二人が、帰りも空港へ
  送るというので、ついでに町の案内を頼む。
   朝9時開館の子規記念博物館へ。子規はメモ魔だからこそ、後世、俳句業界に
  資料が多々残ったとも言える。
   10時からというセキ美術館へ。昨日、三浦先生が「是非とも見てください」
  と推薦していた本物の「仰臥萬録」が展示されている。子規の死後、虚子系列の
  人物に流れたらしい。虚子記念館の許しを得て展示されたと記してあった。子規
   記念博物館にあったそれは複製。両館は仲が悪いらしい。
   両館とも資料の日焼けを防ぐためか、薄暗い感じがしてならない。子規記念館
  では外人へガイドが付いていた。道後寄席という会もあるそうな。
 # 羽田からタクシーで帰宅。9550円。祭日で首都高速もスイスイ。コンドル
  タクシーは料金の額により割引きがあるという。そのチラシを貰う。

2006(平成18)年11月24日(日)晴れ。
 # NHKテレビの「藤沢周平を読む(仮題)」の録画。豊島区の中央図書館を借
  りて撮影。
   藤沢原作の「ちゃんと呼べ」の出だしを朗読した。緊張。その通りに読むのが
  朗読だから、噺家にはそれがつらい。間違えると、先生に怒られそうだ。「ちゃ
  んと読め」と。

2006(平成18)年11月25日(土)晴れ。
 # 江戸ソバリエのほしさんから、「江戸見聞録」という本を貰った。この本を読
  んで江戸検定人になった人も多かろう。
 # 落語の授業。金沢文庫の啓進塾へ。5年生。[ぞろぞろ]。みすゞさんの「星
  とたんぽぽ」の「見えぬけれどもあるんだよ。見えぬものでもあるんだよ」を活
  用させてもらった。まさに「落語は見えぬけれどもあるんだよ」という芸。

2006(平成18)年11月26日(日)晴れ。
 # 仏笑神喜。保善寺へ。23年目になる。
   窓輝も頼んだのだが、「他の仕事が夜の7時だと思っていたら、昼の1時だっ
  たので遅れる」と電話があったので、小生が先に上がってつなぐ。[蕎麦稲荷]。
 # 若住職曰く「ちょいと前に、保善寺へ講釈の神田陽子さん訪ねてきて、『あた
  し、このお寺の幼稚園を卒業した者です』と。そればかりではなく、「講釈師に
  なって、その後、曹洞宗の寺に嫁にいきました」とも。じゃ、来年のこの会には
  陽子さんに出演を願おう。
 # 檀家のみなさんにコーヒー小咄のCDをプレゼント。窓輝[味噌蔵]。
 # 整体。「人の話の聞き方入門」をプレゼント。

2006(平成18)年11月27日(月)晴れ。
 # テレビ東京の稲井打ち合わせ。1月11日の録画は[竹の水仙][甲府い]の
  二席をやることにする。
 # 宗矢が来る。「芝居をやるんだったら、見に行くから」と言うと「萬スタジオ
 でやります」と芝居のチラシを置いていった。

2006(平成18)年11月28日(火)晴れ。
 # 落語の授業。日大へ。志ん生のビデオ。[黄金餅]、圓窓[銭たれ馬]。
   学生の話の発表のとき、聞き手である学生の中に私語があったので、「そんな
  ことでどうするんだ」と小言。
   高座本[みんな違って]を読んでくれた二人から感想文を貰う。

2006(平成18)年11月29日(水)晴れ。
 # 昨夜、漢字パズルに夢中になり疲れたか、14時まで寝てる。
 # 整体。
 # その足でたぐり庵へ行って、テレビ東京の撮影に貸してと頼む。とろろ蕎麦。
  900円。土産に卵焼を貰う。

2006(平成18)年11月30日(木)晴れ。
 # 落語の授業。戸塚の啓進塾へ。児童に「大きな夢はなに?」ときくと、一人が
 「地味なサラリーマンでいい」と。「どんな仕事?」「人事課で」「父親は?」「
  頑張ってます」「父親より頑張るんだよ、親は喜ぶから」。
   あとで先生に聞くと、「父親が人事課長をやってます」と。
 # 行きに駅の近くの江戸藤という蕎麦屋へ。とろろ蕎麦、750円。鶉の卵、ノ
  リも付いている。
 $ 木下順二、死去。
2007.1.8 UP






『 ネットカフェで落語会 』

2006・11・11〜20(中席(なかせき))
報じ手 窓 輝

2006(平成18)年11月11日(土)
 上野鈴本の昼席の初日。ネタは[幇間腹]。
残ってトリの一九師匠と社長にごあいさつ。

2006(平成18)年11月12日(日)
 日ハムからFAの小笠原選手、中日撤退で巨人入り濃厚との報道……、だと思った。

2006(平成18)年11月13日(月)
 神宮外苑で草野球。毎日新聞社さんのチームと対戦。9−1で負け。食事会では「
思っていたより強かったですヨ」との評。
 セッティングしていただいた学芸部の油井さん、みなさん、ありがとうございまし
た。再戦を希望します。

2006(平成18)年11月14日(火)
 御徒町のインド料理屋で食事する。
 ひき肉のカレーとライスにサラダ、コーヒー付きでナンを一枚追加して千円。気に
入りました。

2006(平成18)年11月15日(水)
 夜に喬之助兄さんと食事。
 しゃぶしゃぶか寿司かで意見別れ、じゃんけんでしゃぶしゃぶに決定。(どっちに
しても食べ放題の店だけど)
 兄さん、ごちそう様でした。

2006(平成18)年11月16日(木)
 赤坂のネットカフェで落語会。小柳枝師匠に圓太郎師匠となぜか自分。
 一、ぞろぞろ  窓輝
 一、締込み   圓太郎
 一、井戸の茶碗 小柳枝
 来年に有線放送で流すそうです。

2006(平成18)年11月17日(金)
 起床すると両目に大量の目ヤニ。椎名町の眼科に行く。結膜炎の診断。

2006(平成18)年11月18日(土)
 末広亭で深夜寄席。[味噌蔵]を勉強しました。
 寒い夜に150名様ご来場。誠にありがとうございました。

2006(平成18)年11月19日(日)
 笑生さんの来年の二人会の打ち合わせ。
 一月二十八日(日)池袋演芸場6時30分より。一席は師匠直伝の[甲府い]を勉
強します。

2006(平成18)年11月20日(月)
 前日からの雨で草野球が中止に。今月はあと27日(四谷)と29日(練馬)でそ
れぞれ試合がある。
2007.1.8 UP






『 [二番煎じ]で汗だく 』

2006・11・1〜10(上席(かみせき))
報じ手 萬 窓

2006(平成18)年11月1日(水)
 浅草演芸ホ−ルの昼席の代演へ、[権助魚]。
 今日より新二つ目の誕生。駒春改め桂三木男と章五改め古今亭志ん八の2名。
 三木男は三代目桂三木助師匠の孫で、先年亡くなった四代目の甥に当たる。
 志ん八は亡くなった古今亭右朝師匠が二つ目時代に名乗っていたもの。懐かしい名
前が復活した。

2006(平成18)年11月2日(木)
 夜、両国寄席へ、[二番煎じ]。
 噺の後半で、額から汗がタラタラと出てきた。冬の火の回りの噺なので、汗をかく
べきではないが、番小屋で猪鍋を食べるからいいか。

2006(平成18)年11月3日(金)
 昼、鴻巣の公民館で一席、[金明竹]。
 お客さんは8割がお年寄り。

2006(平成18)年11月4日(土)
 新潟県三条市にある西福寺というお寺で落語会。[尻餅]と[二番煎じ]を演る。
 前日、三条市内の別のお寺に金馬師匠一行が来ていたそうだ。
 終演後、市内に住む学生時代の友人と合流して、三条泊。

2006(平成18)年11月5日(日)
 朝、帰京してそのまま王子の北とぴあへ出向いて、シ−ハイル寄席の打ち合わせ。
 シ−ハイルとは目の不自由な方のスキ−団体で、師匠円窓の協力で毎年寄席を行な
っている。
 来年1月14日の会で20回目。シーハイルのメンバ−も毎年、落語を演じていて、
今年は私が指導をさせてもらっている。

2006(平成18)年11月6日(月)
 携帯電話を新機種に買い換える。ボ−ダフォンがソフトバンクに買収され、サ−ビ
ス内容もかなり変更したよう。
 店員の説明を聞いたが、理解したのは半分くらい。ソフトバンクになっても、サ−
ビスで損(孫)はしたくないのだが。

2006(平成18)年11月7日(火)
 現在、マンションの改修工事中でベランダに洗濯物が干せない。ベランダの作業は
10日程かかるとのこと。

2006(平成18)年11月8日(水)
 北海道の佐呂間町で竜巻が発生し、9名が死亡する惨事となった。
 アメリカの荒野で竜巻の発生をよく聞くが、これだけの被害が出るのは日本国内で
は初めて。予知することもむずかしく、どこへ避難して良いかもわからない。

2006(平成18)年11月9日(木)
 志ん五師匠に先日教えてもらった[柳田格之進]を聴いていただく。刀の使い方等の
仕草を細かく直してもらった。

2006(平成18)年11月10日(金)
 小唄の稽古。
 忘年会の日程を皆さんと相談する。今年も残り50日となった。
2007.1.8 UP






『 章五は学校の後輩なり…… 』

2006・10・21〜31(下席(しもせき))
 報じ手 窓 里

2006(平成18)年10月21日(土)
 14、15日に行われた川越まつりの反省会へ。
 今年は110万人の人出。お天気にも恵まれ最高。路上喫煙禁止となった今年はタ
バコのゴミも少なく評判が良かった。

2006(平成18)年10月22日(日)
 町内運動会。
 子供から年寄りまで一緒に楽しむ。パン食い競争や借り物競争、賞品も菓子と、学
校の運動会と違ってとてもおもしろかった。こういうのも少なくなった。

2006(平成18)年10月23日(月)
 9月議会の報告書配布。
 9月議会は厚生常任委員長の辞任、市職員の公金横領発覚と、最終日の夜中まで時
間がかかってしまう。
 100条委員会設置。

2006(平成18)年10月24日(火)
 市社会福祉協議会支部の敬老会へ、落語家として出演。
 100名ほどの高齢者の前で50分。半分以上が一人暮らし。しかもほとんどが女
性。亭主を亡くした皆さんは本当に元気。

2006(平成18)年10月25日(水)
 ある会合に出演。夫婦をテーマに一席。ここもほとんどが女性。もちろん高齢者。
 1時間で漫談と[たらちね]。10数年ぶりに演ったが、実によくできた噺でおも
しろい。どんどん演ってみようと。

2006(平成18)年10月26日(木)
 明日の落語会の打ち合わせと、前売券の回収に。
 出演する志ん五門下の章五は川越生まれでわたしの学校の後輩。わたしの世話人の
協力で二ツ目昇進を機に二人で落語会を始める事になる。明日どのくらいのお客さま
が来てくれるのか。

2006(平成18)年10月27日(金)
 第一回蓮馨寺(れんげじ)落語会。
 会場の当寺は東十八檀林の一つ。志ん生師匠の鈴ふりの中にも出てくる名刹。
 会場の講堂に並べた100席の椅子も足らず、うれしい悲鳴。
 章五[転失気]、窓里[錦の袈裟]、助演の太助[たいこ腹]。
 マスコミの取材もあって盛大に開催できました。

2006(平成18)年10月28日(土)
 世話人のところへ昨日のお礼に。皆さん喜んでくれる。集客は最高。落語の出来も
良かったと。
 次回は来年一月。年4回の予定。これから続けていくことになる。宜しくお願いし
ます。

2006(平成18)年10月29日(日)
 推薦団体の会議へ。
 自分の活動報告。議員と落語家の近況報告。
 来年4月は4回目の選挙。さらなる支援をお願いする。

2006(平成18)年10月30日(月)
 防犯ステーション開所式出席。
 今までの交番が廃止され、市が設置する。
 市内では2ヶ所の交番が廃止となったが、全国ではいくつになるのか。これだけ事
件が起きているのに、これでいいのか。

2006(平成18)年10月31日(火)
 健康診断へ。市で毎年行っている定期健診。
 この1年間変わったところはないが受診する。結果は後日郵送されてくる。性格以
外は異常がないと思う。
2007.1.8 UP






『 朝霞駐屯地から召集命令が 』

2006・10・11〜21(中席(なかせき))
報じ手 吉窓


2006(平成18)年10月11日(水)
 夜、両国永谷ホールで初音家左橋、三遊亭五九楽、そしてあたしの一回目の三人会。今
日は[一分茶碗]を演る。
 偶数月に一回のペースで始めることになった。このメンバーは二十数年前にさる鰻屋の
二階で勉強会をやっていたことがある。
 打ち上げで当時の話に花が咲く。

2006(平成18)年10月12日(木)
 昨日、柳家小せん師匠の訃報を知り、今日はそのお通夜に伺う。
 小せん師匠にはあたしが今でもよく寄席の高座でかける[動物園]を教わった。
 晩年でもジーパンにトレーナーで楽屋入りする若々しい師匠だった。享年83歳。
 ご冥福をお祈り申しあげます。

2006(平成18)年10月13日(金)
 昼、オフィス樹から案内をもらっていてので、池袋芸術劇場へ行き、芝居「オホーツク
の女」を見る。
 北の海で働く猟師の物語。時化でも命がけで漁に出て行く男衆、留守を守る女衆、網元
との葛藤。大自然が相手の仕事は過酷だ。
 してみりゃ、噺家は楽な商売かしら?

2006(平成18)年10月14日(土)
 神奈川県座間市で毎月開催されている落語会へ。今回はあたしと春風亭勢朝の二人会。
 あたしは[目黒のさんま]と[辰巳の辻占]を演る。
 良いお客様でした。

2006(平成18)年10月15日(日)
 足立区舎人のお寺でやってる落語会、西門寺寄席へ。
 ここは平成5年に始まり、年三回開催で、初音家左橋、柳亭市馬、そしてあたしの三人
が当初からのレギュラーという会。あたしは年一回は必ず出演していたが、それも今回で
卒業。
 来年からは新レギュラーにバトンタッチすることになった。新しいメンバーは五街道佐
助、柳家太助、三遊亭窓輝の面々。後はよろしく頼むよ。
 今日の出演はあたしと窓輝と前座の柳家生ねん。あたしは[辰巳の辻占]を演る。
 打ち上げで近くの寿司屋へ行ったのだが、そこで評判が良いというラーメンを食べる。
 寿司屋でラーメンなんてミスマッチもいいところだが、これがうまかった。だけど、何
か変……?

