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単発の落語会

五百席達成記念落語会/萬窓 真打昇進披露/ 落語とオペラの怪しい関係/第二回 蕎麦喰い地蔵講

窓樹改め萬窓 真打昇進披露 札幌落語会 

  平成14年1月25日(金)
午後6時30分開演
札幌教育文化会館小ホール


− 降り出した雪の中の熱気 − 文 恩師


 円窓師匠、萬窓師匠。
 昨日はしばれる寒さ中、札幌での二人会お疲れ様でした。
 無銭さん。
 二人会の企画・準備・当日の運営・打ち上げ幹事など本当にご苦労様でした。


 無銭さんに「舞台裏での進行を手伝って」と言われ、「5時には行きます」と言っ
たものの、夕方から気温がどんどん低下し、道路はスケ−トリンク状態でツルツル。
通常だと車で職場から30分もあれば行ける距離が1時間もかかって、30分遅れで
到着。
 両師匠もすでに楽屋入りしていて舞台の準備も済んでました(申し訳ない)。
 開場時刻の6時には受付前に長蛇の列ができ、開演時の6時半にはすでに会場の3
50席がほぼ満席状態。
 真打ち披露口上の後、萬窓師[かつぎ屋]、円窓師[桶屋裁き]、中入り後に円窓
師〔銭たれ馬〕、トリに萬窓師〔二番煎じ〕と4席の噺でした。


 札幌でも時々、落語会が開かれますが、この10年余り、会場が満席になった落語
会は経験ありません。
 なじみある円窓師が出演されただけでなく、萬窓師の真打ち披露を兼ねていたこと
が客を呼んだのだと思います。


 私は舞台裏で鑑賞したましたが、[銭たれ馬]と[二番煎じ]では可笑しくて我慢
できず、ついに声を出して笑ってしまいました(客席に聞こえなかったかな)。
 棒茄子さんも仕事前に駆けつけ、舞台裏で中入り前まで観ておられました。
 でも、さらにびっくりしたのが、Tさん。出張先の東北地方から海を渡って駆け付
けたことです。「札幌へはどう行けばよいか」との問い合わせがあったのは知ってま
したが・・・脱帽です。
 同時に、若きチャ−ミングな女性であったのには、もっとびっくりしました。
 昨年末の無弦さんのホアイトコンサ−トで、東京から”ビアンさん”が来ると聞い
て、色っぽい女性を想像したのですが、初めてお会いしましたら、なんと想像とはか
け離れた男性だった、ということもあったので・・・。


− オフサイドへ 顔出しができた − 文 圓窓


 ご厚情溢れた報告、ありがとうございます。
 お世話くださって、感謝、感謝です。
 あの会館は10何年振りかになります。
 棒茄子さんの店(オフサイド)へも顔を出せたし、楽しかったです。
 一年ほど前にオープンしたバーですが、あたしは札幌への縁がなく、やっと念願叶
って顔を出せたということになります。
 祝儀をポケットに忍ばせて、店へ入りましたよ、、、、。
 やはり、いた。棒茄子さんだ、、、、。
 祝儀を渡すときに棒茄子さんと掛け合い。
「あたしが札幌へ行く頃には、店はつぶれていると思ってたんだが、、、、」
「すいません」(笑)
「そうなっていたら、この祝儀も他で有意義に使えたのに、、、」
「すいません」(笑)


− 師匠の踊り フォーカスしちゃった − 文 無銭


 14年1月25日の札幌教育文化会館小ホールでの”窓樹改め三遊亭萬窓真打昇進
披露落語会”。
 サブタイトルが〔三遊亭圓窓・萬窓二人会〕は、大入り満員の大盛況の中、無事に
終了致しました。
 25日、午前中は晴れていましたが、昼過ぎから大雪となり、道路がツルツルとな
って足元が危なくなり、客足も心配されたのですが、予想を超える入りでした。
 360人定員のところ、ほんの数席を残すだけでした。
 これも一重に皆々様のお力添えのおかげです、
 心から 感謝申し上げます。


 圓窓師匠へ。
 昼の北広島、そして夜の札幌。さらに打ち上げと、お疲れになったことと思います。
 最後までお付き合い戴き、誠に有り難うございます。
 踊り〔深川〕までご披露戴き、お客様は大満足でお帰りになりました。
 実は「口上だけなら」と念を押していましたのに、愚妻がフラッシュ付きで写真を
撮り、他のお客様の誘い水となりまして、申し訳ありません。
 怪我の功名で〔深川〕の写真撮れましたので、それで帳消しにして戴ければ幸いで
す。
 写真は後ほどお送りします。


 萬窓師匠へ。
 後ろ幕お貸し戴き、有り難うございました。
 高座が引き締まり、真打ち昇進披露にふさわしい雰囲気になりました。
 一昨年のお約束が果たせて、ほっとしています。
 出来れば、一門総出の口上としたかったのですが、なにぶんにも力と金が及ばず、
お二人だけとなりました、
 そのことだけが心残りです。


 棒茄子さんへ。
 落語会の準備について色々とアドバイス戴き、有り難うございます。
 お陰様で、立派な高座を作り上げることが出来ました。感謝申し上げます。
 また、打ち上げ後のオフ会も、有り難うございました。
 我々がいたがために、折角、見えたお客を追い返してまで、お付き合い戴きまして
済みません。
 この分は、他の人からガッポと取ってください。(笑)


 恩師さんへ。
 前売り券の販売やら、進行係やら、さらには荷物の運搬まで色々と有り難うござい
ました。
 恩師さんの売った券は全員聞きに来ていました。
 熱心なお客さんというか、買ったからは損はしたくないと言うか(笑)
 良いお客さんをつかまえておいでですね。
 これからもお付き合いの程を。


− 落語会のウィンドウズに −  文 棒茄子


 圓窓師匠、お疲れ様でございました。
 また、会の運営をされた無銭さんや、そのお仲間の方々に敬意を表します。
 札幌で多くの会に拘わってきた身にとって、あのように満席の状態を見るのは感無
量です。
 小さなバーの経営者なもんで、給料日の金曜とあって、泣く泣く中入りと同時に会
場を後にしました。
 ウチのお客様にもチケットを購入されていた方がいたのですが、その中の一人が
「急の仕事が入り行けなかった」と……、店で飲みながら話を聞いていると、そこに
タイミング良く圓窓師匠が登場!
 彼は師匠と直接会話は出来なかったようですが、悦んでお帰りになりました。


 萬窓師匠。
 口上での「あたしの名は萬の窓ですから、落語界の Windowsになります」には袖
でニヤッ! っとしてしまいました。
 どうか「落語界の Macintosh」とならぬよう、精進くださいまし。


− 初めて生の落語を聞く人も −   文 恩師


 あのときフラッシュたいたのは無銭さんの賢妻でしたか!
 写真撮影したのはたぶん身内でないかなと思ってましたが・・・デジカメですよね。
 ならば私にも添付で送って下さいましな。


 今日、職場で落語会に来られた方々に感想を求めたところ、とても満足とのこと。
 私関係の客の半分は初めて生で落語を聞く方ばかり。
 萬窓師匠の勢いのある口調。円窓師匠の間の取り方、さすが芸人と関心してました。


− 降り出した雪の中の熱気 −  文 くぼた


 師匠、在札の方々、皆様それぞれ充実した日を過ごされましたようで、ご報告を楽
しく読ませていただきました。
 札幌は我が地盤だから、行きたいのはやまやまなれど、行くに行けず、歯軋りして

地団駄踏んでいたのですから。
 きっと、同郷のあきらさんもそうだろうと思います。(泣笑)
2002・3・10 UP