2006(平成18)年10月16日(月)
 昼すぎに、さる先輩の噺家から来月の仕事の件で電話があり、話してるうちに「どう、
今晩、暇だったら一杯やらないか」とのお誘い。断わる理由もないので、上野まで出かけ
ていってご馳走になる。

2006(平成18)年10月17日(火)
 今日のスポーツ新聞に「林家きくお、来秋、木久蔵襲名」で真打ち昇進との記事が大き
く出ていた。
 倅に自分の名前をゆずるので、木久蔵師匠自身も改名するらしいが、まだなんという名
前になるかは未定とのこと。落語界の話題を巷に提供してくれるのは結構な事です。

2006(平成18)年10月18日(水)
 あたしは高校時代、卓球部だったが、その時の同級生から電話があり、この暮れに卓球
部仲間で忘年会やるとの話があった。
 部活動の仲間というのは普通のクラスメートとはまた違った思い入れがある。先輩後輩
にも広く声をかけるというので、今から楽しみだ。

2006(平成18)年10月19日(木)
 今日も天気が良い。ここ数日、好転が続いている。冬用のキャップを二個、洗って干す。
 これから寒くなるので、あたしの頭に防止は必需品。夕方には乾いてしまった。

2006(平成18)年10月20日(金)
 本日から24日までの5日間、あたくし泉元将男予備三等陸曹は朝霞駐屯地へ召集命令
を受け出頭いたします。
 という事で、予備自衛官の訓練に参加してまいります。昨今の北朝鮮情勢も気になりま
すので、気合を入れていってきます。
 この間、朝6時起床、夜11時消灯で、昼間は体を動かす健康的な生活。太って帰って
きます!
2006・11・8 UP






『 ガリバーに びっくり 』

2006・10・1〜10(上席(かみせき))
 報じ手 圓 窓

2006(平成18)年10月1日(日)雨。    HP接続・127798前日比+47
 # 昨日の菜の花寄席の疲れのせいか、よく寝られた。腰も朝は軽かったが、起き
  出すと、軽痛あり。
 # 今日から菜の花寄席の世話人の長田さんが圓窓ブログの「一日一句」に参加を
  してくれることになった。張り合いが出て嬉しい。
 # 長男が子を二人連れてくる。
 # 圓窓五百噺ダイジェストとして[鮑熨斗]を編集して日比野さんへ送信する。

2006(平成18)年10月2日(月)曇り、雨。HP接続・127870前日比+72
 # 出掛けの路地で車が止まっていて出られない。側まで近づけて、ペッと鳴らす
  と、運転手がやってきて「もう少し前に出てください」と言う。自分の車が出に
  くいらしい。ならば、どうして「すいませんが……」という言葉が最初につかな
  いのか! なにかが足りない。
 # 落語の授業。若林小学校へ。4年生。児童は床にべたり座り。む〜〜〜ん、椅
  子に座ってもらいたかったなぁ。べた座りは子達も疲労するし、集中力がなくな
  ってくる。まぁ、なんとか、持たせたが……。[寿限無]をライブ。
  廊下の壁には、去年の4年生が発表したという「寿限無」や「小咄」の写真が
  貼られていた。
   土産に松蔭饅頭を貰う。
 # NHKテレビの番組で「プロフェショナル」で島根の中学教師の田尻先生が取
  り上げられている。「生徒に謝ってないから、会いたい」「実は熟したら摘め」
  と言う。
   圓窓思う。「真面目に楽しむ。真面目に笑う」「巧くなるには長時間、下手に
   なるには短時間」
 # JULAの北尾さんに教えを乞うた。
  「みすゞさんの詩、「蛙」の中の『いつでも、かつでも、誰からも』の『かつで
  も』の意味が調べてもはっきりしません。『すぐに』『広く』、あるいは、土地
  の方言なのか、教えてください」と。

2006(平成18)年10月3日(火)曇り。   HP接続・127927前日比+57
 # 日大へ。車の運転をして、やっと道に迷わずに行けた。
   いつものように、教室の脇の男と女の裸像の立っているスペースの長椅子のと
  ころで、ワイヤレスマイクを仕込む。と、女学生が「お誕生日、おめでとうござ
  いまぁぁぁす」と。あわてて、「ああぁぁ、ぁりがとぅ」と返事。そう、あたし
  の誕生日なんだ。気が付かなかった。
   学生の「話」の発表は一人。落ち着いた口調がいい。圓窓の落語ライブは[澤
  蔵司 蕎麦稲荷]。
 # 帰宅して昼寝。

2006(平成18)年10月4日(水)曇り。  HP接続・127927前日比+57
 # 名古屋・那古野塾・商人噺を聞く会。出発の東京駅のホームのベンチでドーナ
  ツ座布団を残して車中へ乗ってしまった。車掌に連絡してもらって、忘れ物とし
  て届けがあったことを確認してもらう。
 # 那古野塾とは、名古屋の経営者の塾。ここで、商人噺を聞いてもらっている。
  名古屋から地下鉄で伏見へ。丸善ビル8F、愛知学院キャンバスの講義室の一室。
  まず、岩田先生から聞いた「日本の技術は最高だ。国産ジェット旅客機」の話は
  面白かった。あたしはソバリエの話題から自作の[稲荷蕎麦]。終って「夜来香」
  で打上げ。食べた、たべた。
 # サンホテル内の富士コーヒーのマンションで一泊。携電のバッテリーが鞄にな
  い。家で入れたはずなのに……。そういえば、名古屋の乗り換えで階段の多さに
  面食らった。今日の荷は重いので、階段をガタン、ガタンと落すように上下。そ
  のショックで鞄のチャックを開けたままのポケットから携電のバッテリーが落ち
  たらしい。ついてない。

2006(平成18)年10月5日(木)曇り。  HP接続・127927前日比+57
 # 東海税理士会の会報1月号の川松会長との対談の収録。7,8人の役員が前に
  並び、その前で二人が斜に座るような形で始まった。会長が生真面目なのか固く
  なっている様子でギクシャクすることもあったが、笑いに助けられ盛り上がった。
  「圓窓半生記」のようなことになった。すっかりあたしの本を読んで情報を得て
  いるので質問をしても新鮮味をもって聞いてない。愛想のない返事が続いた。
 # 終って一同と電車で一宮の織部亭へ会食。旨かった。駅から乗ったタクシーが
  亭がわからずぐるぐる回る。終って、ホテルへのタクシーがクラシックホテルへ
  着いたが、フロントが「予約は入っておりません」と。しかし、他のホテルへ電
  話を入れて、「宇野さんか、川松さんかの予約ははいっていませんか?」と問合
  せしてくれた。しかし、ない。結局、川松さんが予約をしてなかったらしい。そ
  のホテルに泊る。
 # 宇野さんから「12月27日、コーラスの子達のクリスマスを兼ねた落語会を
  企画したい」と。子達とコラボをする[叩き蟹]を演ることにした。

2006(平成18)年10月6日(金)雨。  HP接続・128050三日間比+123
 # 朝、クラシックホテルで朝食後、川松夫人の迎えがあり、喫茶店へ。ところが、
  その店が見付からず。車についてなかった旅である。そこでもモーサー。宇野さ
  んも来てて、川口夫人にCD化の話を切り出す。
 # 帰京して東京駅の忘れ物扱い所へ。ところがどこにあるか、検討がつかない。
  前に一度行ったことがある。新幹線で財布をとられたか、落としたかしたときだ
  った。構内の大きな案内図をみても、わからない。東京駅は広過ぎるから、図も
  大きすぎる。一見しても、何度見してもわからない。あたしだけじゃない、あた
  しと同じ状況の人が3人ほど立っている。地図の用紙をもらって辿っていったが、
  ますます迷う。なんてこった。やっと、南のほう、居並ぶ運搬トラックの後ろを
  通って、それも荷物の積み下ろしの、傘をさして。敷地のどん詰まりなんだろう、
  あった。窓口に行くと、新幹線から連絡してあったので、すぐにわかってもらっ
  て、ドーナツ座布団が目の前に。ああ、よかった。
 # 終って、携電のバッテリーを買いに池袋のドコモへ。ところが、旧型の携電な
  ので、それは在庫がないと言う。取り寄せます、と。10日かかるという。
  そんなのんびりもできないよ、というと、「薦めるわけではありませんが、コ
  ンビニで乾電池のバッテリーがありますが」と。
  ならばとばかりに千川駅からコンビニへ。あった。それでなんとか、メールで
  方々へ「ただいま」と。

2006(平成18)年10月7日(土)快晴。  HP接続・128093前日比+43
 # 疲れはある。だが、腰がいいのか、悪いのか、妙。
 # 捜していた水虫の薬があった。袋に入って枕元に目の前に。
 # 9日の蕎麦の会、車で行く予定にして、サイトで地図を検索。

2006(平成18)年10月8日(日)快晴。  HP接続・128145前日比+52
 # 昨夜の深夜テレビ、12チャンネルで映画『ガリバーの大冒険』を見る。話と
  しては耳に入っていた物語だが、小説としては読んではいなかったので、この映
   画を見る。
  『ガリバーの大冒険』(1960年)−レイ・ハリーハウゼンによるストップモ
  ーション・アニメーションではあるが、最初に実写映像化されたガリヴァー旅行
  記。ジャック・シャー監督、カーウィン・マシューズ主演。
   大変な風刺文学なんだ。単なる子供向けの冒険小説ではない。サイトで検索し
  て、びっくり。主人公のガリバーは日本にも来ているのだ。
 「ラグナグを出航して日本の東端の港ザモスキ(横須賀の観音崎)に着き、日本
  の皇帝(天皇ではなく、征夷大将軍の徳川家宣)に江戸で拝謁を許されたガリヴ
  ァーは、オランダ人に課せられる踏絵の儀式を免除してほしいと申し出、「踏み
  絵を躊躇するオランダ人など初めて見た」と怪訝な顔をされるもラグナグ王の親
  書などの効果でなんとか了解される。このあたりは、商売のためなら信仰を平気
  で犠牲にするオランダ人に対する皮肉であろう。ガリヴァーは長崎(Nangasac)か
  らイギリスに帰国する」という。
   あの時代、異国にはうるさかったが、オランダとは付き合いを許した徳川幕府
  のことがよくわかった。オランダには宗教色がなかったからであろう。
   眠かったが、見てよかった。
 # 遅くまでパソコンをやってて、眩暈がしてきた。

2006(平成18)年10月9日(月)快晴。  HP接続・128195前日比+50
 # さん助さんから見舞い電話あり。
 # ソバリエの霞の会の主催の蕎麦全書詳読会。北澤の蕎麦屋「くりはら」。運転
  車で行く。15時から藤村さんの講釈が一時間ほどあって、階下で店の主の蕎麦
  打ち。「あたしは独学で店を出した者で老舗のような修行はしていません。ただ
  し陶芸をしているもので捏ねるのはなんとか」と至って謙虚な人。堅めの蕎麦で
  結構なり。あたしは酒は飲めないので、三枚食べた。帰り、藤村氏を車に載せて
  池袋まで送る。車中、いろいろと話が聞けて有意義。
 # 明日の仕事の送られた会のチケットがない、、、。
 $ 北朝鮮が地下核実験を行う。わからず屋論法には困ったもんだ。

2006(平成18)年10月10日(火)快晴。 HP接続・128228前日比+33
 #「和のおもちゃ箱」。渋谷のセルリアンホテル内の能楽堂。本寸法に近い舞台だ
  った。[洒落番頭]。善竹師の倅と話す。善竹師より「秀句傘の読みは(しゅう
  くからかさ)です」と。かさと覚えこんでしまった。盆山も(ぼんさん)だと、
  倅から言われた。打上げ、東方見聞録で。受付の女の子に「送られたチケットは
  40枚」と言われたので払う。あとで、「半分でいいです」と返還があり。
   善竹の弟子になりましたという八王子の人、須加さん。落語会も運営している
  とか。「落語と狂言をテーマにした落語会をきかくしたら?」
   ロビーの販売で「山下悦子著の本」を二冊買う。ネタになればいいが、、、。
 # 小せん死去。83歳
2006・10・23 UP






『 二人会 御礼 』

2006・9・21〜30(下席(しもせき))
報じ手 窓 輝

2006(平成18)年9月21日(木)
 浅草で草野球。ベテラン演芸家チームとのダブルヘッダーに連敗。
こっちの方が圧倒的に若いのに、おぼん先生にキリキリ舞い。

2006(平成18)年9月22日(金)
 神宮球場ヤクルト対中日戦。9−1の快勝。マジック12。
 気分がいいので天どんにカレーをおごる(注※知らない方へ念のために。天どんは自分
の後輩の芸名です)

2006(平成18)年9月23日(土)
 月末の二人会チケットのノルマ達成。これで赤字の心配なし。まぁ二人だし・・・。

2006(平成18)年9月24日(日)
 神宮球場、ヤクルト対中日戦。いいところなく黒星。
ヤクルトファンの天どんに八つ当たり。でも、カレーはおごる。

2006(平成18)年9月25日(月)
 草野球in三鷹。連敗記録を伸ばす。投手募集中です。

2006(平成18)年9月26日(火)
 前日のその流れでメンバーと徹夜マージャン。これも連敗記録を伸ばす。下手の横好き
の典型。

2006(平成18)年9月27日(水)
 新宿の某喫茶店に傘を忘れる。取りに行くほどの物ではないが、柄に千社札が貼ってあ
るので・・・。

2006(平成18)年9月28日(木)
 板橋警察署へ自首……、ではなくて、盗られた自転車を引き取りに行く。
 新車を買ったあとなので、これからは二台を交互に乗ることにする。

2006(平成18)年9月29日(金)
 阪神対中日の天王山。4−0の完封負け。
 ふてくされて寝る。(明日は二人会だというのに・・・)

2006(平成18)年9月30日(土)
 昼間、急遽たのまれて小田原へ。夜の会があるので、[味噌蔵]を演って急いで帰京。
 お江戸日本橋で「窓輝・笑生二人会」。窓輝[味噌蔵][万病円]/笑生[紺屋高尾]
[初音の鼓]。
 おかげさまで、大入り。調子に乗って6回目も考えております。
2006・10・9 UP






『 小唄「上手より」の稽古 』

2006・9・11〜20(中席(なかせき))
報じ手 萬 窓

2006(平成18)年9月11日(月)
 今日より我が家のマンションの補修工事が始まった。まずは建物の周りに足場を組
んでいる。高所恐怖症の私は見ているだけで、足がすくむ。

2006(平成18)年9月12日(火)
 小唄の稽古日。「上手より」という幇間を題材にした唄を稽古。

2006(平成18)年9月13日(月)
 夜、日暮里のサニ−ホ―ルで五人廻しの会[三年目]。
この会は年6回、偶数月に行なっているが、8月に会場の補修工事があり本日開催。
リュ−ニュ−アルして、会場内が以前より少し明るくなった。

2006(平成18)年9月14日(木)
 志ん五師匠に[柳田格之進]を稽古していただく。
 この噺は地の部分(ナレ−ション)が多い。なるべく会話で対処出来ればと思う。

2006(平成18)年9月15日(金)
 夜、黒門亭。
『芸術の秋・黒門美術館』と題して、美術、工芸を扱った演目を並べた。
 金兵衛[一目上がり]、菊寿[浜野矩随]、萬窓[伽羅の下駄]、藤兵衛[井戸の
茶碗]。

2006(平成18)年9月16日(土)
 今夜も黒門亭。今日はネタ出しではなく、[安兵衛狐]を演る。

2006(平成18)年9月17日(日)
 知人の紹介で結婚披露宴の司会。
 会場は天王洲の第一ホテル東京シ−フォ−ト。このホテルは我々夫婦も披露宴を行
なったところ。
 開宴前に宴会係りの人と打ち合わせをしていると、着物姿の妙齢のご婦人が「失礼
ですが、窓樹さんでは?」「はい、今は萬窓と言いますが」「実は私、萬窓様の披露
宴の時も、会場内で働いていた者ですが、賑やかな披露宴でしたね」と8年前の事を
覚えていてくれた。噺家も大勢出席していたので、よほど印象に残ったようだ。

2006(平成18)年9月18日(月・祝)
 今日は敬老の日。
 毎年この日は敬老会の仕事を頼まれているが、今年も浦和で一席。[金明竹]を演
る。

2006(平成18)年9月19日(火)
 来月、板橋区内に勤務する保育士さんの前で講演を行なう。
 今日はその打ち合わせで大山の文化会館へ。保育園も民営化の話が出ていて、保育
士さんはリストラの恐れがあり、先が不安とか。

2006(平成18)年9月20日(水)
 親知らずの歯が痛むので歯科へ。
 親知らずが曲がって生えているので、歯ブラシが届かず化膿したよう。「消毒の薬
を出しますので、しばらく様子を見ましょう」との診断。
2006・9・28 UP






『 用水路にオットセイが…… 』

2006・9・1〜10(上席(かみせき))
 報じ手 窓 里

2006(平成18)年9月1日(金)
 9月市議会定例会開会。会期は25日まで。
 今回は公民館建設工事等の議案が提案される。

2006(平成18)年9月2日(土)
 河川浄化大会出席。
 式典の後、会員の皆さん参加の芸能大会、唄、踊りで盛り上がる。
 終演後打ち上げ。こっちも盛り上がる。

2006(平成18)年9月3日(日)
 黒門亭。ネタは[紀州]。
 今回は「圓生を知らない孫弟子の会」。出演は吉窓、白鳥、ぬう生。圓丈門下のぬ
う生は圓生師の眠る寺も知らなければ墓参もした事もないとのこと。
 本当に知らないのに驚いた。

2006(平成18)年9月4日(月)
 今回、議会に提案された議案の研究。
 私は所属する会派を代表し「環境保全基本条例」について質問をする。

2006(平成18)年9月5日(火)
 質問日。環境というのは家の中から地球規模と幅広い。
 とにかく後世にすばらしい地球を残さなければ。ゴミ、CO2等問題は多い。

2006(平成18)年9月6日(水)
 万歳! 本日8時27分、秋篠宮家に41年ぶりに親王様ご誕生。
 2558g、48.8cmと私が生れた時と同じ。健やかにご成長されることをお祈
りします。

2006(平成18)年9月7日(木)
 議会運営委員会開催。
 今定例会の日程確認で明日から一般質問が始まるので、資料作成。

2006(平成18)年9月8日(金)
 私が一般質問で登壇。今回は「夏休みのラジオ体操について」質問。
 今、日本で学校の授業でラジオ体操を指導しているのは24%。ラジオ体操のでき
ない子供がいるのは当然。
 しかし、川越市では自治会に報奨費を支給している。その報奨費を着服していた町
内会長がいるという噂には驚いた。

2006(平成18)年9月9日(土)
 ある会社の開催で「窓里を聞く会」。
 70名程のお客様。選挙の漫談と落語一席で80分。落語より選挙の話の方が興味
があったようだ。まあ私はギャラを頂ければどちらでもいいが。

2006(平成18)年9月10日(日)
 昨晩から未明にかけて大捕り物。
 隅田川から新河岸川を上って我が家の前の用水路まで来たのが「オットセイ」。
 捕獲した後、上野動物園に移送する。
 ただ、この騒動を我々夫婦はまったく知らなかった。女房の寝ている姿は「トド」。
2006・9・28 UP






『 新小さん誕生に富十郎の踊り 』

2006・8・21〜31(下席(しもせき))
報じ手 吉窓

2006(平成18)年8月21日(月)
 今日から新宿末広亭の夜の部6時15分に、師匠の圓窓と交互出演の出番がある。
 今日はあたしの番だが、都合で昼の部へ上がり[狸札]をやる。
 夜は神楽坂の居酒屋でやってる「わらだな寄席」へ行く。偶数月の開催で年6回。もう
2年半続いている。
 出演はあたしと柳家一九さんの二人がレギュラー。片方が2席やるともう一人は1席、
計3席聞いてもらう。
 今日も満員。と言っても、元々民家を改造した居酒屋のお座敷は40人も入るといっぱ
いになる。今日はあたしが2席の回で、[一眼国]と[叩き蟹]をやる。

2006(平成18)年8月22日(火)
 昨日、夏の高校野球の決勝があり、西東京代表の早実が優勝したが、今朝のテレビは、
そこで一躍ヒーローになった早実の斉藤投手を追っかけていた。なんでもマウンド上でハ
ンカチで汗をぬぐう姿が品が良くて爽やかなんだとか。
 それじゃ、あたしも高座でハンカチ使ってみようかな。先代の桂文楽が高座で白いハン
カチを使っていたのは有名な話だけど、やっぱり噺家は手拭いが無難なようで。

2006(平成18)年8月23日(水)
 今日は末広亭夜席へ定刻通りの出番。[動物園]をやる。

2006(平成18)年8月24日(木)
 今日も都合で昼席へまわる。13時15分上がりで[本膳]をやる。
 夜は藤沢市役所の落語研究会へゲスト出演で伺う。[大安売り]をやる。

2006(平成18)年8月25日(金)
 注文しておいた手拭いが届く。
 手拭いもいま頼んでいる会社で一本390円。送料や振込料を含めて、200本で8万
円を超える。馬鹿にならない出費だ。もう名刺代わりに渡すなんて、もったいなくてでき
ないよ。
 夜は末広亭へ[大安売り]をやる。

2006(平成18)年8月26日(土)
 今日も残暑が厳しい。末広亭へ。[大安売り]をやる。

2006(平成18)年8月27日(日)
 朝7時55分羽田発の飛行機で、九州の佐賀市へ。
 市内の古い割烹旅館で年に一回、この時期にやってる寄席へ伺う。同行メンバーは昔々
亭桃太郎、海老一染之助、昭和のいるこいる、前座の昔々亭喜太郎とあたし。
 九州は久しぶり、佐賀県は仕事で来るのは初めてだ。こちらの寄席は開催は年に一回だ
が今年で20回目。ネタ帳には柳家小さん、春風亭柳昇、桂文治と、故人になった師匠方
の名も見える。
 寄席は旅館の一階大広間が会場で、昼夜2回興業。どちらも満員で、お客様の感度は抜
群に良い。昼は[大安売り]、夜は[道具屋]をやる。
 終演後の宴では「ムツゴロウの甘露煮」「イソギンチャクの煮物」といった有明海の珍
味が並ぶ。酒も旨かったァ。どうもごちそう様でした。

2006(平成18)年8月28日(月)
 10時40分、佐賀空港発の便に乗って昼過ぎに羽田着。
 急いで帰宅して、あたふたと新宿紀伊国屋ホールへ今晩のための打ち合わせに向かう。
 その夜、紀伊国屋寄席五百回記念興業。今日は落語の出番はないが、ご祝儀の大喜利で
住吉踊りを頼まれた。金馬師匠を頭に総勢三十名が集まる。ホール落語のお客様なので、
寄席の客とはちと感触は違ったが、ま、住吉踊りとしては十分アピールもできただろう。
 メンバーの皆さん、お疲れ様。

2006(平成18)年8月29日(火)
 昨晩も遅くまで痛飲してしまった。
 今日は寄席の出番もないし、寝てよ寝てよ。昼寝に限る。

2006(平成18)年8月30日(水)
 新宿京王プラザホテルへ「六代目柳家小さん襲名披露パーティー」へ伺う。幕開きが歌
舞伎役者で人間国宝の中村富十郎丈の踊り「七福神」。圧巻!
 中華料理のフルコースを半分までいただいて、あと後ろ髪をひかれながら新宿末広亭の
出番へ。[ぜんざい公社]をやる。

2006(平成18)年8月31日(木)
 今日は月末で、銀行口座の残金確認と入金のため、出かけようとすると、女房に「出か
けるならついでに買い物をお願いっ」と頼まれる。
 毎度の事だけどね。パンと果物とトイレットペーパーを買って帰る。
2006・9・28 UP






『 惑星問題で[雷月日]ふくらむ 』

2006・8・11〜20(中席(なかせき))
 報じ手 圓 窓
2006(平成18)年8月11日(金)晴れ。  HP接続・124865前日比+58
 # 深夜のNHKテレビの「迷宮美術館」を見る。噺家も画家のような部分もある
  のではないかと、ふと理屈を思案する。扇子が筆、手拭いがパレット、言葉が絵
  の具。
   魁夷の「夕静寂」の滝は想像のものだった、という裏話に打たれた。その手の
  ものには白馬、星(絶筆となった絵)などがあるという。

2006(平成18)年8月12日(土)雷雨。  HP接続・124906前日比+41
 # 雷雨の激しいこと。天の怒りか!
 # 明日13日の落語っ子連の稽古日であることを忘れて、浅草演芸ホールの交互
  を入れてしまったので、吉窓に訂正の電話をする。
 # やっと机の下にある足炬燵を掃除する。中は埃と垂れ流した醤油などでべとべ
  とだった。
 # Itunes配信のための「落語とギターの組曲」の第3弾・怪談シリーズの
  台本を完成させて、無弦さんへ送る。

2006(平成18)年8月13日(日)晴れ。  HP接続・124955前日比+49
 # 落語っ子連の稽古。清女の[壷算]、まど女の[時蕎麦]。まだ覚えていない
  ということで、高座本を譜面台に置いて噺す。この会場はギター教室もやってい
  るので、譜面台は常にある。あたしも自宅に設置したいので、無弦さんに購入を
  依頼する。
   清女曰く「家で稽古していたら、小4の息子に『よくわかんないハナシだね』
  と言われました」。「この[壷算]は大人でも理解できない人がいるから、ショ
  ックすることはないよ」と返答する。(笑)
   まど女曰く「蕎麦を食べる音がなかなか出てこない」。「それよりも、台詞を
  覚えるのが先決」と返答。(笑)
   ついでに、無弦さんとのギターとコラボする予定の怪談を読んで聞いてもらっ
  た。「雪女」「のっぺらぼう」「夜鳴きギター」「権兵衛狸」の四本。ギターと
  どう絡むか、楽しみ。
   部屋にピアノがあるので、マクラに使いたくて、みなにある音をとってもらっ
  た。ベートーベンの運命と火曜サスペンス劇場との冒頭の音符。前者は「ソソソ
  ファ♭ ミミミレ」。後者は「ソソミ ソソファ」。
   はねて一同と食事。、これも毎回の楽しみ。店を変えて近くのイタリア料理店。
  メニューにある「いなだ、水菜、パン、スパゲ」がコーヒー、デザート、サラダ、
  付きで1000円。「大盛りも同じ値段」と表示。あたしと清女さんがこれに即
  決。運ばれてきたのを見て驚いた。普通の3倍はあろうかという大々盛り。清女
  さんの「喰いっぷり」を見ているとフォークを握る手と肩の見事なこと。「腕っ
  節」は「喰いっぷり」に比例するようだ。
   パンの話題になった。「三越のB2にJOHANのプランスパンがおいしい」
  と清女さん。帰りに寄って買う。なるほど、旨し。凝りそう。
 # 一日一句の仲間からメールで「富士山の麓へ星を見ている」だって。星の話を
  聞いて[雷月日]の参考にしたい。

2006(平成18)年8月14日(月)晴れ。  HP接続・124993前日比+38
 # 浅草演芸ホール[雷月日]。
 # 役者の玉木さんと池袋の銀座ライオンで金子みすずの件で打ち合わせ。1月7
  日の横浜の会、Itunesでの件。
 # クレーン船のクレーンが高圧線に触れて関東地区が停電。線より船が強かった
  のか。

2006(平成18)年8月15日(火)出掛け、雨。すぐやむ。曇り。
                         HP接続・125053前日比+60

 # 浅草演芸ホール[雷月日]。出掛け、雨。
 # 昨日だったか、前座が「帳面になんと付ければ?」と訊いてきた。雷と月と日
  とが地球に旅に出てきたという話。これまで、小咄なのでタイトルは誰も気にし
  ていなかった。そこで、「年月日」をもじって[雷月日]にしよう、と前座に言
  う。
 # 今日、浅草演芸ホールへ寿限無の高座扇子を10本持参したが、拙宅の3畳の
  部屋はグッズだらけ。片付けなくては……。ついでに、来年の窓門会へのお年玉
  は「東洋経済新社」の本にしよう、と思案。その支度で20冊にサイン。
 # 萬窓の旬報をサイト師へ送る。
 $ 小泉総理、靖国神社へ参拝。

2006(平成18)年8月16日(水)晴れ。   HP接続・125117前日比+64
 # 浅草演芸ホール[雷月日]。
 # コミカレ。ギターとのコラボの予定の怪談噺をやる。ギターなしで。

2006(平成18)年8月17日(木)晴れ、ときどき雨。雷も。
                         HP接続・125188前日比+71

 # 啓進塾、6年生への落語の授業。男子が活発だった。終って、きしま本陣で会
  食。体重が増えつつあるので、戸塚での食事のみで我慢する。
 # 過日、「叱る」についてのインタビューを受けた第三文明社の薮本さんより電
  話。「車内のつるしポスターに写真を載せていいですか?」と。OKと返事。

2006(平成18)年8月18日(金)晴れ。  HP接続・125230前日比+42
 # 無弦さんととコラボのリハーサル。池袋のレッスン場へ。
   怪談物4本だが、面白くできそう。[雪女]は高座でも人情噺として演りたい。
 # ブログに嘘野物語の002をアップ。

2006(平成18)年8月19日(土)晴れ。  HP接続・125271前日比+41
 # 浅草演芸ホール[雷月日]。国際天文学連合のお達し? でもないのだが、お
  日さんがお月さんに言う台詞を加えた。「自分の子供は9人だと思ってたら、隠
  し子が3人出てきまして。認知しろってんだよ。とりあえず、会いに行きたいけ
  ど、一緒に行ってくれるかい?」と。
  (後日、また変更があって、台詞も変わったが……)
 # 車を運転して道灌山の交差点で信号待ちをしていたら、歩道を先行する自転車
  を追い越した自転車接触をしたらしく、先行の自転車が倒れた。追い越しの自転
  車はそのまま横断歩道を走っていってしまった。両者とも女なのだが、追い越し
  の女の傲慢さがガラス越しに感じた。

2006(平成18)年8月20日(日)晴れ。  HP接続・125321前日比+50
 # 富山のきらめき未来塾へ落語の授業。今日は発表会。空港からのタクシーチケ
  ットを紛失。あらあら……
   四年目の今回の発表会。参観の家族にも回答者として参加してもらった。子達
  が「言わせるぞ。たった一言(仮名一文字)いわせるぞ」と言いながら問題を出
  す。参観者から回答者を決めてその顔を見詰めながら、「ににんが」と言う。回
  答者は「4」。「正解!」という遊び。
  「起こされて一言」という言葉遊び。そして、一人ずつが誕生月小咄の披露。高
  座に出演の子と参観者、そしてあたしが並んでの記念写真。子達が15人なので、
  写真班も大変。
   修了証書を渡すとき、記念品として「落語のトギターの組曲のCD」を贈呈。
  兄弟、姉妹の二組に、それと、ジャンケンで勝ち抜いた者に、栃木県教育委員会
  発行の本「話の宝箱」を贈呈。
   終って、料理屋「千歳」で土地の名物を馳走になる。げんげのから揚げ、白海
  老、蛍イカ、氷見うどんを食べた、食べた。
 # 空港からのタクシー、千歳町へはいろんな行き方があるようで、今日のコース、
  「鉢蝋建設」という看板を見てびっくりした。帰りの運転手にその話をする。
 # 行きのANA、スーパーシートなし。空席待ちの予約をいれておいたが、それ
  もなし。帰りも満席なので、空席予約した。検査を通って搭乗口で待っていたら
  呼び出しがあって「席があきました」と。下へ行ってチケットを受け取る。しか
  し、また検査。
   夕方18時10分発の飛行機。和食の夕飯が出た。打上げで馳走になったので、
  片付けにきたパーサーに「持って帰ります」と言うと、「すいません。それはで
  きないのです」と。生物だし、そうかもしれない。折り際にまた「お菓子ならお
  持ち帰りはできるんですが」と言ってくれた。重ね重ね……。
 
2006・9・25 UP






『 圓朝祭りで顔焼け 』

2006・8・1〜10(上席(かみせき))
報じ手 窓 輝
2006(平成18)年8月1日(火)
 池袋演芸場の夜席の出演。初日。
 ネタは[近日息子]。
 支配人に先月の一門会のお礼とご挨拶を。

2006(平成18)年8月2日(水)
 笑生さんとカラオケ。
 70年代のヒットパレード。店のポイントが2000を突破。

2006(平成18)年8月3日(木)
 横浜スタジアムで中日―横浜を観戦。
 6−0の楽勝ムードから9−7の乱打戦でなんとか制す。
 ただいま2位阪神に6ゲーム差の首位。勝てば何だっていい。

2006(平成18)年8月4日(金)
 今日は神宮球場で中日―ヤクルトを観戦。
 中日の先発は佐藤。4ホーマーあびてKO。
 渋谷で晩メシ食べて、帰ってふて腐って寝る。

2006(平成18)年8月5日(土)
 谷中全生庵で圓朝祭りの準備。
 今年も落語会を担当。

2003(平成15)年8月6日(日)
 今日は圓朝祭り。
 山門にて落語会予約チケットの引渡しの役。
 夜は寄席へ。(池袋で窓輝を見たお客様へ一言。顔焼けは海でもゴルフでもありま
せん。
 圓朝祭り焼けです。念のため)

2006(平成18)年8月7日(月)
 夏物のシャツをセールで買う。
 Mサイズがキツイ! 草野球でしぼるぞ。


2006(平成18)年8月8日(火)
 池袋演芸場の高座[壷算]。
 ロビーの販売機からバナナジュースが消えていた。好きだったのに。

2006(平成18)年8月9日(水)
 クリーニング屋へ寄ったあと、印刷屋にチラシの注文をしに。
 そのあと、東口の区営グランドへ行って、9月のグランドの予約をする。
 落語協会事の務所に回って一門会の小屋代の支払いをする。
 また一日が過ぎていく……。

2006(平成18)年8月10日(木)
 若手漫才チームと草野球の決戦。
 我がチームの人数が足らず、二試合とも相手から借りる。
 メンバー随時募集中!
2006・8・27 UP






『 一門会は池袋演芸場史上 第2位の大入り 』

2006・7・21〜31(下席(しもせき))
報じ手 萬 窓

2006(平成18)年7月21日(金)
 全英オ−プンゴルプ2日目をTV観戦。
リンクスのコ−スは風との戦いだが、今年は天候に恵まれ、風も穏やかでアンダ−
パ−のスコア−を出す選手が多数。
 優勝はやはりタイガ−・ウッズか?

2006(平成18)年7月22日(土)
 落語塾。今月より男子大学生が入会。若いだけに物覚えが良い。

2006(平成18)年7月23日(日)
 大相撲名古屋場所千秋楽。
 大関白鵬が13勝2敗で準優勝だったが、横綱昇進は見送り。前半で2敗して、朝
青龍の独走を許したのが理由だが、角界から追放された双羽黒以降、横綱昇進の基準
が厳しくなったそうだ。
 今場所は暴行事件を起こし、謹慎処分を受けた力士もいた。横綱は実力だけでなく、
 品格も必要ということか。落語界も真打に品格を問われたら……、止しましょう。

2006(平成18)年7月24日(月)
 マンションの管理会社から「建物構造上の不備がありましたので、9月より改修工
事を行います」との知らせ。9月までに大地震がないことを願う。

2006(平成18)年7月25日(火)
 小唄の稽古。29日の一門会のチケットを皆さんに買っていただく。

2006(平成18)年7月26日(水)
 歯科へ定期健診に行く。異常なし。

2006(平成18)年7月27日(木)
 来月25日の池袋演芸場の独演会で[茶の湯]出した。
 叔母が茶道をやっているので、参考に稽古を見せてもらう。派によって流儀は違う
そうだが、炭の継ぎ方にも作法があるのに驚く。

2006(平成18)年7月28(金)
 師匠が明日の一門会のプログラムを作成したので、コピ−をするように言付かる。
数は150枚。過去の入場者数から150なら足りるだろう。

2006(平成18)年7月29日(土)
 池袋演芸場で第13回圓窓一門会。おかげさまで226名の大入り。池袋演芸場で
は史上2位の入場者数となった。座席数が97だから、過半数のお客様が立ち見で、
プログラムも足りなかった。来年は東京ド−ムか?
 今回のテ−マは「窓門の好きなもの」で、吉窓(銘酒好き)[下戸の酒]、窓里(
野菜好き)[青菜]、萬窓(動物好き)[安兵衛狐]、窓輝(旅行好き)[弥次郎]、
圓窓(蕎麦好き)[蕎麦稲荷]。

2006(平成18)年7月30日(日)
 地元上板橋の桜川商店会主催の第4回桜川寄席。
出演はごん坊[転失気]、わか馬[鷺とり]、勝丸の曲芸、萬窓[試し酒]。

2006(平成18)年7月31日(月)
 落語協会夏の寄り合い。今年は浅草寺にお参りをして、浅草ビュ−ホテルへ。
 新前座、新二つ目、新真打の紹介につづき、今秋に行なう三語楼改め六代目柳家小
さん襲名の挨拶を当人より。「寄り合いで挨拶するのは4度目です。これが最後のお
願いですので、よろしくお願いします」とまるで選挙演説。
 その後は大一座で大宴会。
2006・8・20 UP






『 川越城の復元の話もあるが…… 』

2006・7・11〜20(中席(なかせき))
 報じ手 窓 里

2006(平成18)年7月11日(火)
 サッカーワールドカップ決勝戦。フランス対イタリア。
 決して見ようと思った訳ではないが、普段通りに起床して見てしまう。ジダンが相
手選手に頭突きという暴力。今後どうなるか心配。まあ、示談でしょう。

2006(平成18)年7月12日(水)
 6月議会報告の作成。年に2、3度作成し、3,000件程お配りしている。v 皆
さんが関心を持ってくださるといい。

2006(平成18)年7月13日(木)
 町並み保全の勉強会で、松山市へ。松山城の修繕現場を視察する。
 何度か訪れているが、いつ見ても名城。工事が完了したらぜひまた来たい。

2006(平成18)年7月14日(金)
 大州市へ。駅から10分程歩くと突然小高い丘の上に大州城が現れる。一昨年復元
された城。川越でも城の復元計画がある。
 午後、内子町の伝建地区視察。
 本日最高気温37度。とにかく暑い日でした。

2006(平成18)年7月15日(土)
 朝食をすませて空港へ。夕方川越着。
夜、納涼会に出席。納涼にふさわしい暑さ。

2006(平成18)年7月16日(日)
 知人の快気祝い。3月に前立腺ガンの手術を受けた知人の全快を祝い、仲間が集ま
った。早期発見だったので幸い早く酒を飲めるようになった。
 色々話を聞いたが、定期健診は受けないとな。

2006(平成18)年7月17日(月)
 海の日とはいえ天気は雨。家で議会報告の作成。

2006(平成18)年7月18日(火)
 知人の奥方の通夜参列。62歳という若さ。心不全で朝起きてこないので見に行っ
たら既に死んでいたとのこと。
 一人暮らしだとしたらどうなるのか。近所のお付き合いも大事。

2006(平成18)年7月19日(水)
 明日から開催される「全国都市問題会議」に出席するため、午後の便で札幌へ。
 梅雨のない北海道は快適。カニとウニで夕食会。

2006(平成18)年7月20日(木)
 9時会場着。開会式の後、街づくりについての講演。
 12時から1時間休憩後、講演あり。
 興味深かったのは日本一の動物園「旭山動物園」園長の話。これからの動物園のあ
り方に感心した。
2006・8・20 UP





『 壊れた扇風機は女房の嫁入り道具だった 』

2006・7・1〜10(上席(かみせき))
報じ手 吉窓

2006(平成18)年7月1日(土)
 朝から雨が降ったりやんだりしている。
 落語を喋るのもなんだか力が入らないけど、夜、両国寄席へ。[一眼国]をやる。

2006(平成18)年7月2日(日)
 今日の夕飯はカレーライス。
 カレーは好きで外食でもよく食べるが、やっぱり女房の作ったカレーライスが一番
口に合うし、旨いと思う。
 かみさん大事にしようっと。

2006(平成18)年7月3日(月)
 今年は8年ぶりに住吉踊りの浴衣の柄を新調した。通算5代目の浴衣になる。
 先月、仕立てに出しておいたのが出来上がったと連絡があり、取りに行く。

2006(平成18)年7月4日(火)
 午前中、協会事務所へ。今年の圓朝祭に出店する店舗の場所決めの話し合いがある。
 あたしは今年も黒門亭コーナーのお手伝いをするので、一応、係りの一人として参
 加する。
 狭い全生庵の境内は日陰も少ない。少しでも涼しい場所をと、皆、抽選で決まるた
びに一喜一憂する。

2006(平成18)年7月5日(水)
 梅雨だからしかたないけど今日も朝から雨。それも時折、強く降ってる。
 用事もないので家でゴロゴロしている。

2006(平成18)年7月6日(木)
 金馬師匠のお宅へ噺の稽古に伺い[里帰り]を教わる。
 先年なくなった春風亭柳昇師匠もよく演っていた噺だが、金馬師匠に聞いたら、先
代の五代目柳亭左楽がやっていたのを、柳昇師匠と一緒に覚えたとおっしゃてた。
 いずれ高座にかけます。乞うご期待。

2006(平成18)年7月7日(金)
 黒門亭の係で協会へ。
 開演前の仕度をしていたら出演する金時君が汗びっしょりで楽屋入りしてきた。
「どうしたの?」「へえ、家からここまで歩いて来たんですよ」「どの位かかった?」
「途中、休憩をはさんで5時間弱かなぁ」。
 彼の家は確か世田谷区の松原。健康のためとはいえ、なかなかできるこっちゃない。
体力もあるんだね。

2006(平成18)年7月8日(土)
 深夜の3時ごろ、ヘリコプターの大きな音で目が覚める。窓を開けて空を見ると、
飛んでいるのはわかるんだけど何がおこったのかわからない。
 夕刊を見て目白で火事があったことはわかったが、あたしも女房もすっかり寝そび
れてしまい、寝不足気味。
 夜、浅草の代演へ。[山号寺号]をやる。

2006(平成18)年7月9日(日)
 扇風機がこわれた。送風はできるのだが、首が固定できず、首振りのまんまになっ
てしまった。
 女房曰く「あたしが独身時代から使ってるから、もう三十年。よくここまでもった
わよ」 新品を買うかどうかは検討中。

2006(平成18)年7月10日(月)
 協会事務所へ。圓朝祭の黒門亭コーナーの話し合い。
 今年もクイズ大会をやるので、メンバーが考えて持ち寄った質問を皆で吟味しなが
らクイズを決めていく。今年も珍問、奇問が揃った。
 圓朝祭は来たる8月6日です。どうぞお運びの程を。
2006・7・30 UP






『 “落語の中の植物学”スタート 』

2006・6・21〜30(下席(しもせき))
 報じ手 圓 窓

2006(平成18)年6月21日(水)曇り。  HP接続・120904前日比+74
 # 自分の日記(圓窓の年輪)に毎日のサイトの接続数を明記することにした。
 # 窓門会のY先生よりファックス。「東京落語会(イイノホール)で聞いた[唐
  茄子屋]のあの落ちは文学的」と。
 # コミカレ。[唐茄子屋・下]。病後の赤沢さんが出てきた。まだ覚束ない口調
  だがリハリビーになるであろう。歓迎。
 # 松平さんが「是枝監督の映画『花よりもなお』がいいですよ」と。

2006(平成18)年6月22日(木)曇り。  HP接続・120974前日比+70
 # 窓門会のSさんへ電話する。「26日、NHKのスタジオ録画で[叩き蟹]を
  演ります。どう?」と。「OK。母と行きます」とのことで、2枚送る。
 # 腰、重し。先日、日大から東十条病院へ証明書を貰いに行ったのが過酷だった
  のだろう。
 # 窓門会のMさんから、「落語の中の植物学」のデータくる。編集して掲示板、
  サイトへUPの予定。
 # サイト用の圓窓五百噺ダイジェストを三本、編集して日比野さんへ送信した。
 [笠の内][唐茄子屋][夏の医者]。
 # これからの深夜のブラジル戦。1−4で負けるだろう。
 # テレビで裁ちバサミ作りの番組があった。鉄棒を真っ赤に焼いたのを打って作
  る。

2006(平成18)年6月23日(金)曇り。  HP接続・120034前日比+60
 # ItunesへUPするための録音。「コーヒー小咄2」。いつか、みすずさ
  んの詩を扱わないかい、と提案。
 # サッカーは予想通り、1−4でブラジルに負けた。可哀想になって涙が出たよ。
 # 腰、いくらか楽。昨夜、懐炉を貼ったせいかな。

2006(平成18)年6月24日(土)晴、曇。 HP接続・120080前日比+46
 # 十条台小学校5年生「落語の授業」22人。担任、中里佳史。校長、酒井(書
  写の人)。今日は、学校公開週間の最終日で参観も多数。「うちの子は3年生な
  んですが、参観させてもらいました」と。「来年も来ますから、授業で会えます
  ね」と返事。二時間の授業。子たちの集中力は途切れなかった。四年後のワール
  ドカップに最適な集中力であった。(笑)
   授業の始まったとき、小さな子たちに「夢は大きく、声はもっと大きく」と叩
  き込んだ。小さかった声が、二時間後、大声で「ありがとうございました」と言
  えるようになった。ライブ「ぞろぞろ」
 # 授業への行きの赤羽駅のホームで町内の千早夫妻にばったり。「北海道へ行く
  所です」と。別れて、京浜線のホームでもまたばったり。「もう帰ってきたの?」
 # 行きは東十条から歩いたが、帰りは十条へ。JRとしては近い。途中の蕎麦屋
 (清庵)で大もり520円を食す。まあまあ。# 韓国も予選で敗退。
 # Itunesの歌謡曲部門で「落語とギターのための組曲・2弾(色恋編)」
  が、いきなり第1位!!! 日本サッカーは「位」を付けられなかっただけに、
  すごいねぇ。(笑)

2006(平成18)年6月25日(日)晴、曇。 HP接続・120129前日比+49
 # 落ちを改良していたのを忘れていたので、圓窓五百噺ダイジェスト[十徳]を
  改訂する。
 # 圓窓五百噺ダイジェストを本にしたいなぁ。一日一席ずつ編集していって、2
  年でできそうだが。[中村仲蔵]を再演したくなった。

2006(平成18)年6月26日(月)曇、小雨。HP接続・120212前日比+83
 # NHKの落語の番組、ふれあいホールでの録画。車を運転して、出かける。
   噺の時間は38分。この番組はハイビジョン放送、衛星放送で放映。一般テレ
  ビでは見られないとか。
   女子アナの中川緑さんからインタビューを受けて番組終了。「落語の授業」の
  ことが話せたので、メリット。「小4年生の集中力は大したものです。居眠りし
  ている児童は0。これが大人になっても持続されていれば、ワールドカップでも
  優勝できるでしょう」と。
 # サイトで大銀座落語会を覗いたが、「圓生一門会」の顔ぶれのひどさ。客はく
  るのかなぁ。(笑)

2006(平成18)年6月27日(火)曇。    HP接続・120310前日比+98
 # 出掛けに腕時計が見当たらない。どうしてもない。日大の教室に時計はないの
  で、講義に時計は必要だ。仕方ない、朝、あたしを起こしてくれた目覚まし時計
  を鞄に入れて出かける。帰宅後もあきらめずに捜したが、ない。昨日あったかど
  うかの記憶はないのだが、一昨日まであった。しかぁぁぁぁし、ファックスの上
  に、重ねて載せてあった用紙類をどけてみると、あった。ファックスの上になぜ
  こんなに紙を載せたのか。それに、なぜ、用紙の下に腕時計を置いたのか。それ
  は謎である。圓窓宅の七不思議の一つとして、覚えておこう、(笑)
 # 日大へ。狂言からの落語ということで、[萩大名]。狂言強盗、狂言綺語、と
  は違う狂言。汗、びっしょりに。7月8日の舞踊の発表かいのチラシを貰う。
 # 日大の学生Yさんからとしての初めての書き込みがサイトの掲示板にあった。
 「来週も、授業楽しみにしてます。先生の授業がダイスキです」と。嬉しいじゃ
  ないか。
 # 落語協会の理事を、任期、腰痛などを考慮して降りると言ってあったので、今
  日から平の噺家。お思いきや、スポニチに役員改選が書かれていた。これからは、
  相談役だってさ、この圓窓は。相談するのか、されるのか。(笑)あたしは理事
  の定年制を提唱していたのだが、それは明文化されたのかな。

2006(平成18)年6月28日(水)曇。    HP接続・120366前日比+56
 # 12チャンネルで映画「小鹿物語」を見た。小学生の頃に見たことがある。そ
  れが、ただ懐かしいだけものではなかったことがわかった。子供と小鹿を通して、
  自然、人間、そして家族、社会、生きること、死ぬことを、語るというより優し
  く訴えているのだ。こんないい映画を小学生のころ見ていた自分が、なにか妙に
  感じた。先日、NHKテレビで[叩き蟹]を口演したあと、中川緑アナからイン
  タビューを受けたときのことを思い出した。
 「師匠はこの噺のどういうところがお好きなんでしょうか?」
 「落語というと笑いだけを強調する風潮がありますが、あたしは喜怒哀楽を表現す
  るのが落語だと思っています。喜び、怒り、泣き、笑い。この[叩き蟹]にはそ
  れがあります」
   人間が「小鹿物語」を手本として生きていくと、いい世の中になるはずだ。
   ついでに[叩き蟹]を……(笑)
 # 友人Yさんが死去というハガキくる。彼が地方に引っ込んでしまってから会っ
  てなかったが……。
 # 火曜日のアクセス数の増加は日大の学生のせいではないかな、とふと思う。(
  笑)

2006(平成18)年6月29日(木)晴。    HP接続・120443前日比+77
 # JULAのKさんと打ち合わせに池袋へ出る。その前に地下の篠ノ井という蕎
  麦屋でとろろ蕎麦。780円。
   10月、1月のステージで。それと、Itunesに「みすずさんの詩」を、
  という相談に乗ってもらった。
 # 啓進塾の6年生への授業日程が決る。

2006(平成18)年6月30日(金)晴。暑し。 HP接続・120506前日比+66
 # 今年の夏休みも富山県主催の「お笑い道場」へ出向く。四年目になるかな。案
  内状にコメントを載せるので、原稿を送った。
  “落語は人間にある「喜怒哀楽」を表現する芸です。「喜び・怒り・泣き・笑い」
  を大きな声で表わしてみましょう。でも、他人に迷惑をかけてはいけません。自
  分を大切にすると同時に他人も大事にするのが、本当の人間です。堂々と大きく
  生きましょう。「夢は大きく 声はもっと大きくです”
 # NHK録画撮りで[叩き蟹]を鑑賞したSさんからハガキがきた。「母と一緒
  に聴かせていただきました。[叩き蟹]は会心の作と存じます。同じ頃、渋谷で
  母娘を襲う大変な事件(富豪を誘拐)がありました。あたくしたち母娘は師匠か
  らいただいた幸せに感謝です」と。
 「落語を聞いて、幸せだ」なんて言われると、涙が出そう。
 # 先日、落語の授業をした十条台小学校の5年児童より感想文(復習にあたる)
  がきた。担任の中里先生からの感想も入っていた。「表現することに自信がなく、
  学校一声が小さく照れ屋の子どもたちです。その子どもたちが多くの人の前で、
  落語をし、鰯売りや金魚売りの真似をするなど考えることができませんでした。
  今では少し変化してきてます」と。
   子たちに『夢は大きく、声はもっと大きく』と言ってきたことが通じているよ
  うで、うれしい。
 # 明日から浅草演芸ホールの生之助さんとの交互出演で13時45上がり。1、
  3、7、9日の四日間。
 # 窓輝より電話あり「3,7日、寄席の往復の運転する」と。
2006・7・30 UP






『 飲み代は一門会のチケットで 』

2006・6・11〜20(中席(なかせき))
報じ手 窓 輝

2006(平成18)年6月11日(日)
 池袋駅へ行く途中でお巡りさんに止められて防犯登録の確認。(真昼間!)
「そんなにあやしいですか?」「ええっ、少し」だって。失礼な話。

2006(平成18)年6月12日(月)
 ドラゴンズファンクラブのグッズ届く。明日の西武戦でさっそくおろそう。

2006(平成18)年6月13日(火)
 西武ドームへ。今シーズンの初観戦。奮発して内野席で。(限りなく外野席に近いが)
2−1で勝ったものの、川上だから勝てたようなものだ。

2006(平成18)年6月14日(水)
 連日の西武ドーム。延長12回、4−4で引き分け。ソロ2本と内野ゴロと暴投で
4点。それにしても打てない。疲れた……。

2006(平成18)年6月15日(木)
 落語協会事務所で一門会のチケット作り。
 夜、友人と飲む。飲み題はチケットで。

2006(平成18)年6月16日(金)
 北海道の足寄へ。地元の建設業協会の労働安全大会で一席。
「安全はゆとりから、ゆとりは笑いから」のマクラはやや強引?[お見立て]を演
った。

2006(平成18)年6月17日(土)
 初めて千円の床屋さんで散髪。(ギャラはいただいたのだが……)
 来月はいつもの床屋さんに行こう。

2006(平成18)年6月18日(日)
 ドラゴンズの交流戦終わる。20勝15敗1分は悪くない。
 もう少し打っていたら、あと5勝はしてたハズ。去年を考えたらまぁいいか。

2006(平成18)年6月19日(月)
 日本棋院のみなさんと草野球。10−4で負け。佐助兄さん力投も、8失点。
 エラー多くてすみません……。囲碁(以後)気をつけます。

2006(平成18)年6月20日(火)
 板橋の常楽院で一席。[転失気]
 それと、来月29日(土)の一門会の前売りチケット、発売中です。
2006・7・12 UP






『 林間学校で落語鑑賞会 』

2006・6・1〜10(上席(かみせき))
報じ手 萬 窓

2006(平成18)年6月1日(木)
 池袋演芸場の昼席[紀州]。
 金時門下の時松が二つ目昇進。楽屋で「よろしくお願いします」と手拭いをもらっ
たので、お祝いを渡す。
 噺家は真打より、二つ目に昇進するときの方が嬉しいものだ。彼の高座も嬉しさが
満ち溢れていた。

2006(平成18)年6月2日(金)
 王子の交通安全大会で、交通安全をすすめる小噺を。
 毎年、窓里兄が行っているが、今年は議会中のため私が代演。

2006(平成18)年6月3日(土)
 知人の葬儀に四谷の笹寺へ。享年68。
 亡くなる前夜は好きな酒を飲んで、そのまま天国へ。患っていたわけでもなく、苦
しまなかったのがせめてもの幸い。

2006(平成18)年6月4日(日)
 地元の上板橋に「BA」というビアバ−があり、今夜はその店の常連の集まり。
 メンバ−の中には、落語会に来てくださる方もいるので、私も顔を出す。
 40名程集まったが、平均年齢は30代前半か。皆さんよく飲むこと。私は2時間
でギブアップ。

2006(平成18)年6月5日(月)
 板橋落語会、[三年目]。
 この落語会はお囃子のお師匠さんを頼んであるので、幽霊の出る場面で初めて鳴り
物を入れてみる。単調な噺なので、効果はあった方だろう。

2006(平成18)年6月6日(火)
 呉服屋から「足袋の販売も始めたので、足のサイズを教えてください」と電話があ
る。
 つまり試供品のサ−ビスとセールス。

2006(平成18)年6月7日(水)
 池袋昼席、[三人無筆]。平日だが客席は7割の入り。

2006(平成18)年6月8日(木)
 学校寄席で山中湖へ。足立区の中学校の林間学校で、宿での口演。
 メンバ−は窓輝[転失気]、勝丸の曲芸、萬窓[金明竹]。
 生徒の反応はとても良かった。我々出演者も一泊。

2006(平成18)年6月9日(金)
 昼過ぎに帰京。その後、小唄の稽古へ。

2006(平成18)年6月10日(土)
 長男を連れて東松山の森林公園へ。園内は広く、半日遊ぶ。
   2006・6・?? UP
2006・6・18 UP




]

『 "窓里"だけは譲れない 』

2006・5・21〜31(下席(しもせき))
 報じ手 窓 里

2006(平成18)年5月21日(日)
 大相撲5月場所。大関白鵬優勝。
 雅山は決定戦で破れる。日本人はいったいどこにいったのだろう。
 噺家で外国人は「快楽亭ブラック」師匠ただ一人。でも他の人の戸籍を見たことはない
ので、本当は何人だかわからない。

2006(平成18)年5月22日(月)
 整体へ。別にどこが悪いという訳ではないが、定期的に通っている。
 体中ボキボキという。終わった後、2時間ぐらいだるさが残る。しかし、実に気持ち良
い。
2006(平成18)年5月23日(火)
 歯医者へ。3月末から通院中。本日、歯垢除去。
 レーザー治療のため、痛みも出欠も無い。次回の予約入れる。

2006(平成18)年5月24日(水)
 夜、知人と飲みに出かける。
 気をつかわずに意見を言えるのがいい。どうせ何を言ったって明日は誰も何も覚えてい
ないのだから。全て酒の上の事ですから。(笑)

2006(平成18)年5月25日(木)
 安倍晋三官房長官が自民党総裁選出馬表明の意向を発言。
 だれが総裁になってもかまわないが、「窓里」だけは譲らない。

2006(平成18)年5月26日(金)
 議会運営委員会開催。6月議会の運営について協議。
 6月2日開会し、最終日6月21日を確認する。

2006(平成18)年5月27日(土)
 落語協会「黒門亭」出演。真打昇進10年同期の会。
 演者は、らん丈、さん福、半七と私の4人。ネタは[小言幸兵衛]。入場者19名。雨
天の中のお運びに感謝。

2006(平成18)年5月28日(日)
 知人が出品している「さつき展」に出かける。
 見事な植木が並べられている。高いものは数百万円とのこと。葉が1枚で1000円の
勘定になる。3枚もらってくる。

2006(平成18)年5月29日(月)
 会派会議。6月議会の議案の研究と運営について協議する。
 6月が正副議長の選挙が執行される。人事についていろいろ意見が出される。

2006(平成18)年5月30日(火)
 地元自治会役員と意見交換。長年の課題となっている道路建設について要望が出る。
 今後積極的に進めていくことを約束する。

2006(平成18)年5月31日(水)
 歯医者へ。本日は歯垢除去し、歯みがき指導を受け、フッ素を塗って全て終了。
 二ヶ月間、毎週通院。三ヶ月経ったら検診に来て下さいとの事。痛くないと歯医者って
なかなか行かないもんなんだよな。
2006・6・18






『 インドネシアで落語会 』

2006・5・11〜20(中席(なかせき))
報じ手 吉窓

2006(平成18)年5月11日(木)
 朝から雨が降ったりやんだり、はっきりしない天気。
 夜、日暮里特選落語会へいく。[粗忽長屋]をやる。

2006(平成18)年5月12日(金)
 成田空港発AM11:25の飛行機に乗って、一路インドネシアのジャカルタへ向かう。
 実は知人が数年前から仕事で現地に滞在していて、以前から「一度こっちで在留邦
 人相手に落語やってよ」と言っていたのだが、今回、それが実現の運びとなった。
 7時間ほどの空の旅で気温32度、ジャワのジャカルタ空港に到着。日本との時差
は2時間。この程度の時差なら体もきつくない。
 迎えの車で市内へ移動。中心部へ近づくとさすがはインドネシアの首都、車の交通
 量も多いし高層ビルもずいぶん建っている。
 仕事自体は明日なので、まず荷物を宿の「ホテル日航ジャカルタ」へ置いて、近所
の日本料理店へ。
 今回の企画に協力してくれた現地邦人の方々と会食。ジャワのビールで乾杯して、
和食のごちそうに箸をすすめる。日本から空輸されてる魚の刺身がうまかった。

2006(平成18)年5月13日(土)
 今回の話は、宿にもなってる日航ホテルが今日、明日の2日間、日本とインドネシ
アの親善交流をはかろうという趣旨の「桜祭り」というイベントを行う。その中の企
画のひとつに落語会の案がもちあがり、あたしに白羽の矢が立ったという訳。
 祭りの会場のホテル一階フロアには急造の桜並木(もちろん造花)がメインステー
ジを囲んでできており、そこここには茶そば、おでん、寿司、焼きうどん、お好み焼
きなどの屋台が並び、インドネシア人のスタッフが売り子をしている。
 ステージではインドネシア人と現地日本人混合による出し物、助六太鼓やよさこい
ソーラン、コーラス、バンド演奏、アニメキャラクターショー、メインには日本の祭
り御輿を担いで会場を練りまわるという、盛りだくさんなプログラム。
 あたしも途中で日本からのゲストということで紹介されてステージに上がり「かっ
ぽれ」をひとつ踊った。日本人客はともかく、インドネシア人客はきょとんとした顔
で見てたね。当たり前か。
 落語会は夜7時から、祭り会場から少し離れた別室で。[長屋の花見]と[粗忽長
屋]をやる。

2006(平成18)年5月14日(日)
 今日は落語会を昼夜2回、その合間にメインステージで踊りを2回披露するという、
ちときついスケジュール。
 ジャカルタには約1万人の日本人が居るそうだ。もちろんその人達が全部この催し
に来る訳ではないが、桜祭りの会場は現地人も交わって今日も結構な人出だ。
 ちなみに落語会の木戸銭は20万ルピア。えっと思うかもしれませんが、日本円に
直すと2千円ちょっと。まァ妥当なお値段です。
 昼の部は[道具屋][時そば]、夜の部は[饅頭こわい][試し酒]をやる。ステ
ージの踊りは2回とも今回は「安来節」、どじょうすくいをやる。ところが日本のど
じょうにあたるような魚がインドネシアの田んぼにはいないそうだ。間に入った通訳
の方が苦労していた。
 終わってさすがに今日はくたびれた。イベントも無事修了して、片づけもすみ、落
語好きな邦人関係者の皆さん達と市内の寿司屋で打ち上げ。「ぜひ、年内にもう一辺、
落語会を……」との声に、おせじでない手ごたえを感じながら、いい心持ちでホテル
へ戻る。

2006(平成18)年5月15日(月)
 日本へ帰る飛行機は今晩、0時半ジャカルタ発の便。時間はたっぷりある。
 今回の企画のためにいろいろ動いてくれた知人の運転でジャカルタ市内をうろう
ろ。
「吉窓さん、せっかくだから普通のインドネシア料理も食べてってよ」と、昼食と夕
食は街なかのインドネシア料理店へ。
 ひと口にインドネシア料理といっても、この国は面積も広く、しかも島が多いので
色んな味の料理があるという。思ったよりご飯がおいしいし、おかずも辛い物もある
が、わりと魚でも肉でもいける。わずか数日間の滞在だったが、お腹をこわすことも
なく快適にすごすことができた。
 夕食でしこたまビールを飲んだので飛行機に乗り込むとすぐ睡魔がおそってきた。
 日本に着くまでぐっすり寝ようっと。
 そうそう。インドネシアに落語家が来て落語をやるのは十数年ぶりの事だそうで、
前回は誰だったか忘れたと現地邦人の方の話でした。

2006(平成18)年5月16日(火)
 朝9時、成田空港に到着。手続きをすませて、京成で日暮里経由池袋で午前中には
自宅へ戻れた。
 夜は文京区音羽の講談社へ出かける。
 ここの社内に朗読のサークルがあり、そこの主催の落語会。会場は講談社内の一室。
あたしと柳家一九さんと二人で伺う。吉窓[真田小僧]、一九[天狗裁き]。一席ず
つやって質問コーナーがあっておひらき。

2006(平成18)年5月17日(水)
 さすがに長旅の反動か朝からぼんやりしてる。
 たっぷり昼寝して、夜は住吉踊りの稽古へ行く。

2006(平成18)年5月18日(木)
 今日も夜、住吉踊りの稽古へ。
 稽古場のある浅草は今週末は三社祭でにぎわう。町内のあちこちに、もう神酒所の
仕度が出来上がっていて、夏祭りのムードが盛り上がる。

2006(平成18)年5月19日(金)
 池袋の昼の部へ代演にいく。[半分垢]をやる。

2006(平成18)年5月20日(土)
 今日も寄席の代演が2件。上野鈴本の昼の部、1時上がり[本膳]をやる。
 そこから次が池袋の夜の部7時半上がり。
 あいだの時間、つなぐのが大変なので一辺、自宅へ戻って出直す。
 池袋は[?の釣]をやる。
2006・6・6






『 itunesに圓窓の小咄がUP 』

2006・5・1〜10(上席(かみせき))
 報じ手 圓 窓

2006(平成18)年5月1日(月)
 # << 蕎麦のほそ味 >>
   久しぶりに運転をして志木の歯医者。
 # 治療後、お茶を一服馳走になる。草花の好きな歯科医師夫人に「片栗の花って、
  どんなの?」と訊くと、ちょうど写真で撮ったばかりと、見せてもらった。
   六葉の風車のような感じ。赤紫。群生している瀬の低い草。花は開くと下を向
  くので写真に撮りにくいらしい。ファインダーは覗かずにカメラだけを下に持っ
  ていって適当にシャッターを切ったらしい。結局はそれが一番よかったとのこと。
 # 帰り、朝霞辺りで「長寿庵」に入り、とろろせいろをたぐる。735円。以前
  から店の前は車で通っていたが、入るのは今回が初めて。店は古そうだが、中は
  広く、メニューの豊富なこと。
 # 使ってないお膳の足を取って板にして、ベットの上に載せて寝床としてみる。
   週刊誌束ねて敷いてその上に布団を敷いていたのだが、崩れてきていけない。

2006(平成18)年5月2日(火)曇り、冷え。71,0kg。
 # ベットの替えをして腰を痛めたか、辛い。
 # 去来の句を集める。
 # メールの署名をIJOCKYのにする。
   配信中 ◎◎『落語とギターの組曲・第1弾(圓窓・榎本裕之)』◎◎ 配信
   中PCでもIPODでも聞ける。ソフト『itunes』をダウンロード(無
   料)。『itunes』を起動して『珈琲小咄』『落語とギター』で検索すれ
   ばOK。または『www.ijockey.net』にアクセスして『ミュージックアルバム』
   から。代金はカード(クレジット・プリペード)でOK。
   近々『圓窓珈琲小咄・Vol. 1』『落語とギターの組曲・第2弾』を配信の
   予定」

2006(平成18)年5月3日(水)憲法記念日。晴れ。70,2kg。
 # 腰の痛みから変な夢ばかり。それがつながりのある物語になっている。
 # 体重がなかなか減らない。飯が旨いと感じてきているから無理ないか。
 # 生之助さんへ「圓弥葬儀に関して」の電話すると留守で、かみさんの幸ちゃん
  と久しぶりに話す。腰をやられたことがあるとか。夜、生之助さんより電話。「
  花輪は協会へ頼む」とのこと。そうしよう。
 # 町内に我楽多文庫という書店がある。住宅地の中の店である。月々、俳句の本
  などをそこから配達してもらって定期購読している。
  「この本、お貸しします」と持ってきてくれたのが、佐藤和夫著「佐藤和夫俳論
  集」半分ほど、読んだが、面白い。「俳句」を「ハイク」として海外へ広めた早
  稲田の教授。
   道中している芭蕉を知らずに乞食と思い込んだ素人集が句会の仲間に入ること
  をすすめる話が載っていた。事実ではないのだが、噺になりそうだ、と感動。我
  楽多文庫にお礼を言わなくては。

2006(平成18)年5月4日(木)憲法記念日。晴れ。70,2kg。
 # 落語協会へ「葬儀の地図をファックスで」とファックスして頼むと、送り手の
  名前もあたしの名前もない、ただ地図のファックスがきた。
   つっけんどな対応の仕方だな、と思った。誰だかしらないが、とても、サービ
  ス業の事務とは思えない。
 # 貸してもらった佐藤和夫著「佐藤和夫俳論集」から。「おくのほそ道」は船で
  始まって船で終る、という評に納得。
   狂言は「猿に始まって、狐に終る」
   落語は「寿限無にはじまって、ぞろぞろに終る」
   釣りは「鮒に始まって、鮒に終る」
   俳句は「手に始まって、足に終る」
   理想人間は「泣いて生まれて、笑って死ぬ」
   あとなにかあるかね、、、、。

2006(平成18)年5月5日(金)子供の日。晴れ。70,8kg。
 # 三男の哲生が犬を連れて来る。
 # 芭蕉の逸話を落語化の作業を開始。幕末の作家の松亭金水の作に芭蕉の逸話が
  あるというので、サイトで検索して見つける。創作噺のタイトルは[三日月や]
  にしよう。
 # テレビの番組に脳学者の茂木健一郎氏が出演。ニュートンのことで、「リンゴ
  はまっすぐ落ちる。月は回っているから、なかなか落ちない」「落語はいい」「
  妖怪もいい」など、話し方がわかりやすくていい。

2006(平成18)年5月6日(土)。晴れ。70,0kg。
 # 自転車で床屋へ。床屋の店の前に置いてある植木のテッセンを見る。8枚の花
  びら。「連休に鉢を三つ盗られた」と。
 # 床屋から食料買い。また太りそう。
 # 女房の弟妹来る。「うちは二人とも半分寝たきり」「おじいちゃんが一番丈夫
  」と我等夫婦で言う。
 # テレビの「囮捜査官――」を見ながら辞書を引く。「囮とは、招く(をき)鳥
  からくる」。それを踏まえて、「おとり噺を書きたい」
 # 部屋の整理。腰、悪化。

2006(平成18)年5月7日(日)。曇り、雨。70,6kg。
 # 慈眼院の澤蔵司稲荷、石垣改築落慶で一席[澤蔵司 蕎麦稲荷]。
   ソバリエの何人かくる。
   40年前の大山高校落研の一人が「ここで護摩をたいていただいて、難関を乗
  り越えたことがありまして、それ以来、ここへ」と。
   初演にしては、なんとか。作品自体が短かったこともあるが……。
 # 終って、蕎麦の「和邑」へ。馳走になる。
 # 腰、辛し。行き帰りともタクシーで。

2006(平成18)年5月8日(月)。曇り、小雨。69,6kg。
 # ほとんど床に横。
 # 圓弥の通夜。セレモニーホール浄念。
   遺影が踊っている姿。いい形だ。
 # 帰路、福井町の女房の実家跡を尋ねる。迷った。 

2006(平成18)年5月9日(火)。曇り。69,8kg。
 # 日大[蕎麦清]。首を振る、上下について。
   職員のあたしの担当のOさんに「今期のテストに話すことを取り入れたいが…
  …」と相談。「いいですね」の返事。6月に入って聴講生の正確な人数がでるの
  で、それから日に何人が発表出来るかを決めることにした。

2006(平成18)年5月10日(水)曇り。70,0kg。
 # 腰痛し。することもなく、といっても本当はあるのだが。
   郵送の作業をする。
 # はいとりがみ句会の資料が二つ、見当たらない。困った。
2006・6・3






『 わが野球に打ち込む 』

2006・4・21〜30(下席(しもせき))
報じ手 窓 輝

2006(平成18)年4月21日(金)
 鈴本演芸場、今年の初の高座。[幇間腹]。
 トリの若円歌師匠から佃煮をいただく。
 夜、明日のネタをさらう。

2006(平成18)年4月22日(土)
 池袋演芸場にて三回目の笑生くんとの二人会。[近日息子][八五郎出世]。
 アンケートでの評判は、良し。
 ご来場ありがとうございました。

2006(平成18)年4月23日(日)
 朝5時まで打ち上げ。
 午後5時まで寝る。
 喉の痛みは、噺でなくカラオケ。

2006(平成18)年4月24日(日)
 練馬のグランドで草野球の試合。若手漫才チームとダブルヘッダーは一勝一敗。
 通算で二勝二敗。監督はわたしです。

2006(平成18)年4月25日(月)
 還付金の振込みあり。
 今月の家賃は大丈夫。

2006(平成18)年4月26日(火)
 池袋演芸場へ。
 久蔵兄さんの真打昇進のお披露目をお手伝い。おめでとうございます。
 ダーツバーへ、ありがとうございました。

2006(平成18)年4月27日(水)
 鈴本演芸場の高座[転失気]。
 アメ横で野球用のシャツとリストバンドを買う。

2006(平成18)年4月28日(木)
 ジュンク堂でトレーニングの本を買う。

2006(平成18)年4月29日(金)
 円弥師匠がお亡くなりになりました。
 先月、末広亭でお会いしたのが最後でした。
 ご冥福をお祈りいたします。

2006(平成18)年4月30日(土)
 鈴本演芸場の早朝寄席。[近日息子]。
 アメ横で鉄アレイを買う。
 筋トレとジョギングは明日から。

2006・6・6 UP






『 水道タンクの故障 』

2006・4・11〜20(中席(なかせき))
報じ手 萬 窓

2006(平成18)年4月11日(火)
 朝、水道の蛇口をひねると水が出ない。水道工事の知らせもなく首をひねっている
と、マンションの管理会社から電話があり、水道タンクの故障とか。
 1時間程で修理されたが、朝は特に水を使うので不便。今後のこともあるので、非
常用に水のペットボトルを買う。

2006(平成18)年4月12日(水)
 小唄の稽古。[ぬれてしっぽり]という色っぽい唄を稽古。

2006(平成18)年4月13日(木)
 両国寄席、[花見小僧]。

2006(平成18)年4月14日(金)
 友人の写真展を見に新宿へ。
 主に雪景色を撮った作品が多い。日の出を撮るため、車の中に寝泊りしてシャッタ
−チャンスをねらう忍耐が必要な仕事。

2006(平成18)年4月15日(土)
 恵比寿の[寿司ダイニング龍膳」というお店で落語会。
 今年の2月に開店し、第3土曜日はイベントデ−にして、落語やマジックショ−を
やっている。
[八五郎出世]を演る。

2006(平成18)年4月16日(日)
 群馬県大間々のながめ余興場で「ながめ亭花見寄席」。
 出演は私の他に甚語楼、好二郎、俗曲の紫文さん。
 会場は木造の歴史のある芝居小屋で回り舞台もあるが、現在は市が買い取り管理し
ている。
[百年目]を演る。

2006(平成18)年4月17日(月)
 よく行く居酒屋の大将から「うちのお客さんからいただいたものですが」と、自家
製の味噌をもらう。
 そのお客さん曰く「無添加ですから早めに召し上がってください。味は保障します
から」と。
 まさに手前味噌だが、キュウリにつけても、味噌汁にしても本当に美味しかった。

2006(平成18)年4月18日(火)
 日暮里サニ−ホ−ルで「五人廻しの会」。
[花見小僧]を演る。この噺は[おせつ徳三郎]の前半で、今回サゲをつけてみたが反
応はいまひとつ。

2006(平成18)年4月19日(水)
 二つ目の林家きくおから稽古を頼まれる。ネタは[小間物屋政談]。彼は積極的にネ
 タを増やしている。

2006(平成18)年4月20日(木)
 北海道日本ハムの新庄選手が今期限りで引退宣言。
 まだ34歳だが、足の状態が悪いとのこと。
 なぜこの時期にと思ったが、今シーズンは、秋まで彼の最後の勇士を見ようとお客
が集まるだろうから、興行的にはよい判断だろう。
2006・5・28 UP






『 初めて「むつごろう」を見る 』

2006・4・11〜20(中席(なかせき))
 報じ手 窓 里

2006(平成18)年4月11日(火)
 整体に行く。8年ほど通っている。どこが痛いという訳ではなく、定期的に月2回
ほど。
 その後、銭湯に行ってビールを飲むのが健康法。

2006(平成18)年4月12日(水)
 歯医者へ。先月詰めていたものが取れてしまったので、数年ぶりに近所の歯医者へ。
 治療の後「他にどこか気になるところがありますか」と聞かれ、親切で技術もいい
先生だったので「この際、全部検査してください」と言って治療に通うことに。今日
はレントゲン撮影。

2006(平成18)年4月13日(木)
 川越市議会臨時議会。国の法律改正に伴う市条例を改正するため。
 議会運営委員会の後、本会議開会。本日1日だけの開会。

2006(平成18)年4月14日(金)
 北海道へ。ある市議会議員の市政報告会のゲスト講演の後、対談。市議会議員とし
ての今までの取り組みと今後の抱負について。
 2時間、話した後、4時間の打ち上げ。

2006(平成18)年4月15日(土)
 午後1時過ぎに羽田着。
 食事をして千葉県茂原市に行く。地元の県議会議員の県政報告会へ。
 こちらは第2部のアトラクション出演。選挙の漫談と[子ほめ]。
 会場は高齢者が800名ほど。実に盛大でした。

2006(平成18)年4月16日(日)
 ある団体の総会に出席。挨拶の後、事業報告と決算報告。
 終了後、役員と懇親会。年に一度のお付き合い。

2006(平成18)年4月17日(月)
 自宅にて雑務。礼状を書いたり議会報告書郵送のため宛名書き。

2006(平成18)年4月18日(火)
 午前中、歯医者へ。今日は奥歯の治療。思っていたほど痛くはなかった。
 午後、役所へ。明日から視察に行くので、最終打ち合わせ。

2006(平成18)年4月19日(水)
 本日から21日まで行政視察。
 羽田から福岡空港へ。
 地下鉄とJRを乗り継いで佐賀県鹿島市へ。
 有明海干潟講演整備事業と年間280万人の参拝客がある祐徳稲荷神社商店街につ
いて。
 生まれて初めて「むつごろう」を見る。

2006(平成18)年4月20日(木)
 JRで有田町へ。
 ここはいち早く「伝統的建造物保存地区」に国から選定されたところ。
 1800メートルに148件の江戸時代から戦前までの建物が並ぶ。
 帰りに陶磁文化館で有田焼を見学する。
 明日は福岡県の大野城市へ移動。
2006・5・28 UP






『 あちこちで 花見 』

2006・4・1〜10(上席(かみせき))
報じ手 萬 窓

2006(平成18)年4月1日(土)
 池袋演芸場夜席、[真田小僧]
最近お客の入りが良い。初日の打ち上げに参加。トリの歌武蔵兄にご馳走になる。

2006(平成18)年4月2日(日)
 末広亭昼席、[三人無筆]。
 新宿御苑の花見客のせいか、伊勢丹付近は大勢の人。
 池袋の寄席まで時間があるので、私も入園料200円を払い、御苑で花見。
 池袋、[花見小僧]。

2006(平成18)年4月3日(月)
 池袋、[たらちね]。

2006(平成18)年4月4日(火)
 知人から山菜の詰め合わせが届く。
 調理法についての手紙も添えてあり、片栗の葉は天ぷらにすると美味。最近、片栗
粉は馬鈴薯からつくるが、元々はこの葉だそうだ。
 池袋、[紀州]。

2006(平成18)年4月5日(水)
 池袋、[三年目]。
 その後15日にやる落語会の打ち合わせに、恵比寿の寿司屋「龍膳」へ。
 客席は椅子を並べて25名程だが、照明もあり落語には良い環境。

2006(平成18)年4月6日(木)
 池袋、[そば清]。
 炊飯器が故障したので、帰りにビックカメラに寄り、新品を購入。22800円。

2006(平成18)年4月7日(金)
 小唄の稽古。お弟子さんの差し入れの桜餅をいただく。
 池袋、[三人無筆]。

2006(平成18)年4月8日(土)
 池袋、[権助魚]。
 その後、両国寄席、[花見小僧]。
 知人が観に来てくれたので、終演後、一杯やる。

2006(平成18)年4月9日(日)
 今日は落語塾。
 終了後、近くの公園で塾生の皆さんと花見の宴。もう葉桜だが、花より酒。

2006(平成18)年4月10日(月)
 池袋、[花見小僧]。
   
2006・6・11 UP






『 WAC優勝に感動やろう 』

2006・3・21〜31(下席(しもせき))
報じ手 吉窓

2006(平成18)年3月21日(火)
 今日はお彼岸の中日。実家の春日部へ行く。
 昨年の夏に亡くなった実母の位牌にお線香をあげて、手を合わせてくる。
 TVをつけるとWBCの決勝。日本対キューバ戦をやってる。戦前の予想を裏切っ
て10対6で日本が勝って世界一になった。
 すごいね、たいしたもんだ。今年は野球も盛り上がりそうだ。

2006(平成18)年3月22日(水)
 今日のTVは朝から昨日のWBCで優勝した王ジャパンチームのことばかりやっ
てる。
 先月のトリノ五輪の女子フィギュアスケート荒川静香の金メダルにも感動したが、
今回も興奮した。
 コンビニへ行ってスポーツ新聞を3紙ほど購入してくる。

2006(平成18)年3月23日(木)
 今日は女房と銀座へ。映画と歌舞伎のかけもちをしてくる。
 まず映画は邦画「かもめ食堂」を見る。あらすじはどうということはないが、小林
聡美、片桐はいり、もたいまさこといった個性豊かな女優陣がそれなりにあきさせな
い。
 見終えてから歌舞伎座夜の部へ。松本幸四郎の「筆屋幸兵衛」が面白かった。

2006(平成18)年3月24日(金)
 浅草演芸ホールの夜の部の代演へ。[狸札]をやる。
 東京の桜はもう開花しているようだが、まだまだ夜は寒い。

2006(平成18)年3月25日(土)
 昼間、お江戸日本橋亭へ本牧五人会。今日はサラ口で[大安売り]をやる。

2006(平成18)年3月26日(日)
 昼間、池袋の立教大学の近くでさる組合の婦人部の集りがあり、そこで一席。[長
屋の花見]をやる。
 ものすごく反応が良い五十名程のご婦人たちに、うけるわ、うけるわ。今日は名人
になったような気分になった。

2006(平成18)年3月27日(月)
 仕事の打ち合わせで新宿まで出かける。先方の申し出で、待ち合わせは末広亭前の
喫茶店。
 場所を聞いて「はて? あの辺に喫茶店があったかな……?」と首をかしげながら
行ってみると、確かにあった。しかも末広亭入り口のすぐはす向かい。
 三十年近く噺家やってて寄席のそばにこんなところがあったなんてちっとも知らな
かった。

2006(平成18)年3月28日(火)
 あたしが家でやる晩酌には、まずひと口、ビールを飲むことにしている。
 そのビールが切れていたので近所の酒安売り店へ。350mlの缶入りで、24本
入りを一箱、買ってくる。
 まとめて買うと一本100円程度の勘定になる。確かに安い。

2006(平成18)年3月29日(水)
 高校生の娘に付き合って教科書を買いに大久保の指定書店まで出かける。
 三学期末にこの4月から使う新教科書を買いそびれたとかで全27冊。これが重い
のだ。
 なんの事はない、あたしは荷物持ちと会計の係ということ。

2006(平成18)年3月30日(木)
 今日も仕事の打ち合わせで永田町まで。
 陽気が良かったので、終わって皇居のお堀端を有楽町までブラブラ歩く。

2006(平成18)年3月31日(金)
 黒門亭の寄り合い。
 11時集合ということでその時間に行ってみると、あたしと蔵之助、金八、と三名
しか来ない。おかしいと思ったら、実は午後一時集合。2時間も前に来てしまったの
だ。
 でも三人とも絶対11時と聞いてると主張。時間の間違いはよくあるけど、ま、仕
事でなくてよかったということか。
2006・6・11 UP



「 吉 窓 旬 報 」の感想

 窓門会の一会員  金子

 サイトUP担当の日比野さん、いつも新情報を有難う御座います。

 吉窓師匠の三月下席の旬報『WAC優勝に感動やろう』を読みました。
 『WAC優勝・・・・』ってなんだろう?
    World
    America が世界一になれなかった
    Classic (cup)
 大会で日本が世界一になったことでした。
 野球好きの吉窓師匠の本文には、正しくWBCとありました。
 日比野さんは野球にお詳しくない方とお見受けしました。

 別の欄に、吉窓師匠がジャカルタで落語を演じた様子が詳しく描かれています。愉しく
読みました。
 噺家さんの国際活動が盛んになっています。大切なことですから、今後も大いに活躍な
さって下さい。
 多くの噺家さんが海外で公演されるのですが、残念なことに、海外の落語会は駐在日本
人だけが対象になってしまうことが多いことです。日本人でさえ落語を正しく理解出来な
い若い人がいるのですから、外国人に理解して貰うことはとても難しいことです。
 しかし、小咄は外国の人達にも喜ばれるものが沢山ありますので、通訳を交えることに
なるのですが、現地の人に片鱗を紹介するのも一興です。

 私の経験では、『あたま山』がフランス人に一番喜ばれました。
 餌がなくて腹の空いた蛇が自分の尻尾を飲み込むと最後には消えたなくなった、と言う
咄も受けました。
 どこの国にも「そんなことは有り得ない、その前に蛇は死んでしまう」などと洒落の通
じない人も居ますが、そんな人は無視しましょう。
 日本人だけに囲まれ日本食だけを食べてくるのではなく、できるだけその国の方達に日
本文化のひとつである落語の片鱗を紹介していただけるとありがたいです。
 侍時代の日本の庶民がこんな噺を沢山作り、それを本に出版したり、人を集めて会を開
いて楽しんでいたことを知ると、その国の方々の日本人感が大きく変わることと思います。
 小咄の解釈から東洋哲学へ、話が発展することもありましょう。
 由緒ある日本文化を伝える職業人としての噺家さんが、東京に数百人もいることを知る
と、その国の方々は日本文化の素晴らしさを褒めるとともに、きっと、文化人としての噺
家さんとの貴重な出会いに感激してくれると思います。

 吉窓師匠、次の機会に試されることをお勧めします。
 でも、これは本公演にはなりませんで食事時などに限られてしまうでしょうから、ギャ
ラは出ませんので悪しからず。
 
 追伸
 本当は
     World
     America が世界一になれなかったベ−スボ−ル
     Classic (cup)
 としようと思ったのですが、日比野さんが粋な洒落と受けとめてくれるか、嫌味な皮肉
と受け取られるか心配だったので、「ベ−スボ−ル」を削りました。

 圓窓より金子さんへ。

 日比野さんはファイルをサイトへUPするのに、汲々していますので、文章の「粋と洒
落」まで関知する間はないでしょう。(笑)

 それと、お詫びです。
 金子さんからの「『WAC優勝・・・・』ってなんだろう?」についてその謎を追いま
した。
 その結果の報告と共にお詫びです。
 サイト〔圓窓落語大百科事典・だくだく〕のデータ打ちは「窓門会員」や「落語の授業」
の関連者が手伝ってもらっています。
 それをあたしがサイト用に編集をして、日比野さんへ送信します。
 日比野さんがそれをサイトへ嵌め込んでくれるという手順です。

 どうやら、これはあたしの編集どきの誤打でした。
 吉窓の二月上席の旬報のタイトル『藤沢市役所の落研 150回までやろう』の上に『
WBC優勝に感動』と書き込もうとしたのだが、「やろう」という消し忘れもあって、『
WAC優勝に感動やろう』と、妙な文になってしまったわけです。
 ということで、このサイトでも、それを白状しつつ、お詫びをいたします。
                       
圓窓
2006・6・18 UP






『 ドラゴンズのファンクラブに入会 』

2006・3・11〜20(中席(なかせき))
報じ手 窓 輝


2006(平成18)年3月11日(土)
 川越、窓里師匠の会。
[ぞろぞろ]と大喜利。なぞかけに大苦戦。

2006(平成18)年3月12日(日)
 新宿、京王プラザホテル。
 風太郎改め獅堂師匠のパーティーお手伝い。昇進おめでとうございます。

2006(平成18)年3月13日(月)
 末広亭、昼席の高座。[釜どろ]を7分でつとめる。

2006(平成18)年3月14日(火)
 野方のグランドにて若手漫才チームと対戦。
 漫才の若手は本当に若い。
 ダブルヘッダーで1勝1敗。7打数1安打はくやしい。

2006(平成18)年3月15日(水)
 志ん五師匠に[妾馬]を教えていただいた。目線と侍言葉に注意。

2006(平成18)年3月16日(木)
 プロ野球の開幕目前で中日ドラゴンズ公式ファンクラブに入会。
 今年は特典のユニフォームで神宮・横浜・東京ドームへ。

2006(平成18)年3月17日(金)
 末広亭[十徳]。
 吉窓師にソバをごちそうになる。

2006(平成18)年3月18日(土)
 黒門亭高座[田能久]。
 峠の名前が出てこなかった。一つ目と二つ目の峠と言って逃げる。

2006(平成18)年3月19日(日)
 同じく[近日息子]。
 本日はノーミス。あたりまえか。

2006(平成18)年3月20日(月)
 草野球の新ユニフォーム出来上がり。赤地に紺色の片胸マークとラインが入ったデ
ザイン。
2006・5・26 UP






『 ダウンしながら 』

2006・3・1〜10(上席(かみせき))
 報じ手 圓 窓

2006(平成18)年3月1日(水)68,2キロ。
 # 体重が減ったのはありがたいが、病の体では嬉しくもない。
 # 湯舟につかるだけだったが、体を湯に。

2006(平成18)年3月2日(木)曇り、小雨。68,6キロ
 # 何日ぶりだろう。シャワーだが、体を洗う。
 # マスミのオーナーと巴里で打ち合わせ。年4回、「噺の中の江戸学」というテ
  ーマの会を開こうと。毎回、その道に詳しい人の登場を願って、対談も。
   蕎麦、江戸学、建具、一中節、寄席文字。
 # 帰り、安曇野で蕎麦。安い寿司を仕入れえる。週刊誌を二誌買う。

2006(平成18)年3月3日(金)
 # サイトへ。
  「またまたダウンしてました。なんとか這い出しましたので、また、続けますの
  で」
 # サイトへさんパパさんより「しばらくご記載がなかったので心配しておりまし
  た。くれぐれもお体をご自愛下さいますよう。掲示板を楽しみにさせていただい
  ています」と。
   お見舞い、ありがたし。

2006(平成18)年3月4日(土)
 # 小石川の伝通院の慈眼院の沢蔵司稲荷へ打ち合わせ。
   狐が町屋の店へ蕎麦を食べに来た伝説がある。それを創作しようというわけ。
   その蕎麦屋へも寄って、稲荷蕎麦を手繰る。
 # もう一つ、打ち合わせへ。知人の故ご両親の法事で一席するので、その打ち合
  わせ。曾孫さんたちも集るので、それらに対策をも考えているが。

2006(平成18)年3月5日(日)
 # 落語っ子連の稽古。まど深さんへ[蝦蟇の油]。

2006(平成18)年3月6日(月)曇り。69,8キロ。
 # 池袋第二小学校で4,5年生への落語の授業。「売り声」を実技。[ぞろぞろ]。
 # 帰り、東武の12階の永坂更科で生粉打ちを食す。756円。
   210年前、太物問屋の布屋太兵衛は蕎麦好きが長じて蕎麦屋を出す。国の更
  級と領主の保科から一字ずつとって、更科。それに地名の麻布永坂から「永坂更
  科」とした。
 # 町内のライフで懐炉を購入。

2006(平成18)年3月7日(火)
 # そうそう。サイトの掲示板にほくりくさんからの書き込みを思い出した。彼の
  サイトを除いたので。
  「師匠の俳句が詠めて嬉しくなりました。お元気で頑張ってください。私は五月
  で古希になります。師匠の俳句と落語を楽しみに生きて行きます。読んでくださ
  る人がいるなんて、感激です。あたしは古希まで何年かありますが。よろしく」
  と。

2006(平成18)年3月8日(水)
 # サイトに報告。
  「3月中席の夜、池袋演芸場に出演します。新しい噺絵巻の特選会の十日間興行。
   あたしは12日、14日、16日、17日、19日の五日間しかでませんが、
  よろしく」と。

2006(平成18)年3月9日(木)
 # サイトの掲示板に弥助さんから「仕事でしくじり、そのおかげで浪曲のラジオ
  番組を聞き逃す。がっかりしてしまいました」と。 (笑)

2006(平成18)年3月10日(金)
 # 調布第二小学校へ落語の授業。自ら運転。
2006・5・24 UP






『 美術館にて落語会 』

2006・2・21〜28(下席(しもせき))
 報じ手 窓 里

2006(平成18)年2月21日(火)
 3月の議会提案の議案説明会。ほとんどが18年度予算。
 他に17年度補正予算と条例改正。どこの自治体も厳しい財政だと思う。

2006(平成18)年2月22日(水)
 政策勉強会。
 市長与党として今後の実現に向けた政策を勉強する。予算を伴うものは時間もかか
るが、すぐに実現できるものもあるはずだ。

2006(平成18)年2月23日(木)
 議会運営委員会協議会。
 3月議会について協議する。これからの進め方などについて。
 夜、宴席に出席する。新年会もやっと終わる。今年は17件でした。

2006(平成18)年2月24日(金)
 荒川静香、女子フィギュアスケートで見事、金メダル獲得。
 朝から興奮してテレビを見る。
 トリノオリンピック出場の日本選手と掛けて、性転換手術中と解く。そのこころは
、「金
が一つ」。

2006(平成18)年2月25日(土)
 川越市立美術館にて落語会。予算が無いと言われて私が頼まれる。
 章五[たらちね]、太助[家見舞い]、窓里[新聞記事]。
 70名ほどのお客さんがご来場。ほとんどのお客さんが生の落語は初めてのようだ。

2006(平成18)年2月26日(日)
 朝から大雨。
 一日中、家で事務仕事。
 手紙を書いたり書類の整理。ついでに部屋の片づけまでする。

2006(平成18)年2月27日(月)
 本日より議会開会。3月24日までの26日間。
 今日は議会運営委員会の後、開会して、議案の上程。
 散会後、会派にて協議会。

2006(平成18)年2月28日(火)
 今日は昨日、上程された議案の勉強日。議案書に細かく目を通す。
 午後、整体に行く。疲れもあって少々腰が痛む。酷くならないうちに大事をとる。
2006・6・6 UP






『 末広亭 入りよし 』

2006・2・21〜28(下席(しもせき))
報じ手 萬 窓

2006(平成18)年2月21日(火)
 下席は末広亭の夜の部に出演。
 偶然だが、私も含め前後3人の噺家が同じグリ−ン系の着物で、一番後に高座に上
がる初音家左橋兄が「一枚の着物を使い回しているようだから」とカバンからもう一
枚着物を出す。
「さすが衣装持ち!」と楽屋一同。「ネタはもちろん、衣装にも気を遣っているんで
す」と左橋兄。
 私は[紀州]を演る。

2006(平成18)年2月22日(水)
 末広亭は昼席に回り、[真田小僧]。
 夜は板橋落語会で、今回から春風亭朝也さんが二つ目に昇進して、入会することに
なった。そのおかげか、立ち見のお客もいる大入りとなる。
 私は[たらちね]。

2006(平成18)年2月23日(木)
 末広亭、[町内の若い衆]。

2006(平成18)年2月24日(金)
 末広亭、[三人無筆]。
 その後、聴きに来てくれた知人2名と新宿で飲む。一人は某ビ−ル会社に勤めてい
るが、私が一杯飲む間に三杯いく。「アルコ−ル飲料の営業職は肝臓が丈夫でないと
務まらない。自社の商品を飲むのも仕事のうちですから」と聞く。
 つまり売り上げを伸ばす手段らしいが、[花見酒]という噺を思い出した。

2006(平成18)年2月25日(土)
 末広亭は昼席へ、[紀州]。
 夜は浦和市民文化センタ−にいただいた仕事で、武蔵浦和で落語会。
 出演は市馬、太神楽の和助、萬窓。[金明竹]を演る。

2006(平成18)年2月26日(日)
 末広亭、[たらちね]。
 最近、各寄席ともお客さんの入りが良い。

2006(平成18)年2月27日(月)
 末広亭、[万病円]。
 帰りに伊勢丹にあるロフトに寄る。台所の戸の滑りが悪いので、レ−ルに貼るテ−
プを買う。

2006(平成18)年2月28日(火)
 末広亭、[三人無筆]。
 トリの雲助師匠より楽日の弁当をいただく。
   
2006・5・24 UP






『 連句を始める 』

2006・2・11〜20(中席(なかせき))
 報じ手 圓 窓

2006(平成18)年2月11日(土)
 # 誘われた連句の会。二上貴夫宗匠の「芭蕉の論、言葉は俳諧から出たものがほ
  とんど。今の俳句をやっているものがそのまま受け入れても無理がある。だから、
  連句をやるべし」の言が気に入った。
   ついでに、俳諧は明治に入って連句と呼ばれるようになり、俳諧の第一句(立
  発句という)が独立して今の俳句と呼ばれるようになった。
   連句を冷ややかに見る目が今の俳句界には多々あるのが悲しい。 やぁ、勉強
  になった。 次回も楽しみ。

2006(平成18)年2月12日(日)
 # 落語っ子連の稽古会。
 # 浦和市民寄席[九品院・蕎麦喰い地蔵]。文落連の連中が聞きにくる。

2006(平成18)年2月13日(月)
 # 啓進塾の金沢文庫校の授業見学。普通の学校より児童に向学心あるのがありあ
  りとわかる。

2006(平成18)年2月14日(火)
 # 池袋第二小へ。児童が学んだ伝統を体育館で披露。落語と藍染。それを見学す。
 # サイトの掲示板に「2月14日は、師匠の放送があります。NHKラジオ第1、
  21時のニュースの後です。待ちに待った師匠の口演です! 今日の日よ、あり
  がとうです。貴重なチョコレートです」とあり。
 # IPOD関連へデータ提供(落語とギターのコラボ)のための打ち合わせ。京
  王線の給田あたりの松木宅へ。その話、GO.
  その帰り、カル友(カルチャー友だち)の無弦さんの運転する車に送ってもらう。
   甲州街道を走っているときだった。
    無弦「師匠の放送、いつでしたっけ?」
    圓窓「今日だよ」
    無弦「え! 何時です?」
    圓窓「夜9時5分」
    無弦「え!」
   無弦さん、慌ててラジオをON。[十徳]。それも8時57分。
   車中で聞くことができた。しかし、自宅にはあたしの落語中に着いたので、た
  だ今してすぐ、ラジオを。
 # サイトの掲示板に「師匠ありがとうございました。久しぶりに落語の中の落語
  を拝聴したようです。早速、広辞苑で『十徳』を引きますと、本来の意味もわか
  り勉強しました。私の記憶では『五徳』というものがあるようですね。北陸だけ
  でしょうか。火鉢の中のやかん受けを言うと思いますが間違いでしょうか。
  また落語の中に火鉢の中のやかん受けをあつかった落語があるでしょうか。あっ
  たら教えていただくと嬉しいです。
   ともかく師匠の落語で勉強しました。ありがとうございました。北陸のホケキ
  ョより」と。
 # 掲示板に返信。「そうなんです。『十徳』は広辞苑には絵入りで載ってます。
  『五徳』子供の頃、拙宅にもありました。『五徳』をテーマにした物はありませ
  ん。が、[道具屋]に「売り物に五徳の足の取れた物」という台詞があると思い
  ます」と。

2006(平成18)年2月16日(木)
 # 八王子の住人のTさんは学友でもある。行政書士が中心となって「ネット時代
  と著作権を考えたい」という研修会を開くので、あたしも参加。
   あたしは講演「著作について」と落語[萩褒め]。
   斉藤講師の講演も聞かせてもらった。「鼻唄や落書きも著作権は発生する」と
  いう例えは面白かった。「それを登録するかどうかはまた別の問題」とか。
  創作落語も作った時点で著作権発生する。「それをそのままにせず、文化庁に登
  録をして著作の意識を高めてみよう。協力しましょう」と誘われる。やってみよ
  うか。
   あたしも有意義でした。 

2006(平成18)年2月17日(金)
 # 巣鴨にある仰高(ぎょうこう)小学校へ落語の授業。校の名前は孔子の論語の
  中の言葉からとったとか。
   校長先生が窓門会の会員。校長室の本棚に紙芝居「寿限無」があった。嬉しい
  やら、恥ずかしいやら。
   4年生のDちゃんの父親が三味線を弾くということで、出囃子として特別参加。
  Dちゃんも太鼓を叩く。ただし、洋太鼓。
   あたしの[ぞろぞろ]の高座のとき、「新浦島」を弾く。ついでに、あとの高
  座へ校長、担任の二人、児童Nちゃんが、出囃子とともに高座へ。児童が手足を
  バタバタやって大喜び。
   校長と「また来年の四年生に」と約束。

2006(平成18)年2月18日(土)
# マリオンへ。朝日名人会[写経猿]。
  楽屋で歌丸さんと会う。「あたしも腰はやられてます」と。

2006(平成18)年2月19日(日)
 # 地蔵堂句会。連日の外出で疲れたので、休む。

006(平成18)年2月20日(月)
 # 第二回、九品院の蕎麦喰い地蔵講。地蔵の前で住職の読経。本堂で、住職の法
  話。そのあと、圓窓[蕎麦喰い地蔵]を口演。
   あと、ソバリエの手打ち蕎麦。膳に出た蕎麦の稲荷寿司で満腹。実はせいろを
  三枚もやっている。花束を二つも貰った。花輪ではない。(笑)
2006・5・15 UP





『 藤沢市役所の落研 150回までやろう 』

2006・2・1〜10(上席(かみせき))
報じ手 吉窓

2006(平成18)年2月1日(水)
 今年もはや、ひと月過ぎてしまった。月日のたつのは早いものだ。
 今日は一日うちにいて、今月27日に池袋演芸場でやる自分の独演会の葉書ダイレクト
メールの宛名書きをする。

2006(平成18)年2月2日(木)
 深川の江戸東京博物館の企画展の切符をもらったので見に行く。
 やっていたのは「山内一豊とその妻」展。今年のNHKの大河ドラマに合わせた企画。
 ちなみに「山内」は「やまのうち」ではなく「やまうち」と読むのが正しいそうだ。
 夜は付き合いの飲み会があって中野まで出かける。

2006(平成18)年2月3日(金)
 夜、新宿末広亭の代演へ。[都々逸親子]をやって「梅にも春」を踊る。
 今日は節分。中入りに豆撒きがあり、あたしも参加する。
 寄席では豆と一緒に芸人の手ぬぐいと寄席の招待券などもまく。
 時間があったらぜひお運び下さい。思わぬ福をもらえるかもしれませんよ。

2006(平成18)年2月4日(土)
 晩酌に、もらったワインをあける。つまみは、これも土産にもらったデンマークのチー
ズ。これがかなり匂いがきつい。
 女房も娘も「くさいっ」と言って手を出さない。「いいよ、いいよ。俺一人で喰うから」
と半分ムキになって口へ運ぶ。
 実はあたしも昔はチーズ類が苦手だったが、最近は結構食えるようになってきた。慣れ
ることですね、こういうものは。

2006(平成18)年2月5日(日)
 昼、池袋演芸場の代演へ。[本膳]をやる。今日も寒い。気温が上がらずかなり冷え込
んでいるが、めげずに、うちから池袋まで自転車で往復する。鼻水が出てしょうがない。

2006(平成18)年2月6日(月)
 夜、両国寄席へ。久しぶりに[三人無筆]をやる。
 好きな噺なのだが、やるといつも25分位あって、通常の寄席の持ち時間ではなかなか
できない。今日は出演者に抜きが一本あるというので、やってみた。

2006(平成18)年2月7日(火)
 藤沢市役所の落語研究会がやっている定例発表会へ。
 現在、正部員は3名、皆あたしより年上で、うち一人はこの春定年退職とのこと。
 今年が145回目で、メンバーから「吉窓さん、150回まではなんとかやりますから、
おつき合いください」といわれる。
 今日も[三人無筆]をやる。

2006(平成18)年2月8日(水)
 夜、住吉踊りの稽古へ行く。
 早めに稽古場へ行くと、若手の二ツ目クラスが数人、指導を受けている。
 今夏の浅草演芸ホール興業のプログラムもほぼ決まったし、どんどん若手も組み込んで
いくから頑張ってね。まだ半年あるからね。

2006(平成18)年2月9日(木)
 新宿末広亭昼の部の代演へ。[山号寺号]をやる。
 楽屋はそうでもないが、高座へ上がるとモァーッとする。暖房の効きすぎだね。
 そのせいか一番前の客がいびきかきながら寝ている。気になってしょうがない。寝るの
はかまわないけど、いびきは勘弁してよ。

2006(平成18)年2月10日(金)
 今日は女房と映画を見に新宿へ。
 ジョディフォスター主演のサスペンス「フライトプラン」を見る。
 飛んでる飛行機という密室の中で行方不明になった6歳の娘を母親役のジョディフォス
ターがさがすという粗筋。なかなか面白かった。
2006・5・17 UP





『 半世紀前の落研の人 』

2006・1・21〜31(三之席(さんのせき))
 報じ手 圓 窓

2006(平成18)年1月21日(土)雪。69,6キロ。
 # 高崎の箕郷町の文化会館で新春演芸会。
   出演は、小円歌、窓輝、圓窓、モダンカンカン、のいるこいる、牧伸二。
   寄席でいう膝替わりが小円歌。小円歌が高座で踊る前に三味線をとりにきた窓
  輝をつかまえて、「実は圓窓師匠の倅さんなんです。あの師匠にこんないい男が
  生まれるなんて」の一言に小生が高座に飛び出す、会場は大爆笑。
   窓門会のKさんが楽屋見舞いに。
   それともう一人。茂木さん。なんと、あたしが二つ目の頃、教えに行ったこと
  のある関東学院大の落研の一人。今、玉村神社の禰宜とのこと。
   その玉村神社(重文)とは、調べたところ、なかなか由緒がある。
  「建久6年(1195)、源頼朝が鎌倉鶴岡八幡宮を勧請して創建したものとい
  う。このため武神として崇められ、近世には厩橋城主の崇敬を受けて、酒井忠次
  ・酒井忠清らの社殿修営が伝えられている。
   古社のたたずまいを見せる境内には、拝殿・随身門・本殿などがあり、三間社
  流造、銅板葺の本殿が重文になっている。所在地:群馬県佐波郡玉村町下新田」
  一度、うかがわなくっちゃ。
   ついでに、町の由来。箕郷町は箕輪町(なりなんとかの箕輪城がある。武田に
  滅ぼされた)といっていたが、昭和20年に隣の車郷と合併して、箕郷町となっ
  た。23日には高崎市と統合するとか。この町としては最後の会だという。高座
  で「高崎市でよかったよ、ライブドアーに買収されてなくて」と。
   それと、今回の高崎市との統合は他の地もあって、全国で初めての飛び地(高
  崎市と接してなくて、他の地を挟んでいる)との統合もあるんだそうで。

2006(平成18)年1月22日(日)
 # 疲れた。熟睡。

2006(平成18)年1月23日(月)晴れ。風あり冷たし。
 # 銀行へ。
 # 堀江貴文、他3人逮捕される。

2006(平成18)年1月24日(火)晴れ。風あり冷たし。
 # 和のメソッド。大塚のマスミギャラリー。[からくり料理][十徳]。打上げ、
  スナック・純子。

2006(平成18)年1月25日(水)晴れ。風あり冷たし。
 # 自転車で久しぶり、床屋へ。
 # 隣町の蕎麦屋の一久へ行こうとしたが、休憩中。
   あきらめてぺタルをこいでいると、目についたのが、「大村庵」という蕎麦の
  看板。まさしく蕎麦屋。ほかにも蕎麦屋が目に入ったが、
   飛び込むとまず目に付いたのが、「関東睦」のビラ。ああ、この大将は神輿担
  ぎだな。とろろそばを注文して、また、しばらくビラを見入った。
  「お待ちどうさま」。きた盆を見て驚いた。飯、冷奴がついているではないか。
  献立をよく見るんだった。なるほど、メニューは賑やかで、鰻まである。腹も減
  っていたので、その二品は平らげたが……。
   蕎麦は蒸篭ではなく、乗り物の駕籠ごしらえの器で、屋根が蓋になっているの
  だ。蕎麦は細かったが、うどんの味。勘定は740円だったかな。
   外へでると、出前の自転車が三台も並んでいた。OH! はやっているな、こ
  の店は。
 # 本田皮膚科。頭の皮の痛みと足の水虫を診てもらう。
   患部をいじってて、先生にはうつらないのですか、と聞く。「それは黴は手に
  つきますが、洗えば落ちます。指に傷口があれば、そこから体内にはいりますけ
  ど」と。
   田中角栄さんも水虫だったとか、小生言うと、「あの人は逓信病院の医師が主
  治医。あたしも逓信病院にいましてね」と。
 # 夜中、寝ながら日大のレポートの採点。

2006(平成18)年1月26日(木)69,8キロ。晴れ。
 # 夕方まで寝る。頭の皮の痛さはまだある。
 # 昨日のはいとりがみ句会は休んで投句。夜中にYさんより、「選句の結果、よ
  かったですよ」とメールがくる。
 # 日大の子から遅れたレポートが郵送されてきた。「お願いします」の一文もな
  い。メールでその件を言う。反応あるのだろうか?
 # 湯船の底に腰掛を置いて座って入るといいことに気が付いた。あと、採点をや
  ってみた。楽。

2006(平成18)年1月27日(金)69,8キロ。晴れ。
 # 在宅。寝る。

2006(平成18)年1月28日(土)69,2キロ。晴れ。
 # 地蔵堂句会。
 # 日大、採点。
 # レポートを郵送しますというメールをしてきた学生が2人。届いたが、「お願
  いします」が一言もない。忠告のメールを出す。

2006(平成18)年1月29日(土)69,8キロ。晴れ。
 # 車で雑用。
   まず、紙芝居を委託しにマスイへ。ついでに備前焼の展示会を見る。窯元、太
  田氏。
 # 多慶屋へ封筒を買いに。買ったはいいが、車カバンをわすれたので、重いの何
  のって。腰を痛める。
 # 丸さんのところへ封筒の印刷を頼みに自転車で。

2006(平成18)年1月30日(日)69,8キロ。晴れ。
 #「仏教カリキュラム・2月号」を読んだという人から紙芝居「寿限無」の注文。
早速、出す。

2006(平成18)年1月31日(月)小雨。
 # 日大の採点の清書。疲れた。
2006・5・6 UP





『 風呂屋で一席 』

2006・1・11〜20(二之席(にのせき))
報じ手 窓 輝

2006(平成17)年1月11日(水)
 本年、初そうじ&洗濯。たまった十日分に半日費やす。
2005(平成17)年8月12日(木)
 横浜にぎわい座に出演。
 藤沢の友達が来てくれた。手ぬぐいを渡す。

2006(平成17)年1月13日(金)
 草野球。
 3月より三鷹のリーグ戦に参戦決定。今年はより真剣に。

2006(平成17)年1月14日(土)
 末広亭の深夜寄席。
 ネタは[阿武松]。雨の中、百名以上のお客様。ありがとうございました。

2006(平成17)年1月15日(日)
 初カラオケ。
 笑生さんと。二人会の打ち合わせだったんだけど……。

2006(平成17)年1月16日(月)
 中学時代の恩師から電話。来週の二人会に来ていただけることに。
 お久しぶりです、浅野先生。

2006(平成17)年1月17日(火)
 草野球。
 不ぞろいだったユニフォームを統一し新調するためにカタログ集め。

2006(平成17)年1月18日(水)
 先月の電気代、一万円也。
 おそらく今月も……。エアコン止め。

2006(平成17)年1月19日(木)
 港区健康入浴推進イベント。
 竹の湯にて、保健師の先生のお話の後に一席。健康にこじつけて[転失気]。
 漫談と紙芝居「寿限無」のプレゼント。

2006(平成17)年1月20日(金)
 同じく今日は万才湯。
 生まれて初めて女湯に入って着替える。(会場が女湯だったためで、頼んだわけではあ
りません)
 出し物はこじつけて[幇間腹]。
2006・5・6 UP





『 成人式後 大三元を上ったことがある 』

2006・1・1〜10(初席(はつせき))
報じ手 萬 窓

2006(平成18)年1月1日(日)
 11時30分に浅草東洋館出演の後、師匠宅へ年頭の挨拶に行く。
 師匠と窓輝は仕事に出かけるところで、玄関先で挨拶を済ませる。
 その後、兄弟子2人とおかみさん手製のおせち料理で酒をいただく。

2006(平成18)年1月2日(月)
 東洋館へ。
 初席は顔見世興行のため出演者の数が多く、一人の持ち時間は7分程。[乗り物あ
れこれ]という漫談を演る。
 夜は両国寄席へ。[かつぎや]を短めに。

2006(平成18)年1月3日(火)
 東洋館、[乗り物あれこれ]。客席は三が日の中では一番の大入りで、立ち見も30
人程。その後、黒門亭へ。こちらも大入りで[妾馬]を演る。

2006(平成18)年1月4日(水)
 東洋館で[乗り物あれこれ]。今日も立ち見が出る入り。

2006(平成18)年1月5日(木)
 東洋館で[乗り物あれこれ]。今日より仕事始めのせいか7割の入り。
 夜、両国寄席へ。[子ほめ]。

2006(平成18)年1月6日(金)
 9日の成人の日に因んで、今日と明日の黒門亭は、今年で芸暦20年の者が出演。
 私の他は扇冶、文左衛門、漫才の笑組。[ミイラ取り]を演る。

2006(平成18)年1月7日(土)
 今日の黒門亭は、文左衛門と[文七元結]をリレ−で。
 私は前半の担当で、左官の長兵衛が吉原を出て吾妻橋を渡る前まで。高座前に打ち
合わせをする約束をしたが、文左衛門が来ない。昨日より開演が1時間早いことを忘
れていたよう。
 リレ−落語では、登場人物や店の名、金額などを合わせておかなければならない。
 私がマクラを喋っているときに到着し、袖で噺を聴いていたそうだ。やれやれ。
 終演後、笑組のかずおさんに誘われて、浅草の小料理屋へ。
 ここは漫才の内海桂子師匠のお孫さんがやっているお店。笑組の2人は亡くなった
好江師匠のお弟子。寄せ鍋が美味しかった。

2006(平成18)年1月8日(日)
 家でのんびり過ごす。今日より大相撲初場所で、新大関琴欧州は敗れる。いずれ三
役以上は、皆外国人になるだろう。

2006(平成18)年1月9日(月)
 今日は成人の日。
 私は22年前の出来事を思い出す。成人式の後、麻雀で役満の『大三元』をあがっ
たのが思い出がある。

2006(平成18)年1月10日(火)
 小唄の初稽古。師匠からお年賀をいただき、その後、[四条の橋から]を稽古。
  
2006・5・?? UP



窓門リレー旬報 旧(平成12年02月01日〜12月20日)ファイルへ
窓門リレー旬報 旧(平成13年01月01日〜12月31日)ファイルへ
窓門リレー旬報 旧(平成14年01月01日〜12月31日)ファイルへ
窓門リレー旬報 旧(平成15年01月01日〜12月31日)ファイルへ
窓門リレー旬報 旧(平成16年01月01日〜12月31日)ファイルへ
窓門リレー旬報 旧(平成17年01月01日〜12月31日)ファイルへ